2014年11月28日

ハンガリー、ブダペスト国立美術館

ハンガリー旅行を決める前にブックオフで見つけた「La muse ブダペスト国立美術館」、1993年の発売の美術雑誌。中を見て驚いた。ゴヤとドニの絵が美しい!10年前にブダペスト国立美術館を訪れているが、まったく見覚えがないし、雑誌でも見たことがない。現地で小さなガイドブックを買ったと思うが、今手元になくてわからない。まぁ、無理もない。10年前は時間がなくて美術館を走るように回って、夫の好きなエル・グレコの絵を探した。

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2014年10月末から2015年2月中旬までブダペスト国立美術館は、「レンブラントとオランダ絵画の黄金時代」を開催している。私達が行った11月6日(木)、特別展は驚くような人が来ていた。プダペストでもこれだけオランダ絵画が人気があるのだと感心した。フェルメールの絵もルーブル美術館、シュテーデル美術館などから4点出品されているが、フェルメールの絵の前に人は居なかった。

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常設展はフォトチケットを購入すれば写真が撮れる。が、中欧のフォトチケットシステムをすっかり忘れていて、チケット売り場までの道のりが長く飽きらめることにした。
絵はLa muze からです。

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ブリューゲル(父)
洗礼者ヨハネの説教
1566年、95x160.5cm
1912年に美術館は16世紀のフランドルの巨匠、ブリューゲルの絵の寄贈を受けた。

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エル・グレコ
オリーブの園での祈り
1610〜14年、170x112.5cm

グレコは良い作品が何点ある。グレコ好きの夫はうれしそうだった。

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ゴヤ
水汲み少女
1810年、68x50.5cm
マドリードの宮廷画家として活躍した後、市井の人々の生活を描いた傑作を数多く残している。
この作品は労働者のたくましい生命力を讃えている。

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ドニ
母の喜び
1895年、81x65cm
芸術は精神の創造物である、という理念を貫き人間の内面を表現する絵画を追及したドニ。
25歳の時のこの作品は豊かな母性に溢れている。

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マネ
ジャンヌ・デュヴァルの肖像
1853年、90x113cm
詩人ボードレールの愛人、創作の源になった女性。「黒い悪女」と言われた女性をマネは荒々しく冷ややかな魅力を描いている。

ブダペスト国立美術館
Budapest, Dózsa György út 41, 1146 Hungary
公式サイト
ラベル:ハンガリー 美術
posted by jirokayo at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ハンガリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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