スリランカの民家をイメージした2階建て建物が見え、その向こう側に展示場と象の寝室が細長い形であります。
見えてきたのはワルダーさん。
スリランカの民家風建物の2階から見たゾウの放飼場、側面から見下げるようになります。
4頭のゾウの紹介です。
ワルダー(1971年生 メス)、1973年1月19日来園
アヌラ (2001年10月20日生 メス) スリランカ出身 2007年7月28日に来園
コサラ (2004年5月11日生 オス)スリランカ出身、アヌラと一緒に来園
サクラ (2013年1月29日生 メス)東山動植物園で誕生
ワルダーさん(49歳)
手前の放飼場でひとりでいました。柵越しにアヌラ、サクラと触れ合っています。
アヌラ(19歳)、サクラ(7歳)
広い放飼場に親子ふたりでいました。とても良く似ています。
サクラちゃんが遊んでいて、だんだん興奮してきて、アヌラさんが寄り添っているように見えました。ワルダーさんも走っていました。
アヌラが走りだすとサクラもついていきました。枝を持って戻ってきたアヌラはワルダーさんに枝をおすそ分けしていました。
コサラ(16歳)
アヌラとサクラの放飼場の奥にいて、お客さんからは遠いです。
アヌラとサクラと三頭で同居する時があるそうです。
お昼前に3頭がお部屋に入りました。あわてて中に見にいきました。
ゾウ舎の中は設備が整っています。広い通路、飲み水。。立派だなと感心します。
かけたロープの上に足を載せさせて、爪のお手入れをしています。おやつをあげる人、お手入れする人と2人の飼育員さんがケアされていました。
爪のお手入れが終わると、外にでてごはんを食べていました。複数個所に草が置かれています。
サクラ
もうすぐ8歳になるサクラちゃん、成長しています。
クマを見に行って戻ると、サクラちゃんが飼育員さんと歩いていました。号令を聞いて動いていました。その間部屋の中にいる飼育員さんがアヌラさんを引き付けていました。そしてアヌラも号令を聞き動きました。
アヌラ
ワルダーさんにもサクラにも優しく、賢いお母さんです。
ゾウのトレーニングの説明がありました。
これは良いと思いました。トレーニングの意味が良く分かります。
ワルダーさん
夕ごはん、ワルダーさんはお茶目爆発。お鼻を何度も上げて、枝を頭の上に載せていました。
もうすぐ50歳のワルダーさん、性格が可愛い。アヌラさんもサクラもそんなワルダーさんが好きなんだと思いました。
ワルダーさんのお茶目ぶり、後ろのサクラちゃんが映っています。
東山動物園のアジアゾウの歴史やスリランカのゾウについて紹介するコーナーがあります。
2D、3Dを組み合わせて展示しています。うまいな〜と思いました。
4頭の体重が書かれています。体重計は展示場のワルダーさんの近くにありました。
飼育員さんのお仕事内容が紹介されていて、ゾウの飼育を理解することに繋がります。
ゾウはいつやってきたの? こちらの展示は見ませんでした。戦時中に殺処分せずにゾウを守ったこと、サクラちゃんを日本人スタッフだけで出産させたこと、東山動物園への尊敬の念はつきません。立派なゾウ舎に負けない志を持たれて、ゾウの飼育をされているのだと思いました。またぜひ行かせていただきたいです。ありがとうございました。