今月の中旬に九州旅行、宮崎と大分を訪れました。フェリーで2泊、現地で2泊し中3日間の滞在でした。中日に日南市の城下町、飫肥に行きました。思ってた以上に暑くて、旅行前からの疲れもあり頭がぼうっとしていました。飫肥城跡に入って行くと、西欧人がたくさんいました。近くの油津港にクルーズ船が寄港し、乗船客が観光に来ていました。約700人のアメリカ人とイギリス人がクルーズに参加しているそうです。

ベンチがあったので、そこで鞄から薬を出して飲みました。しばらく休憩してから、天守閣跡を目指しました。
夫の写真を撮ろうとカメラを探したら、鞄の中にありません。何度見てもありません。さっきのベンチに置き忘れた!と急いで来た道を下りていきました。また違う西欧人のグループが来ていました。人数が多いので、グループに分かれてバスで来ていて、各グループに日本人のガイドが付いています。

ベンチのある場所に戻って、ベンチの上を見るのですが、カメラはありません。
「どうしよう!取られた!サイフが落ちていたら、それは自分にもらったものだ、と考える人たちなんだから。。カメラも高いけれど、ピクチャカードは返して欲しい!昨日の動物園のデータをまだコピーしていないのに。どうしよう!」
と、青くなっていたら、ベンチに座っているアメリカ人(たぶん)男性が話かけてきました。
(
青は英語の意訳です)
「
あなた、カメラを探しているの? ここにあったから、3番のガイドに渡したよ。それを言うために僕はここで待っていたんだ」
「
え〜!ありがとうございます!3番のガイドさんですね!? ご親切に本当にありがとうございます!」
とお礼を言って、3番の旗を持ったガイドさんを探しにいきました。
バスの駐車場近くにおられて声をかけました。「カメラですね。日本の方でよかったわ」とカメラを渡してくださいました。
良かった〜!本当に良かった!と思いながら城跡に戻って行く途中で、さっきの親切なアメリカ人男性に会いました。カメラを見せてもう一度お礼を言って、頭を深く下げると、同じように頭をさげてくださいました。何て良い方なんだろう、と胸がいっぱいになりました。旅行者にカメラ取られたなんて思って申し訳なかったと反省しました。
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日南市から別府に移動する途中で木城町に寄り史跡巡りをしました。ここでは目的地がナビやグーグルマップでは分かり難くて手間取りましたが、役場で教えてもらってなんとか訪れることができました。その後別府に向かいました。約3時間かかりました。
別府は「亀の井ホテル」を予約していました。ホテル隣の立駐に空きを見つけて、大荷物?を持って専用通路を通ってホテルロビーに着きました。騒がしい! アジア人団体がチェックインのためロビーで待って、みんな大きな声で話していました。何かのビンを割って、ホテルスタッフが片付けに行っていました。夫が大嫌いな光景を見て「どんな計画たてとんや? なんでこのホテルにしたんや?」と怒りだしました。疲れていたので、私も辛くて、ホテルのスタッフに「外国人グループと出来れば違うフロアにしてもられないか? 朝食は同じ時間は避けたいので、何時ごろ行ったら良いか?」と尋ねてみました。「あいにく満室で部屋を変えることはできない、8時半にチェックアウトするグループが多いので、7時頃か8時半以降が良いだろう」と言われました。

13階のお部屋は広くて、ベットが3つありました。
夕食はホテル内のお店で済ませ、翌日のために早々と休みました。夫はたくさん写真を撮ったので、カメラのバッテリーを充電したり、パソコンをしたりしたそうです。
翌朝 7時から朝食会場に行き、私は水と牛乳を取って案内された席に座りました。夫はひととおりビュッフェの写真を撮りに行って、機嫌よく戻ってきました。好きなものがたくさん有るようです。私は部屋に戻ってまた休みました。

サファリパークに行ってから夕方大分港からフェリーに乗り、翌日無事に神戸に帰りました。
家に戻ってほっとしていたら、「カメラのバッテリーと充電器がない、フェリーに忘れてきた」と夫が言います。フェリーのお部屋はコンセントの数が少なかったので、そこで充電したのではなく、別府のホテルだろうと言い、亀の井ホテルに電話をして尋ねました。ありました! カメラのバッテリーと充電器! 着払いで送っていただくように頼みました。丁寧に梱包していただいて、2日後に届きました。お世話をおかけしました。チェックインの時に絡むような事を言って、申し訳なかったと反省しています。本当にありがとうございました。
posted by jirokayo at 23:35|
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