リトアニア大統領 「命のビザ」杉原千畝の記念館訪問 岐阜
(NHKニュース 2019年10月24日 19時48分)

第2次世界大戦中に、ナチス・ドイツからユダヤ人を救った、岐阜県出身の杉原千畝の県内にある記念館を、リトアニアの大統領が訪れ、「リトアニア人と日本人がこれからも友好と協力を深めていけるよう祈っている」と功績をたたえました。
「命のビザ」で知られる杉原千畝は、外交官としてリトアニアに駐在していた時、ナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人のために、日本政府の指示に背いてビザを発給し、数千人の命を救ったと言われています。
24日は岐阜県八百津町にある杉原千畝の記念館を、天皇陛下が即位を宣言される式典に合わせて来日した、リトアニアのナウセーダ大統領が訪れ、千畝の胸像に花を供えた後、大統領の「すべての人々に平和と調和を」というメッセージを刻んだプレートが披露されました。
このあとナウセーダ大統領は「勇気を持って危険と対じし、数千人の命を救った。リトアニア人と日本人が、これからも友好と協力を深めていけるよう祈っている」と述べ、最後は日本語で「皆さんを愛しています」と締めくくりました。(全文を読む)
ラベル:リトアニア