入園口の門の半円形の瓦が可愛い、ズーリン地方の様式とのことです。
ハロウィーンのカボチャが飾ってありました。
園内は相当広そうです。ゾウのエリアは2つあります。
アフリカゾウを推しのようで、大きな看板がありました。3頭の雌ゾウと昨年生まれた雄の子どもです。
実はこの日、私は体調を崩していて、動物園に到着する時間が予定よりも大幅に遅れていました。動物園を諦めて直接プラハまで移動することを考えましたが、ゾウさんだけは見ておきたいとZoo ZLINに出向きました。
入園口は2つあるようです。動物のいるところまで少し歩きました。
敷地の中にレシュナ城があります。
ゾウのエリアに行くまで、アシカ、カワウソ、鳥類、ジャガーを見ました。
丘の斜面がサルの放飼場になっていて、その下にゾウの姿が見えました。
特徴のある屋根の建物がゾウ舎でした。
中に入ると生暖かくて、独特の香りがしました。アフリカゾウの説明です。
ゾウさんたちは外にでています。階段を下りて、ゾウ舎の外にでました。
いました! 3頭の雌と子ゾウさんです!
ズーリン動物園のゾウの歴史は2003年に南アフリカから来園した3頭の雌ゾウから始まりました。
Kali (1994年生まれ)
Zola (1995年生まれ)
Ulu (1996年生まれ)
2021年6月6日にKaliが男の子を出産しました。人工授精です。Zyqarri と名付けられました。アフリカで「天使」の意味です。
Zyqarri、可愛いです。
Kaliママだけではなく、ZolaとUluにも甘えていました。
気分が良くなくて座り込んでいたので、夫が撮影を頑張ってくれました。私もゾウさん好きのお友達に見せてあげたいと、スマホを持って放飼場のロープのところまでいきました。すると、ゾウさんたちが動きだしました。
雌が3頭、雄の子ゾウ(1歳)が近くまで来てくれました。
びっくり仰天しましたが、ゾウさんに真近で会えたことがとても嬉しく、気力がでてきました。
土浴びをしているところです。
ママの役交代にきました。
土浴びをしているシーンもあります。
上の道から見下ろすようになり、ゾウ舎の入り口も見えます。
そろそろごはんの時間なのか、みんな集まっていました。
Kali, Zola, Uluは一歳づつ違いますが、体の大きさにも違いがあります。
見分けが今ひとつつかないのですが><
雌が3頭、雄の子ゾウ(1歳) ゾウ舎で食事中のところです。
真ん中にKariとZyqarriがいます。
たぶん奥の入り口近くがZolaで
手前にUlu だと思うのですが。。
ゾウさんがお部屋で食事中に、女性飼育員さんがひとりで💩を集めていました。
動物園のマップではゾウのエリアが2つあります。今まで見ていたのが㉔のエリアです。広い方はどこかというと
道に交差する通路があります。
案内があります。13:00-15:30の間、この通路をゾウが使う。
人が通れるように柵が畳まれていますが、時間がくれば柵が広げられてゾウさんの道ができ、広いエリアへと通じていきます。
新しいエリアは先なのですが、とても広そうです。新しいゾウ舎ももうすぐできるそうです。
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2024年5月の今、もう既にズーリン動物園の新しいゾウ舎は完成しています。
公式サイト:Sloni si již užívají nový pavilon v Karibuni
広いゾウ舎の中に4頭が集まっている写真が印象的です。
近代的な施設で特別に内部のガイドツアーを行っているそうです。見てみたいです><
2023年9月 雄ゾウのJackが来園しました。
公式サイト:Samce Jacka už uvidíte ve výběhu
Kali, Zola, Uluとの繁殖が期待されます。
もうこの旧のエリアは使われていないかもしれません。広いエリアで過ごしていても、Kali, Zola, Ulu, Zyqarriの4頭は仲良く集まっているのではないかと想像します。また機会ができて、みなに会える日が来ますようにと願っています。
素晴らしい環境のZoo ZLIN、ズーリン動物園を訪れることができて本当に良かったです。ガイドの邦子さん、ドライバーのサラさんにお世話になりました。ありがとうございました。
帰りは汽車の乗り物に乗って退園口までいきました。
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夫が撮影した放飼場での動画です。
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※追記
ヨーロッパでのアフリカゾウの人工授精について
プロジェクト‘Frozen Dumbo’が遂行されていて、アフリカで繁殖力が高い雄ゾウを探し、精子の採取し冷凍して欧州(フランス、Beauval動物園)に運んでいます。
Project ‘Frozen Dumbo’ helps boost dwindling African elephant populations
私の知っている人口受精のケース
・シェーンブルン動物園、 Ighwa (2013年生まれ)、Kibali( 2019年生まれ)
Ighwaは人工授精で初めて誕生しました。
Kibaliは2021年7月に2歳の誕生日直前に亡くなりました。心臓発作が原因と考えられています。
関連記事:シェーンブルン動物園のアフリカゾウたちに会いました☆(2022年10月10日)
・オランダ、アウエハンツ動物園 (Ouwehands Dierenpark) 、 Binti(2018年生まれ)
母親Dunaが出産後2日目にBintiを攻撃しました。Bintiは重症を負い、安楽死させられました。
関連記事:オランダ、アウエハンツ動物園 (Ouwehands Dierenpark) アフリカゾウ編
DunaはTuskerと自然交配し、2021年8月に男の子、Bintiを出産して順調に育てています。
・チェコ、ズーリン動物園 Zolaの女の子(2018年 死産)、Zyqarri(2021年生まれ)
3頭の雌ゾウ、Kali, Zola,Uluは訓練を受け、その中で一番協力的だったZolaに2016年に人工授精が行われました。2018年7月に生まれた女の子は死産でした。(Zolaは2024年2月にジャックとの交配が確認されています)
記事:https://elefanten.fandom.com/wiki/Zola
一番年長のKaliがZ2021年6月にZyqarriを出産しました。
関連記事:チェコ、ズーリン動物園でアフリカゾウ、天使 Zyqarriにも会いました☆(2022年10月15日)