
14時すぎの入園口です。チケットの自動販売機はシャッターで閉じられていました。
鳥インフルエンザ対策のためにマットを踏んで入場。入ってすぐに手消毒用のアルコールが置いてあります。

入って正面の生垣にパンダが描かれています。王子動物園のシンボル、フラミンゴも一緒です。水の中には魚がいました。

すぐ左側には本物のフラミンゴがたくさんいます。鳥インフルエンザ対策で柵に細かい網が設置されました。

ズームにすると網がわからなくなりました。ベニイロフラミンゴ、ヨーロッパフラミンゴの2種類がいます。

フラミンゴの北側に広場があり、少し桜の花が咲いていました。奥に動物が描かれた碑があります。

菊のお花が供えてありました。3月21日はお彼岸の中日でもあります。隣に最近亡くなったカピバラのソウくんの献花置き場がありました。手を合わさせていただきました。

広場から西側に歩くと「ふれあい広場」があります。鳥インフルエンザ対策のため2月1日〜3月14日までふれあい広場は閉鎖されていました。

ゲートをくぐると可愛い案内があり、動物たちがおうちに帰る時間、うさぎとモルモットのふれあえる時間(土日祝はなし)がわかります。

癒しの空間が広がっています。カピバラさんが2頭見えました。

お湯につかっています。先日なくなったソウくんの兄弟です。

モルモットのおうち。イースターエッグがあります。

白いヤギさんたち。奥のほうにいました。

ヒツジさんも奥にいました。一頭が外にでていました。

ラマは現在3頭います。

神戸文学館が隣にあります。知りませんでしたが、ここから行けるようです。

上から見たふれあい広場
ふれあい広場から北側に上ると、カワウソ、レッサーパンダ、コアラのエリアになります。カワウソののシシマルくんは今療養中のため外にでていません。

レッサーパンダのジャズ。王子動物園生まれです。
レッサーパンダは北園にも放飼場があり、そちらに2頭、ガイヤ(ジャズの父)とノハナちゃんがいます。

4頭のコアラがいます。

みな同じ部屋にいます。

みんなこのように丸くなって寝ていました。
-------------------------------------------------------------------------

ふれあい広場の東側にある鳥のエリアです。ゲージ前に消毒剤が散布され、その手前にコーンが立てられています。

2月1日に園内で死亡カラス1羽から鳥インフルエンザの簡易検査で陽性が判明して、2月2日(木)から2月12日(日)まで臨時閉園になりました。園内の飼育鳥の健康状態の経過観察を続け、飼育鳥の一層の感染防止対策を行って、2月13日(月)に再開園しました。が、その日に北園に近いエリアでカラスがまた一羽亡くなっているのが発見され、翌日からまた閉園になりました。そして2月17日(金)から再開園されました。園内の飼育鳥への感染はありませんでした。

ニジキジ、きじまるくん、天王寺動物園から来園しました。

ニジキジ、雌のタイムです。

タンチョウ、ツルタロウくん。

マナズルです。柵に細かい網がはってありました。
-------------------------------------------------------------------------
そして北側に向かってホッキョクグマ舎にいきました。

上から見たミユキさんです。

ホッキョクグマ舎からアシカ池が見えました。アシカに夕ごはんをあげていて賑わっていました。
カリフォルニアアシカは昨年6月に2頭の女の子が生まれました。離乳が完了したということで、先日投票で名前が決まりました。

体が大きなカイト、スミレ、ふたりの仔ニコが並んでいます。水に入っているのがココナッツ。コナツ(写真無)とカイトの仔です。

西側から北園に上っていくとキリン舎が見えます。今キリンは4頭いて、マリンと仔のマリーが外にでていました。

シタツンガも今4頭います。

チャップマンシマウマ、2頭います。

カンガルーはもうひとつ放飼場があり、たくさんいます。
-------------------------------------------------------------------------

動物科学資料館の屋上庭園から北側に「旧ハンター邸」と「かば舎」が並んで見えます。

旧ハンター邸は1963年に北野町から王子動物園に移築され、国の重要文化財として講じられています。異人館が動物園の中にあるのが不思議なのですが、映画の撮影も行われています。旧ハンター邸の詳細

旧ハンター邸の公開期間

カバ舎前の桜も少し咲いていました。

カバ舎の中、夕方お部屋にもどってごはんを食べている、出目男さんです。
-------------------------------------------------------------------------

動物科学資料館に行きました。動物に関する展示が工夫されていて楽しく学べるところです。

「美しきハンターたち」のそれぞれの紹介がおもしろくて興味深いです。

特別展「ジャイアントパンダは今。。」が開催中です。

奥に図書館があり、王子動物園の昔がわかる本のコーナーもあります。

フンボルトペンギンは科学資料館の中からよく見えます。

ペンギン前は椅子があり居心地よく過ごせます。

2023年の動物たちへの年賀状が展示されています。大好きな動物たちの健康と幸せを願って、ファンの方が送られたものです。

手描きの絵、写真で思いがこもった年賀状が並んでいます。
-------------------------------------------------------------------------

円形猛獣舎も大人気です。アムールトラ、アムールヒョウ、ユキヒョウ、ジャガーが居ます。ライオンは昨年暮れに亡くなり、現在準備中です。

アムールヒョウのショウヘイ。午前中は雌のレーニャ、午後は雄のショウヘイくんがでています。

ユキヒョウのユッコ。2月の臨時休園中に雄のフブキが多摩動物園に移動になりましたが、繁殖の取組が終わると戻ってくるそうです。
-------------------------------------------------------------------------

入園口正面のパンダ坂の東側のゾウの運動場です。桜の花がちらっと見えます。手前にいるのが雌のズゼ、柵の向こうにいるのが雄のマックです。

ゾウの運動場は入園口からすぐのところにあります。ズゼの後ろに動物園の看板が見えています。2年前に桜の木を2本切ったので、よく見えるようになりました。

雄ゾウのマックです。小雨の降る天気は運動場が濡れていて、アジアゾウには好ましいようで、マックもズゼも機嫌が良かったです。得にマックのこのポーズ、丸太に前足をのせているのですが、初めてみました。マックは日本で最大級のアジアゾウで、足が長くてカッコよいゾウさんです。

湿った運動場が気持ち良いのか、お尻が痒いのか、何度も座っていました。ほぼ毎日ゾウさんを見に王子に行っていますが、こんなマックはあまり見たことがありません。

ズゼがお鼻を上げているところ、笑っているように見えて可愛いです。
14時半からゾウのトレーニングがあります。。先にマックが寝室で、その後ズゼが運動場で行います。雨が降っている時はズゼも寝室で行います。ズゼのトレーニングの動画
-------------------------------------------------------------------------

王子動物園の72周年記念日に青空は見えませんでしたが、動物達には過ごしやすかったかもしれません。鳥インフルエンザの驚異で一時はどうなることかと思いましたが、無事に72回目の開園記念日が迎えられて、本当に良かったです。写真を掲載していませんが、猫長屋、類人猿舎、クマの寝室、太陽舎と園内をほぼ周りました。

神戸のサクラ標本木は王子動物園にありますが、今年からパンダ舎の側の木に変わりました。

パンダのタンタンは療養中のため現在は観覧できませんが、休園日にタンタンは外にでているそうです。標本木が桜の花でおおわれた時、タンタンにもぜひ見てもらいたいです。

王子動物園は桜の名所で桜の時期は大勢のお客さんで賑わいます。その日がもうそこまで来ているような、入場口にある写真です。
恒例の「夜桜通り抜け」はコロナで中止されていたのですが、昨年から復活しました。今年は4月2日〜4月4日の3日間の開催です。
王子動物園はクラウドファンディング(ふるさと納税)を今月末 3月31日まで行っています。
動物たちに元気に過ごしてほしい! 王子動物園はこれからも「身近な動物園」であり続けます。
今現行の施設の整備のために使われます。昨年末に目標額に達成しましたが、その後も支援は続いています。王子動物園のサポーターとして、とても嬉しいことです。これからも愛される動物園であり続けることを願わずにいられません。王子公園再整備、王子動物園のリニューアルが動物たちにも、人にも幸せをもたらすことを心から祈っています。
王子動物園公式サイト
神戸市灘区王子町3-1
TEL : 078-861-5624