2018年06月28日

バルト三国、象徴主義「野生の魂 Âmes sauvages」展、オルセー美術館で開催中☆

パリのオルセー美術館でバルト三国、象徴主義「野生の魂 Âmes sauvages」展が7月15日まで催されています。バルト三国、リトアニア、ラトビア、エストニアの独立100周年の記念に企画され、19世紀の作品が集められ、作曲家でもある有名なリトアニアのミカロユス・チュルリョーニス(Mikalojus Konstantinas Čiurlionis)以外は、国外で初めて取り上げられる作品だそうです。4月にイギリス旅行に行く前にパリによってこの展示会を見たかったのですが、「パリでみなくても本国で見たらええやん」と夫に言われ諦めました。今は後悔しています。

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オルセー美術館、 Âmes sauvages. Le symbolisme dans les pays baltes企画展

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Johann Walter(リトアニア):若い農婦 Jeune paysanne

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Ferdynand Ruszczyc (リトアニア):秋の風 "Le Vent d’automne"

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Janis Rozentāls (ラトビア): アルカディア Arcadie

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Vilhelms Purvītis(ラトビア): 冬 Hiver

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Kristjan Raud (エストニア) :犠牲 Sacrifice

「野生の魂」という展示会名がどうなのか? そこまで野生的な作風ではないという記事を見つけました。
Les symbolistes baltes, des âmes pas si sauvages
斜め読みしただけですが、西ヨーロッパの影響され、ホドラー、ムンク、ゴーギャンなどの作風に通じるものが見られると書いてあります。

展示会の案内ビデオ


  


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2018年06月22日

伝説のサッカー選手がロシアの将軍に!!サンクトペテルブルクで展示会開催中(Le Figaro 記事)

サッカー・ワールドカップ2018、ロシア大会は6月14日に開幕戦があり、連日熱い戦いを繰り広げています。Le Figaroの記事で、面白い展示会をみつけました。伝説的なサッカー選手が19世紀、ロシアの将軍として描かれ、サンクトペテルブルクの美術館で展示されています。イタリア人 Fabrizio Birimbelliが作家で、メッシ、ポグバ、クリスチャーノ・ロナルド、ジダンなど40にも及ぶ作品が、ギリシアの神々の彫刻の側にならんで、まるで神が並んでいるかのようです。
オーソドックスな肖像画のような手描きではなく、デジタルをもちいて描いています。

Le Figaro記事より
Mondial 2018 : un artiste italien peint Messi, Pogba, Ronaldo ou Zidane en généraux russes
Le figaro.fr AFP agence Publié le 22/06/2018 à 12:21

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VIDÉO - Les maîtres du football ont inspiré le peintre Fabrizio Birimbelli qui présente une exposition de quarante portraits de grands joueurs, intitulée Like the Gods, à l'Académie des Beaux-Arts de Saint-Pétersbourg jusqu'au 5 juillet.
Des portraits de stars de football aussi célèbres que Diego Maradona, Zinédine Zidane, Francesco Totti, Lionel Messi ou encore Cristiano Ronaldo représentés en généraux de l'armée impériale russe du XIXe siècle, sont exposés depuis mercredi à l'Académie des Beaux-Arts de Saint-Pétersbourg, la capitale historique des tsars. .。。全文を読む

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作家による展示会の説明ビデオです。
YouTub: Russie: des portraits de stars de foot en généraux du XIX siècle
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2018年05月20日

いけばな小原流 「未来への扉 Reborn」-Memorial Exhibition の写真です☆

いけばな小原流の盛花記念センターで開催された「未来への扉 Reborn」に行きました。

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こちらの記念センター閉館のメモリアル・エクスビジョンで、長く小原流を続けてこられたお友達からご招待していただきました。

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神戸、阪急御影の山手にある盛花記念センターは1962年に建てられました。敷地には南国の植物、たくさんの木々が植えられています。山の地形に沿った建物、分厚いガラスが格子状にはめ込まれ自然のやさしい光が入ってきます。

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歴代家元の傑作を復元展示されていました。

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現代アートのような作品もあります。こちらは色が白、青、緑、赤に変化していきます。

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下に水たまりがあり、そこに作品が映し出されます。

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アジア、ペルシャのオブジェが並んでいました。

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ユニークな造形です。

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大きな作品、華やかです。

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可憐な小さな作品。

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北海道をイメージした作品。

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仏画を背景に作品が並んでいます。

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美しいです。

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センターの屋上、芝生に足が沈み驚きました。

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神戸の街が一望できます。

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小原流の美が詰まった、素晴らしい展示会に行かせていただきました。お友達に感謝します。ありがとうございました。
盛花記念センターは閉館になるそうで残念ですが、美の継承が続いていくこと間違いないと思いました。


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2018年04月18日

日曜美術館「静かな絵画革命〜宮廷画家ベラスケスの実験〜」、4月22日に再放送あります!!

4月15日のEテレ 日曜美術館で「静かな絵画革命〜宮廷画家ベラスケスの実験〜」が放送されました。再放送は4月22日 20時〜です。
国立西洋美術館で開催中の「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」に、漫画家の荒木飛呂彦氏と早稲田大学の大高保二郎名誉教授、2人の司会者が出向きベラスケスの絵の紹介をしています。とても分かりやすい解説でした。そして絵画ごとに流れる音楽が、ベラスケスの絵を静かに引き立てています。ベラスケスは大好きな画家なので、神戸への巡回が嬉しくてとても楽しみです。

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王太子バルタサール・カルロス騎馬像
この絵はスペイン王室離宮、ブエン・レティーロ宮の装飾のために描かれました。

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諸王国の間。
扉の上に配置するので、人がしたから見上げる構図で描かれています。

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実際に座って見上げると、この構図がよく理解できるそうです。
(私も座って見てみたいです)

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東方三博士の礼拝
ベラスケスが20歳の時の作品。師匠パチェーコ、妻フアナ(パチャーコの娘)、娘フランシスカ、ベラスケス自身を描いているそうです。この絵は大好きなのですが、ベラスケスの家族、本人を描がいていると初めて知りました。

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ベラスケスの絵の師匠、パチェーコ

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マリアに妻フアナ、イエスは生まれたばかりの娘フランシスカ

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三博士の一人、ディエゴ・ベラスケス本人

他の作品も紹介されていました。

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セビーリャの水売り
20歳ごろの作品、水瓶に水滴がついている、当時では珍しい描き方です。

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アラクネの寓話
ルーベンスが亡き後の作品。ルーベンスが主題にしていた神話をベラスケスも取り入れています。
ベラスケスがフィリペ4世に気に入られスペイン宮廷画家になったこと、ルーベンスとの出会いがあり、ベラスケスが「画家の中の画家」(マネの言葉)に成長していったのだとわかりました。

日曜美術館「静かな絵画革命〜宮廷画家ベラスケスの実験〜」番組サイト

プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光
国立西洋美術館:2018年2月24日(土)〜2018年5月27日(日)
兵庫県立美術館: 2018年6月13日(水) – 10月14日(日)
展示会サイト


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2018年03月30日

ゴッホの初期作品がパリで競売に(Franceinfoより)

ゴッホの初期の作品、Les raccommodeuses de filet dans les dunes(砂丘の網縫い女たち)が6月4日にパリでオークションにかけられます。

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1882年の紙に油彩で描かれた作品。ゴッホの特徴の厚塗り、働く人々への敬意が表現されています。
この絵はオランダのデン・ハーグにあったものが、カナダのモントリオールに渡り、8年前にオランダに戻ってきました。今はパリの美術館に貸し出し中です。ゴッホの絵が競売にかけられる機会はニューヨーク、ロンドン、パリでも減っているそうです。この作品は4億〜6億5千万に想定されていて、公立美術館に落札のチャンスがあるそうです。個人所有され作品が影に潜むことをさけれるでしょうか。
ゴッホの作品でこういう主題の絵があるとは知りませんでした。6月4日、どの美術館が手に入れるかとても興味深いです。

Paris : un van Gogh aux enchères
Franceinfo:Mis à jour le 28/03/2018 | 17:54
Un tableau de van Gogh à vendre aux enchères à Paris, c'est un événement rarissime. Il s'agit d'une oeuvre de jeunesse de l'artiste, intitulé "Les raccommodeuses de filet dans les dunes".



 

C'est un tableau qui fait l'événement : un van Gogh en vente à Paris, cela fait 20 ans que ce n'était pas arrivé. Il est exposé au public chez la maison d'enchères parisienne Artcurial. L'oeuvre de jeunesse, intitulée Les raccommodeuses de filet dans les dunes, une huile sur papier de 1882, contient en germe toutes les caractéristiques qui feront le succès de van Gogh : la touche de peinture épaisse, l'hommage à la terre et aux paysans, le ciel mouvementé.全文を読む
ラベル:フランス語
posted by jirokayo at 00:32| Comment(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする