2024年09月11日

「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展」☆神戸阪急百貨店(2024年8月21日〜9月2日)

先月8月に神戸阪急百貨店で催されていた「ベルサイユのばら展」に行きました。

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8月21日〜9月2日まで開催されていて、その間何度も阪急百貨店には行っているのに展示会に気づきませんでした。暑さでぼけているのもあり、地下の食料品売り場しか見ていませんでした。

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9月2日の最終日は5時まででした。動物園から急いで三宮に戻り、展示会に行くことができました。

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入口と出口に写真撮影ができる箇所がありました。

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ベルサイユのばらの主人公。

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オスカル・フランソワ

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マリー・アントワネット

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池田理代子先生のご挨拶

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ベルばら誕生の秘話

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オスカルの肖像画

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オスカルに託したメッセージ

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展示会の終わりのフォトスポットです。

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「ベルサイユのばら」連載当時の原画が展示されていました。とても美しかったです。

ベルサイユのばら展の公式サイト:https://verbaraten.com/

連載当時から何度も読み返してきた「ベルサイユのばら」。その時々によって感動する場面は違っていましたが、池田理代子先生がオスカルに託した、「信念をもって生きてる」姿には今も励まされます。信念を貫く強さ、人を思いやる優しさ、原作のどのシーンも蘇ってきます。老眼でコミック版を読むのが辛いので、記憶に残っていることが幸いです。
原作者の池田理代子先生への感謝は限りないですが、名作を思い出す企画をいただいたことにお礼申し上げます。




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2023年08月22日

「ベルギーと日本―光をえがき、命をかたどる」@ 岡山県 高梁市成羽美術館(2023年8月19日)

先週の土曜日に岡山県の高梁市成羽美術館に行きました。展示会 「ベルギーと日本―光をえがき、命をかたどる」が8月27日まで開催されています。

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6月24日に姫路文学館を訪れた時にこの展示会のチラシを持って帰っていました。「ぞうのエルマー」の資料とまじっていたのを見つけて、ぜひ行きたいと思いました。
ベルギーは私が初めて訪れたヨーロッパの国で、1996年8月19日にブリュッセルに着きました。(今気がつきましたが、美術館を訪れたのも8月19日でした。なんて偶然なんでしょうか。) ベルギーで仕事をされていた、西洋絵画に造詣の深い中村先生の引率での美術鑑賞をメインとした旅行でした。先生の影響もあり、その後もベルギーを訪れることが何度もありました。

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美術館の公式サイトより
戦前、絵画や彫刻を学ぶ数多の日本人留学生がフランス・パリに押し寄せていた中、数は少ないですが、留学先にベルギーを選んだ者たちがいました。画家の太田喜二郎(1883-1951)と児島虎次郎(1881-1929)、彫刻家の武石弘三郎(1877-1963)です。本展覧会では、この3人を中心に関連作家を加え、当時の印刷物による紹介や展示などにも着目し、約100点の作品と資料類から戦前の日本におけるベルギー美術受容の様相をご紹介します。

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高梁市成羽美術館は安藤忠雄氏の設計で1994年に建築されました。今年29年目です。兵庫県立美術館、姫路文学館も安藤氏の設計です。

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展示会のごあいさつ。
ベルギー印象派の絵がすぐ目に入りました。

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エミール・クラウス、「レイエ川の水飲み場」 1897年作

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太田喜二郎、「樹陰」 1911年作

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太田喜二郎、「乳屋の娘」 1911年作

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児島虎次郎 「和服を着たベルギーの夫人」 1909年作

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児島虎次郎 「和服を着たベルギーの少女」 1910年作

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児島虎次郎 「親牛仔牛」 1916年作

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ルネ・マグリット 「再開」 1965年

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彫刻の展示室

ベルギーを留学先に選んだ画家、彫刻家に影響を与えた作品、影響を与えられた作品を見せていただきました。
児島虎次郎氏は高梁市成羽町の出身で、日本を代表する印象派画家ということを初めて知りました。大原美術館のコレクション収集のために尽力をつくした、エル・グレコの「受胎告知」を手にいれた切れ者ということは知っていました。児島虎次郎氏の清楚で美しい作品を描かれた画家だと知り、嬉しかったです。
その他の作品も心に残っています。良い展示会に来ることができました。
ベルギーをまた訪れることができたようでした。27年前のことを思い出し懐かしく、いろいろなご縁に本当に感謝いたします。

ベルギーと日本―光をえがき、命をかたどる」は次は新潟に巡回します。

高梁市成羽美術館
岡山県高梁市成羽町下原1068-3
公式サイト


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2023年08月16日

「ぞうのエルマー 絵本原画展」オープン記念特別講演会に参加しました☆姫路文学館 (2023年6月24日)

先々月 6月24日に姫路文学館に行きました。イギリス人絵本作家 デビッド・マッキーさんの「ぞうのエルマー 絵本原画展」の開催初日で、翻訳者 きたむらさとし氏の講演会に参加するためでした。

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姫路駅からバスに乗り、もよりの停留所で下りて少し歩いて文学館に着きました。

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雨が降りそうな蒸し暑い日でした。坂を少し上ります。

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姫路文学館は初めてでしたが、洗練された建物だなという印象を持ちました。

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調べてみると2016年に安藤忠雄さんの設計でリニューアルされていました。

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パッチワークのゾウさん、エルマーが迎えてくれました。
実は私はこのエルマーのことを知らなかったのです。この数日前に書店に行きシリーズ一作目「ぞうのエルマー」を購入して、この日のために予習をしました。

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展示会のチラシ
6月3日に姫路キャスパで催された藤原正彦姫路文学館長講演会に夫が参加しました。その時に「ぞうのエルマー」特別展のチラシを見つけて持って帰ってくれました。

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こんな明るいゾウさんを描いた作家、マッキーさんがどんな方だったか知りたいと思い、ゾウさん好きなお友達と相談して講演を聴かせていただくことにしました。

姫路文学館のサイトから
デビッド・マッキー(David McKee・1935年から2022年)
イギリス南西部のデボン州生まれ。美術学校在学中から風刺漫画を手がけ、卒業後には雑誌「Punch」や新聞などに挿絵を描く。1964年、初めての絵本『TWO CAN TOUCAN』を出版。代表作の『ぞうのエルマー』シリーズは、世界では30タイトル以上、1,000万部が販売された。また、イギリスで人気だった『Mr. Benn(ミスター・ベン)』のアニメーション作家でもあった。2022年4月6日、南フランスのニースにて永眠(87歳)。


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オープニング記念講演会「デビッド・マッキー 作品とそのひとがら」。定員は100人なのですが、もっと沢山来られていたのではないかと思うぐらい会場はうまっていました。
講師のきたむらさとしさんも絵本作家、イラストレーターでイギリスで活躍されていました。2009年に帰国され現在は神戸にお住まいですが、マッキーさんと長年に渡り親交を結ばれてきました。
様々なエピソードを聞かせていただきました。印象に残ったことは簡単にメモを取りました。奥さんはアルジェリア人でギャラリーで働いていたこと。40代で南フランス、ニースに移り制作をしていたこと、大きな家には常に人が来ていたこと。フランス語が堪能であったが、晩年アルルに住んでいた頃は英語がしゃべりたいと言われていたこと。。水上勉先生原作の絵本「マサテル」のこと(大きな驚きでした)。。
「エルマーはデビッド・マッキー本人である」、決して人のことを悪く言わない、明るく楽しい性格だと言われていました。
これから取ったメモを頼りに作品を読み、マッキーさん探しをしたいと思っています!

原画はどれも細かく描かれていて美しかったです。

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ロビーに「ゾウのエルマー」のポストカード、グッズがたくさんありました。ポストカードを選んで買いました。
ゾウさん好きなお友達と一緒に行かせていただいて、ゆっくりお話しもできて楽しい時間を過ごせました。素晴らしい企画を催していただき、本当にありがとうござました。


「ぞうのエルマー 絵本原画展」
会期: 2023年6月24日(土)〜9月3日(日)
姫路文学館
兵庫県姫路市山野井町84
公式サイト

ラベル:#ゾウ ゾウ
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2023年01月15日

ヘラルト・ダヴィトの「大天使ミカエルの祭壇画」☆ウィーン美術史美術館

昨年10月にウィーン美術史美術館を訪れました。印象に残った絵を写真に撮っていました。

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”Alterpiece Archangel Michael”、Gerard David、1510
北方ルネッサンス時代の作品、フランドルの画家 ヘラルト・ダビットの「祭壇画 大天使ミカエル」です。

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大天使ミカエルが悪魔を退治している主題は好きです。1510年当時のフランドル画家の作風はとても細かく丁寧に描かれていることでした。

新しい年が明けはや半月が過ぎました。今年の抱負をまだまとめていませんが、悪魔の心を退治していくようにがんばりたいです。

来週から寒くなるようですので、どうぞ体調に気をつけてお過ごしください。

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2022年11月28日

チューリッヒ美術館☆イレーヌ嬢に会いました(2022年10月7日)

10月に訪れたチューリッヒの最終日は市立美術館に行きました。最初からその予定ではなく、お昼前にホテルに戻れる範囲で行けるところ、駅から近いZoological Museumを目指して歩いていました。スマホのGoogle Mapを見ながら歩くのですが、なかなかたどり着けなくて、夫が怒りだすかもしれないと焦っていました。少し先に Kunsthaus Zürich (チューリッヒ美術館)と書いてある白い建物が見えました。2014年にも市立美術館に行っているのですが、西洋絵画が好きな私にもう一度美術館を観た方がよいと夫が言いました。時間があと一時間もなかったのですが、思い切って行くことにしました。

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Kunsthaus Zürich 歩いて見えたのは新館の方でした。2021年にオープンしました。

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2014年の記憶があるので、新館より遠い本館を目指しました。チケットを買う時に何を観るか?日本で言う常設展か特別展か、と聞かれました。時間がないのでコレクション(常設展)だけと言いました。コレクションの展示は新館の方で、地下の通路を渡って新館に行くように、コインロッカーに荷物を入れるように言われました。よくわからなかったのですが、なんとか新館の最上階に着きました。すると一番に目に入ってきたのはルノワールでした!

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『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢』
ビュールレ・コレクションのこの名画が見れるなんて!「お義母さんが連れてきてくれた!」と夫に言ってしまいました。義母はルノワールの絵が大好きでした。私もこの「小さなイレーヌ」がずっと観たかったのですが、以前はチューリッヒのビュールレ低に展示されていて、開館日、時間が限られていました。2015年にビュールレ低は閉館して、その間東京にビュールレ・コレクションが来日しましたが、タイミングが合わずに見逃してしまいました。その後このイレーヌを追うことがなかったので、今ここで会えるとはと驚き、喜びで飛びあがりそうになりました。

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喜びにひたってゆっくり観たいところでしたが、お昼前にホテルに戻って空港に行かなければいけません。ウィーンに移動する日です。急いで周って気になる作品の写真を撮りました。

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モネの大きな作品の部屋です。

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美しいです。

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パリのマルモッタン美術館を思い出します。

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私の母はモネの水連が好きでした。

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スイスを代表する作家、ホドラーの部屋です。

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2015年にチューリッヒ美術展が神戸で開催されました。その時にも来た作品だと思います。また観れて嬉しいです。

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ゴッホの自画像。ゴッホの作品も何点もあります。

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ゴッホ。南仏を描いた作品です。

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クールベ。深い色合いが好きです。

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カンディンスキー、抽象絵画の創始です。

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ルノワール、幸せを描き続けた画家。

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モディリアーニ。独自の画風、美しい女性です。

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ピカソ。青の時代の作品。

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ピカソ。抽象画に移行していきました。

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ブラマンク。好きな作家です。

簡単ですが気になった作品を掲載しました。作品名調べてまた編集していきます。
チューリッヒは2014年、2017年、2022年と3度訪れましたが、チューリッヒ美術館は2度目。2021年に新館がオープンして、ビュールレ・コレクションもここで観れるようになりました。現地でそれを知って、驚きと興奮、贅沢な時間を過ごしました。本当に感謝感激です。ありがとうございました。

チューリッヒ美術館の公式サイト


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2022年10月10日

ウィーン、ベルヴェデーレ宮殿(2022年10月9日)

一昨日からウィーンにいます。今日は軍事博物館とベルヴェデーレ宮殿にいきました。

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ベルベデーレ宮殿は美術館になっていて、オーストリア画家の名作が観れます。

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クリムトの「接吻」
人の後ろからみました。

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2022年08月30日

「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」☆神戸市立博物館 (2022年8月24日)

先週 8月24日、神戸市立博物館で開催中の「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」 を観にいきました。

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神戸でエディンバラ、スコットランド国立美術館の絵が観れるなんて、なんて幸せなんだろう!とこの展示会の案内を見た時に感激でいっぱいになりました。

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エディンバラは今まで3回行ったことがあり、スコットランド国立美術館は2度訪れました。忘れられない名作が神戸に来ています。

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ラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、ブーシェ、ルノワールなど、ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品を展示します。ヨーロッパの巨匠たちによる芸術に触発されて生まれた、ゲインズバラ、レノルズ、コンスタブルらによる英国絵画、特に、レイバーン、グラントなど、スコットランド出身の画家たちの珠玉の名品も多数出品。合わせて87件89点の作品のうち、75点が日本初出品のものです。(神戸市立博物館のサイトより)

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ホールの写真、スコットランド国立博物館です。

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2014年7月 スコットランド国立博物館で撮影

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図録を買いました。

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エディンバラ、プリンスズ・ストリート・ガーデンズとスコットランド国立美術館の眺め
1883年、ジェームス・パレル・スミス

130年前のエディンバラの風景は今と随分違いますが、この時にもう美術館が存在していました。

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卵を料理する老婆
ディエゴ・ベラスケス:1618年


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卵を料理する老婆、2014年7月 スコットランド国立博物館で撮影
ベラスケスの絵が大好きです。

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サルバトール・ムーディ(世界の救い主)
エル・グレコ:1600年


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サルバトール・ムーディ(世界の救い主)、2014年7月 スコットランド国立博物館で撮影
エル・グレコの絵は夫が大好きです。

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図録が入ったトートバックと一緒に記念撮影
平日の午前中でしたが、たくさんの方が熱心に観ておられました。
スコットランド国立美術館は他のヨーロッパの大美術館に比べるとこじんまりしていますが、各時代の大作家の作品があり、地元スコットランドの作家の作品からはスコットランドの歴史、文化、生活がわかります。大好きなポップグループ、ベイシティローラーズの出身地であり、私にはスコットランドを観ることは大きな喜びです。神戸に巡回していただいて、感謝します。

2014年のブログ記事:エジンバラ、スコットランド国立美術館

スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち
会期: 2022年7月16日(土曜)〜9月25日(日曜)
神戸市立博物館
神戸市中央区京町24番地
078-391-0035
公式サイト


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2022年08月13日

特別展 『関西の80年代』☆兵庫美術館で開催中(2022年8月21日まで)

兵庫県立美術館で特別展『関西の80年代』が8月21日まで開催されています。

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兵庫県立美術館は開館20周年を迎えています。

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80年代に関西では活きのいい若手が「関西ニューウェーブ」として注目を集めて、前例にとらわれない個性的な表現ゆえに、現代美術は「西高東低」とも言われたそうです。時代はバブル景気とポストモダンの中の作品を見せていただきました。

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「ひょうごプレミアム芸術デー」7月12日(兵庫県発足の日)〜18日の期間、この展示会は無料で鑑賞ができました。

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写真を撮影することができました。

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3階のエレベーターを降りたところ。会場に入るまでに展示が始まっています。

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会場入り口に行くまでの通路、各年の大きな出来事が記載されています。

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時代は遡っていき、80年代の展示会場に到着します。

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印象に残った作品の写真を撮りました。
作家と作品名は展示会の作品リストを参照していきたいです。https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_2206/80s-list.pdf

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生き生きと躍動感のあるアート、写真では伝わりにくいですが、好奇心、希望、未来、そんな言葉が浮かびました。自分の80年代を振り返ることができました。素晴らしい展示を見る機会をいただきました。ありがとうございました。

兵庫県立美術館
神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)
ホームページ


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2022年05月30日

神戸元町 ギャラリー「岩群青」☆元村太一郎氏☆現代美術家協会 現展

先週 神戸元町の「BISTRO On-y-va ビストロ オニバ」でランチをしました。初めてのお店でビフカツ専門店です。

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詳しくは夫ブログ「食べ歩き放浪記」に。

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カウンターだけの小さなお店なのですが、そこに飾ってある絵に目がいきました。お若い方が描かれた絵なのかな? ご家族の方かな? と想像を巡らせました。

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夫がお店の方に「写真撮ってもよいですか?」と尋ねたら、「どうぞ! 描いた本人がそこにいます!」と言われました。「え〜!」と驚きました! 作家が偶然お店におられたのです! すぐ近くにギャラリーがあるので見に来て良いと言われました。

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「ギャラリー 岩群青」。鯉川筋添いの細い「下山手Mビル」の2階、3階です。

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アトリエも兼ねておられますが、あまりこちらに来られていないそうです。

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元村太一郎氏、「現代美術家協会 現展」の会友。

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神戸港

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フィレンツェ

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ベネツィア

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バルセロナ グエル公園

私たちの好きなヨーロッパの街を描かれています。

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3階はピアノがあり、ジャズの演奏をされるとか。。

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横浜港。イタリアのアルベロベッロ。

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神戸港。釣り人あり。

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フィレンツェ。

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ノルウェー。

本村氏は60半ばで医療業を引退、後はご子息に任され、ご自分は画家の道に進まれたそうです。
あたたかくぬくもりのある作品を見せていただきました。ありがとうございました。これからも楽しみにしています。またよろしくお願いいたします。

ギャラリー 岩群青
代表 元村太一郎
現代美術家協会 会友
神戸市中央区下山手通3-15-6 下山手Mビル

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2021年05月23日

神戸市立博物館 「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」と常設展鑑賞(2021年5月21日)

先日 神戸市立博物館へ行きました。兵庫県は緊急事態宣言が延長になっていますが、5月12日から博物館は再開し、「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」は6月9日まで延長になります。

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正面の銅像は「ジャン・ド・フィエンヌ(カレーの市民より)」、オーギュスト・ロダンの作品です。

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神戸市立博物館は2019年11月にリニューアルオープンしました。

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唐招提寺御影堂障壁画展で紹介する唐招提寺の障壁画においても、東山は、《山雲》と《濤声》に、日本の国の山と海の美しさと深い精神性を豊かに表現しています。唐招提寺御影堂の障壁画は、鑑真和上の命日にちなんで行われる開山忌舎利会の数日間しか公開されることがありませんが、本展では全68面の障壁画を、制作過程を示すスケッチや下図とあわせて展示します。完成に至るまでの制作過程と東山の長年の宿願であった水墨による障壁画の壮大さ、鑑真和上に捧げた祈りの美に触れていただくことができるまたとない機会となります。
展示会公式サイトより

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3階、2階に障壁画の展示されています。なんともいえない美の世界に入りました。「濤声」は圧巻でした。
感動を胸にコレクション展にいきました。特別展のチケットで割引になり200円で入れました。写真撮影可能です。

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5月23日まで、フランシスコ・ザビエル像の本物が展示されています。感激しました!

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そして大好きな銅鐸のコレクションを観ました。

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「桜が丘銅鐸・銅戈」

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特徴と美術工芸的に評価を受けて、1970年に国宝に指定されています。

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15世紀〜17世紀の地図が並んでいます。

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東インド諸島の地図

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説明

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ヨーロッパの王政地図

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説明

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ライオンマップ
ネーデルランド17州(オランダ・ベルギー)が記されています。

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説明

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地図の対面の展示です。「輸出漆器」

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5月25日から展示が変わるので、この展示が観れて本当に良かったです。

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廊下にも展示がありました。「和装にも洋装にも合う!「束髪(そくはつ)」ヘアアレンジ集 」

明治時代中期、医師の渡邊鼎と『東京経済雑誌』記者の石川暎作らが「婦人束髪会」を結成し、日本女性の従来の髪形(「結髪」)を改め、西洋風の簡易な髪形(「束髪」)を推進しました。
婦人束髪会は、油で固めて大きな重い髷を作る結髪は崩れやすく手間のかかるもので、通気性が悪く非衛生的であると主張します。 また、髪を結う際の費用や所要時間のために、結髪が女性の交際を妨げ、文化の進歩を害していると批判し、世の女性たちに、束髪を取り入れるよう訴えかけました。女性の髪形という身近なものを西洋風に改めることから、西洋国家に近づいていくことが目指された時代でした。
公式サイトより

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大日本婦人束髪図解
レイアウトがおもしろいと思いました。

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明治の時代にも髪のスタイリングを美しく楽しんでいたのだと思いました。

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今 朝の連続テレビ小説「あぐり」が再放送されているのもあり、興味深く見入ってしまいました。
1年4か月ぶりに神戸市博物館に行って、楽しく過ごしました。ありがとうございました。

神戸市立博物館
神戸市中央区京町24番地
公式サイト


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