
2018年4月19日 武蔵野市民文化会館 小ホールの演奏
ナヴァラ、アーノンクールに学んだ古楽の雄、クリストフ・コワンの演奏で「アルぺジョーネ・ソナタ」をお送りする。現存するアルペジョーネの音色を聴く貴重な機会(番組紹介から)
アルペジョーネは1823年から1824年にウィーンのギター製造者ヨハン・ゲオルク・シュタウファーJohann Georg Staufer, 1778–1853)により発明された、6弦の弦楽器です。シューベルトがアルペジョーネ・ソナタを発表した時にはこの楽器はもうなかったそうです。なのでこのソナタ演奏のでは、チェロやヴィオラ、コントラバスで代用されてきました。
アルペジョーネ奏者 クリストフさんはチェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバの世界的に有名、他の楽器でも良い演奏ができるが、アルペジョーネが一番
このソナタに合っていると語っていました。金子陽子さんのフォルテピアノとのデュオ、懐かしさを感じる古楽器の音色、アルペジョーネの奥行ある豊かで哀愁漂う音に心惹かれました。