SergeyさんのFaceBook投稿
1996年8月24日 ズゼは飼育員のサウエルさんと一緒にリガ動物園を発ちました。ズゼが6歳の時です。出発前にトレイラーにのる練習が行われました。8月15日にはズゼのお別れ会が開かれて、王子動物園の権藤園長も参加されました。
ズゼの来園の経緯はこちらの記事にも→アジアゾウのズゼ、神戸王子動物園で25年経ちました(2021年9月3日)

1996年8月23日 ズゼが運搬用のトレイラーの乗っているところ

1996年8月24日 リガ動物園を発つ数分前。photo by Igor Deņisov

1996年8月24日 リガ港、フェリーに乗船

1996年9月1日 ドイツ、フランクフルト空港
フランクフルトから成田への便、翌日9月2日に到着したと思われます。成田から神戸までは陸路でした。

1996年9月3日 神戸王子動物園に到着

1996年9月3日 神戸王子動物園

1996年9月5日 王子動物園の権藤園長、リガ動物園の飼育員、サウエル(Gunars Schauers)さん

1996年9月5日 王子動物園の権藤園長、リガ動物園の飼育員、サウエル(Gunars Schauers)さん

1996年9月6日 ズゼの歓迎式

1996年9月15日版 「日本とユーラシア」

1996年9月15日版 「日本とユーラシア」 権藤園長の寄稿
ズゼが神戸に来園した経緯が詳細に書かれています。

1996年8月15日 リガ動物園でズゼのお別れ会:photo by Māris Lielkalns
リガ動物園のグレイジンス園長、王子動物園の権藤園長、サウエル飼育員さん。Līdaka飼育員さん。
たくさんの方がズゼちゃんとのお別れに来ています。

1996年8月15日 リガ動物園でズゼのお別れ会:photo by Māris Lielkalns
リガ動物園のグレイジンス園長、王子動物園の権藤園長、サウエル飼育員さん。Līdaka飼育員さん。

1996年9月 マックとズゼの初対面
ズゼはマックより2歳年上で当時は体もズゼの方が大きかったそうです。

2020年4月5日 ズゼの30歳の記念にリガにお送りしたフォトブックより

2020年4月5日 ズゼの30歳の記念にリガにお送りしたフォトブックより
神戸にズゼと一緒に来られた飼育員、サウエルさんは今年 2022年2月1日に86歳で他界されました。ズゼが生後3か月に亡くなった母ゾウZitaさんの代わりに、ズゼを6歳まで育ててくださいました。サウエルさんに心から感謝申し上げ、ご冥福をお祈りいたします。

ズゼちゃん大好き
権藤前園長は「ズゼちゃん大好き」という本を2021年3月に出版されて、ラトビアから来たアジアゾウ、ズゼちゃんとその飼育員サウエルさん(本ではザルフェルトさん)を主人公にして、ズゼとサウエルさんの絆を書かれています。
私個人の話になりますが、1996年8月19日〜8月26日までヨーロッパに滞在していました。ベルギーの各都市、パリを周っていて、8月27日 ズゼとサウエルさんと同じドイツ、フランクフルト空港から大阪行きの便で帰国しました。
2017年6月 リガに訪れた時、現地ガイドさんからズゼが神戸にいることを聞いた私は、1996年にズゼが神戸に来ることを全く知りませんでした。でも同じヨーロッパにいたと、8月27日ズゼとサウエルさんはまだフランクフルトに着いてなかったと思いますが、かなり近いところにいたのではないかと想像します。
初めてのヨーロッパ旅行、8月23日は誕生日でしたが、寝不足から体調を崩してディナーには行かずにホテルの部屋で寝ていました。翌日8月24日(ズゼがリガを出発した日)は全快、エッフェル塔、オルセー美術館を訪れました。初めての欧州旅行で舞い上がっていました。

1996年8月24日 パリで。午前中雨が降っていました。
(8月27日のフランクフルト経由の搭乗券が残こしているのですが、今手元にありません)
同じころにズゼがリガ動物園を発ち神戸に向かっていたとは。。なんとも感慨が深まるのです。サウエルさんが亡くなられた時の記事に書かせていただきました。ズゼを育てていただいた Gunars Schauersさん、どうぞ安らかに。。
貴重なお写真をアップいただいたSergeyさんに心から感謝いたします。ありがとうございます。