今日、11月10日は
マルティン・ルター(1483-1546)の誕生日です。ルターが1517年10月31日に『
95ヶ条の論題』をヴィッテンベルクの教会に掲出してから丁度今年が500年になり、昨年からルター関連のイベントがドイツあちこちで行われています。先月私たちがドイツ、ハンブルグに到着して街を散策していると閉まっている店が多くて、「今日は祝日かしら?」と話していました。それが10月31日、ルターが『95ヶ条の論題』を提出し、ローマ・カトリック教会から分離しプロテスタントが誕生となった縁の日でした。

翌日、11月1日にガイドさんにハンブルグを案内してもらいました。
聖ペトリ教会にあるマルティン・ルターの肖像画、白鳥と一緒に描かれています。白鳥はルターのシンボルですが、ルターと白鳥が一緒に描かれている肖像画は少ないそうです。高校の世界史で強く心に残っているルター、記念すべき日にドイツに来れて良かったと思いました。
白鳥がルターのシンボルの理由: プロテスタント運動の先駆者となったヤン・フスが1415年、火あぶりになる前に「アヒル(チェコ語でフスはアヒルの意味)を焼いても、100年後に白鳥が現れるだろう」と言いました。それがルターと考えられています。
posted by jirokayo at 22:32|
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