2023年08月16日

「ぞうのエルマー 絵本原画展」オープン記念特別講演会に参加しました☆姫路文学館 (2023年6月24日)

先々月 6月24日に姫路文学館に行きました。イギリス人絵本作家 デビッド・マッキーさんの「ぞうのエルマー 絵本原画展」の開催初日で、翻訳者 きたむらさとし氏の講演会に参加するためでした。

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姫路駅からバスに乗り、もよりの停留所で下りて少し歩いて文学館に着きました。

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雨が降りそうな蒸し暑い日でした。坂を少し上ります。

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姫路文学館は初めてでしたが、洗練された建物だなという印象を持ちました。

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調べてみると2016年に安藤忠雄さんの設計でリニューアルされていました。

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パッチワークのゾウさん、エルマーが迎えてくれました。
実は私はこのエルマーのことを知らなかったのです。この数日前に書店に行きシリーズ一作目「ぞうのエルマー」を購入して、この日のために予習をしました。

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展示会のチラシ
6月3日に姫路キャスパで催された藤原正彦姫路文学館長講演会に夫が参加しました。その時に「ぞうのエルマー」特別展のチラシを見つけて持って帰ってくれました。

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こんな明るいゾウさんを描いた作家、マッキーさんがどんな方だったか知りたいと思い、ゾウさん好きなお友達と相談して講演を聴かせていただくことにしました。

姫路文学館のサイトから
デビッド・マッキー(David McKee・1935年から2022年)
イギリス南西部のデボン州生まれ。美術学校在学中から風刺漫画を手がけ、卒業後には雑誌「Punch」や新聞などに挿絵を描く。1964年、初めての絵本『TWO CAN TOUCAN』を出版。代表作の『ぞうのエルマー』シリーズは、世界では30タイトル以上、1,000万部が販売された。また、イギリスで人気だった『Mr. Benn(ミスター・ベン)』のアニメーション作家でもあった。2022年4月6日、南フランスのニースにて永眠(87歳)。


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オープニング記念講演会「デビッド・マッキー 作品とそのひとがら」。定員は100人なのですが、もっと沢山来られていたのではないかと思うぐらい会場はうまっていました。
講師のきたむらさとしさんも絵本作家、イラストレーターでイギリスで活躍されていました。2009年に帰国され現在は神戸にお住まいですが、マッキーさんと長年に渡り親交を結ばれてきました。
様々なエピソードを聞かせていただきました。印象に残ったことは簡単にメモを取りました。奥さんはアルジェリア人でギャラリーで働いていたこと。40代で南フランス、ニースに移り制作をしていたこと、大きな家には常に人が来ていたこと。フランス語が堪能であったが、晩年アルルに住んでいた頃は英語がしゃべりたいと言われていたこと。。水上勉先生原作の絵本「マサテル」のこと(大きな驚きでした)。。
「エルマーはデビッド・マッキー本人である」、決して人のことを悪く言わない、明るく楽しい性格だと言われていました。
これから取ったメモを頼りに作品を読み、マッキーさん探しをしたいと思っています!

原画はどれも細かく描かれていて美しかったです。

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ロビーに「ゾウのエルマー」のポストカード、グッズがたくさんありました。ポストカードを選んで買いました。
ゾウさん好きなお友達と一緒に行かせていただいて、ゆっくりお話しもできて楽しい時間を過ごせました。素晴らしい企画を催していただき、本当にありがとうござました。


「ぞうのエルマー 絵本原画展」
会期: 2023年6月24日(土)〜9月3日(日)
姫路文学館
兵庫県姫路市山野井町84
公式サイト

ラベル:#ゾウ ゾウ
posted by jirokayo at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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