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大阪城と仏ブルターニュ大公城、友好結ぶ 交流150年
朝日新聞(2017年4月11日14時26分)
大阪城(大阪市中央区)とフランス西部・ナント市のブルターニュ大公城が「友好城郭提携」を結んだ。大阪市の吉村洋文市長と、ナント市側の国際交流担当の地方議員が11日、大阪城で調印した。
市所有の歴史博物館、大阪城天守閣によると、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜と当時の幕府を支持したとされるフランス公使レオン・ロッシュが大阪城で会談して今年で150年。ナント市にある施設に両者の会談の史料が一括して残されていることもわかり、提携することになったという。

ブルターニュ大公城は、1598年、フランス国王のアンリ4世が、プロテスタントにカトリック教徒と同等の権利を認めた「ナントの勅令」を発布した城として世界的に知られる。
大阪城が友好城郭提携を結ぶのは、長野県上田市の上田城、オーストリア・グラーツ市のエッゲンベルグ城に続き3例目。
ラベル:フランス