2019年04月15日

仲道郁代 ピアノ・リサイタル @兵庫県立芸術文化センター(2019年4月12日)

4月12日 兵庫 芸術文化センターで仲道郁代さんのピアノリサイタル「悲哀の力」が開催されました。

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プログラム
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
ブラームス:8つのピアノ小品 op.76
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番 D958
アンコール
ショパン:ノクターン 第20番<遺作>
エルガー:愛の挨拶


西宮市にある兵庫県立芸術文化センターは震災復興のシンボルとして建てられた施設、仲道さんは何度もこのホールで演奏されておられます。今回のプログラム「悲哀の力」はこのホールにふさわしい、と決められたそうです。ベートヴェン、ブラームス、シューベルトは悲哀の先にある光を見つめていた、というお話しを聞かせていただきました。ブラームスの「8つのピアノ小品 op.76」の最後の曲は「悲哀の力」にそぐわないので、「6つのピアノ小品op.118 第2曲」(聞き間違えていたら申し訳ありません)に特別に変更して演奏されました。ブラームスのピアノ小品を聞くのは初めてでしたが、最後の旋律が耳に残りました。シューベルトの「ソナタ19番」はベートヴェンの「悲愴」を意識した作品で、とてもよく似ているパートがあると解説がありました。「シューベルトはベートヴェンでもなく、モーツアルトでもなく、突き抜けた世界感を持たなければ弾けないイメージがあり避けていたけれど、これからも弾き続ける勇気を今日いただきました」、と仲道さんが言われました。寒い中、暗い中来ていただいて、ありがとうございます、とアンコールの2曲目にエルガーの「愛の挨拶」を弾いてくださいました。仲道さんのコンサートの帰りはいつも、心穏やか、優しい気持ちになります。ありがとうございました。
ラベル:音楽
posted by jirokayo at 12:29| Comment(0) | コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする