2014年04月30日

水辺のアルカディア ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ神話の世界、島根県立美術館

「水辺のアルカディア ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ神話の世界」を観に島根県立美術館を訪れた。夫の趣味「黒田官兵衛ゆかりの地めぐり」に山陰地方に行ったおかげで、松江の美術館に寄ることができた。(夫ブログ関連記事)

島根県立美術館は宍道湖の辺にあることを生かした建物で、外の風景が見渡せるように広いロビーはガラスで覆われている。閉館時間は日没から30分後、休館日は火曜日で一般的な美術館と異なる。設立から15年記念、このシャバンヌ展がこの美術館で開催される意味がよくわかった。
島根県立美術館のサイト

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シャバンヌは19世紀を代表するフランスの壁画家で、日本近代洋画の確立に大きく影響した。倉敷の大原美術館にシャバンヌの作品が所蔵され、当時の雑誌「白樺」で紹介されている。
立体感や遠近感、陰影を抑えた平面的で装飾的な処理、中間色を多用したフレスコ画的色調が特徴。

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リヨン美術館階段の壁画、1884年
左 「古代の風景」
中央「諸芸術とミューズたちの集う聖なる森」
右 「キリスト教の霊感」

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展示会の「芸術とミューズたちの集う聖なる森」、1884-89年 (部分)
シカゴ美術館から同じ構図ものがきている。リヨン美術館と少し彩色が違うように見える。

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パリのパンテオンに描かれている壁画。1877年製作
上段 「聖人のフリーズ」
下段 パリの守護聖人「聖ジュヌヴィエーヴの幼少期」
展示会にはシカゴ美術館から同じ構図の「聖人のフリーズ」

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瞑想 (Le Recueillement)
1867年, 104.0x56.0cm 個人蔵
新古典主義に近い作品、クロード・ヴィニョン夫人のための壁画の習作と考えられる。

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気球 (Le Ballon)
1870年頃、46.3x31cm カルナヴァレ美術館、パリ
1870年-1871年、プロセインが行ったパリ包囲へのフランス側の抵抗に触発された絵
ラベル:美術
posted by jirokayo at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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