小説「沈黙」、(夫は読んだことがあるそうです)
番組は遠藤周作の生い立ち、沈黙の執筆前の2年の闘病生活、長崎への取材、そして「沈黙」の内容をノートルダム清心女子大学の山根道公教授と山田誠浩氏が解説しています。抜粋した沈黙を文字とナレーションで語っていて、背景の長崎外海の風景がとても心に残りました。
信仰と人間の生き方を描いた「沈黙」、私にはとても興味深いです。本を読むのが難しいので、映画を観ようかと思ったのですが、踏み絵を踏んでしまう人間の心の弱さ、拷問や殉教の場面を見る勇気がありませんでした。この番組で筆者が作品に込めたかった思いがわかり、感動しました。再放送があって良かったです。

マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」のシーン
下記のリンクに番組の全容が記載されています。
http://o.x0.com/m/465517