2018年05月30日

アラン・リックマンが「ハリー・ポッター」の教授役を後悔?(Le Figaro記事より)

アラン・リックマンが「ハリー・ポッター」の教授役を後悔していた? という記事がLe Figaroのツィートにありました。今ちょうど、イギリス旅行記5日目の「ハリー・ポッター スタジオツアー」の部分のアップ中で、この記事が気になって読んで見ました。
Alan Rickman regrettait que Rogue soit relayé au second plan dans Harry Potter(Le Figaro)
意味がわかりにくいところがあったのですが、ELLE Japonの「アラン・リックマン、映画『ハリー・ポッター』シリーズに不満があった!」を読んで理解できました。

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1988年のダイハード出演から2006年に亡くなるまで、アラン・リックマンは第一線で活躍し続けました。得にハリー・ポッターのスネイプ役で有名でしたが、2作目に引き続き出演したことに後悔があったそうです。ハリー・ポッターの監督がリックマンに当てた手紙、リックマンの資料やメモが見つかり、今度オークションにかけられるそうです。35箱もあるそうで、およそ110.000ユーロ(約1千4百万)になると予測されています。

アラン・リックマンは好きな俳優で、「いつか晴れた日に」のブランドン大佐役も好きでした。2年前の訃報を聞いた時、とても残念に思いました。またハリー・ポッターのシリーズも含めて、出演作品を見たいと思います。

ラベル:フランス語 映画
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2018年04月22日

ドキュメンタリー映画「天王寺おばあちゃんゾウ 春子 最後の夏」☆おびひろ動物園のイベント

帯広動物園で「ナナと春子~市民とゾウの物語」が4月4日まで開催されています。おびひろ動物園「ナナ(57歳)」と大阪市天王寺動物園「春子(2014年死亡、当時66歳)」2頭を紹介したイベントで、21日にドキュメンタリー映画「天王寺おばあちゃんゾウ 春子 最後の夏」が上映されました。

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日本で暮らすゾウさんにたくさん会いたい私でも、帯広は遠くて簡単に行けません。せめて映画「天王寺おばあちゃんゾウ 春子 最後の夏」を見ようとDVDを買いました。

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1950年にタイ王国から大阪の天王寺動物園に来園以来、60年以上も大阪の人々に愛され続けた春子。しかし、炎天下の運動場に出るのを嫌がり始めるなど、春子に異変が起きはじめる。老いと戦いながらも、来園者の前に立ち続けた春子、そして春子に寄り添う動物園職員たち。取材開始から1年以上。花子が天国へ旅立つ時までカメラは回り続けた。映画.comより
見終わると、自分の大切な家族を失ったような思いになりました。大阪天王寺、かっこつけない素で生きていける街で、ゾウの春子は66年になるまで誇り高く、来園者のために仕事をし続けました。暑い夏、飼育員さんたちが春子に「すまんなぁ、無理ゆうなぁ」と運動場に送り出す様子、飼育員さん達の葛藤と愛情がよく伝わってきます。臨終の日の出来事は涙なしでは見れません。貴重なドキュメンタリーでした。春子さん、長い間、本当にありがとう。

昨年、天王寺動物園にラニー博子ちゃんを見に行きました。飼育員さんがお客さんに話しかける様子が「やっぱり大阪やな、気さくでええなぁ」、と思いました。その飼育員さん達が体当たりで付き合っていたゾウさんたちはもういません。喪失感と悲しみは想像を超えていると思いますが、天王寺にいた気丈なゾウさんたちの話を伝えていただきたいです。ありがとうございました。


ラベル:ぞう
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2018年04月16日

ゲイリー・オールドマンの「不滅の恋 ベートーヴェン」、1994年制作

ゲイリー・オールドマン主演の1994年制作映画、「不滅の恋 ベートーヴェン」を思い出しました。1995年の冬に映画館で観て、良かったのでまた観たいと思っていたら、数年前に光テレビで放送があり録画をしていました。

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ゲイリー・オールドマンは好きな俳優で、ベートーヴェン役も良かったです。この映画から20年、「チャーチル」でアカデミー賞で主演男優賞を獲得したのも納得できます。

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ウィーン、プラハの景色が背景に出てきて、美しいです。そして音楽、ベートーヴェンの曲が流れて聞き入ってしまいます。英語が分かりやすい、ところどころにフランス語、ドイツ語が使われていて、20年前の私では気が付かなかったことです。

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ミステリー的に話は進みます。3人の女性にベートーヴェンの弟子が話を聞きにいきます。

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弟一家との不仲がまた不幸を招きます。

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あらすじ:映画comより
827年、ベートーヴェン(ゲイリー・オールドマン)が世を去った。その遺書には、「私の楽譜、財産の全てを“不滅の恋人”に捧げる」とあったが、それが誰を指すのか、誰にも分からなかった。彼の弟子で親友のアントン・シンドラー(ジェローン・クラッベ)は、莫大な財産を欲しがる親戚たちを説き伏せ、ベートーヴェンの本当の心を知るため、彼女に当てた3通の手紙を手掛かりに“不滅の恋人”を捜し始めた。まず最初に訪ねた...

ラベル:音楽 映画
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2018年03月29日

「マッサン」「軍師官兵衛」が4月から再放送☆

NHKの朝ドラ「マッサン」が4月2日から再放送されます。
BSプレミアム  毎週月曜から土曜 午前7時15分から午前7時30分まで

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大河ドラマ「軍師官兵衛」が4月1日から再放送されます。
BSプレミアム  毎週日曜日 正午から午後0時45分まで

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軍師官兵衛はDVDをレンタルしようかと思っていたので、再放送されることになってとても嬉しいです。マッサンももう一度見れるのは楽しみです。どちらも録画の予約しました


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2018年03月10日

映画「フランス組曲」☆ミシェル・ウィリアムズ主演

「フランス組曲」原題:Suite Françaiseは1942年にアウシュビッツで生涯を終えた女性作家、イレーヌ・ネミロフスキーの未完小説を映画化した作品です。2014年にイギリス・フランス・ベルギー合作で作られました。フランス語のヒヤリングに役立てばと思って録画したのですが、英語とドイツ語劇でした。

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あらすじ(映画.comより)
フランス人女性とナチスドイツ将校の許されざる愛を軸に、過酷な状況の中で必死に生きる人々の姿を描き出す。1940年、ドイツ占領下にあるフランスの田舎町。出征中の夫の帰りを待つリュシルが厳格な義母と暮らしている屋敷に、ドイツ軍中尉ブルーノがやって来る。音楽を愛するリュシルとブルーノは自然と親しくなり、お互いにかけがえのない存在となっていく。

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主演は「グレイテスト・ショーマン」のミシェル・ウィリアムズで、ストイックな人妻役を好演しています。ドイツ軍中尉役、マティアス・スーナールツの繊細な演技は心に残るものでした。怖くて意地悪な義母役、クリスティン・スコット・トーマスも良かったです。3俳優に加え、小作人夫婦役のサム・ライリーとルース・ウィルソンの存在感にも圧倒されました。

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ドイツ軍中尉ブルーノはリュシルのピアノを借りて作曲しています。楽譜に「フランス組曲」とタイトルが書かれています。全編はこんな曲になるのだろうと、想像の世界で聞きたいと思います。

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愛のある美しい映画でした。見れて良かったです


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2018年03月08日

ノルウェー映画 「ヒトラーに屈しなかった国王」

ノルウェー映画 「ヒトラーに屈しなかった国王」を観ました。日本公開は昨年12月、神戸でも長く上映していたのに見逃してしまい、尼崎の映画館まで行きました。

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あらすじ映画.comより
第2次世界大戦時、ナチスドイツの侵攻に激しく抵抗したノルウェーの国王ホーコン7世の下した決断と運命の3日間を描いた歴史ドラマ。1940年4月9日、ノルウェーの首都オスロにナチスドイツが侵攻。ノルウェー軍も交戦するが、圧倒的な軍事力によって主要都市が次々と陥落し、占拠されていく。ドイツ軍はノルウェーに対し降伏を要求し、ドイツ公使とノルウェー政府国王のホーコン7世との謁見の場が設けられるが、ホーコン7世はその場で、ナチスの要求に従うか国を離れて抵抗を続けるかの選択を迫られる。

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ホーコン7世は国を率いる絶対的な王でヒトラーに屈しなかった、とあらすじから想像したのですが、そうではなかったです。1905年にノルウェーはスウェーデンから独立後、デンマーク国王の次男だったホーコン7世をノルウェー国王に即位させました。王室に絶対的な権利はなく、政治に口を出せない立憲君主制の元で、ホーコン7世が国を揺るがす決断に迫られます。

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違う国から来た自分を王と受け入れてくれたノルウェー国民の幸せを考える、国王であっても自分一人の決断で国の大事を決めてはいけない、ホーコン7世の理念は子のオーラヴ5世、孫で現国王ハーラル5世に引き継がれています。

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ヒトラーに屈しなかった国王の公式サイト

ホーコン7世の思いはノルウェーに浸透していました。2013年にオスロのアーケシューフ城に行った時、レジスタンス博物館を偶然見つけて入りました。ノルウェーの人たちの占領下の活動の様子が展示されてました。今ならもっと真剣に見たと思います。

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オスロ、レジスタンス博物館の展示(2013年10月撮影)
ホーコン7世の写真があります。
旅行記:ノルウェー二日目K アーケシェフース城のノルウェー抵抗運動博物館

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ウィキペディアに日本との交流の始まりがありました。
1909年、日本陸軍が冬季軍事訓練中に遭難死亡事故(八甲田雪中行軍遭難事件を参照)に遭遇したことを聞いたホーコン7世は、「我が国で冬季に使っているスキー板があれば、このような遭難事故は起こらなかったのではないか」と考え、明治天皇宛にスキー板2台を事故に対する見舞いを兼ねて贈呈した。これがきっかけとなり、日本とノルウェーのスキー交流が始まることとなる。ウィキペディアより

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2018年03月03日

ミュージカル映画 「グレイテスト・ショーマン」

ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画、「グレイテスト・ショーマン」を観ました。

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1日、映画の日で満席の状態でした。苦しい時も悲しい時も歌っている間に解決策が見いだされていく、とてもポジティブなストーリーで、スクリーンからあふれる笑顔につられて明るい気持ちになりました。

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あらすじ(映画comより
「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた、19世紀アメリカの実在の興行師P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル。貧しい家に生まれ育ち、幼なじみの名家の令嬢チャリティと結婚したフィニアス。妻子を幸せにするため努力と挑戦を重ねるフィニアスはやがて、さまざまな個性をもちながらも日陰に生きてきた人々を集めた誰も見たことがないショーを作り上げ、大きな成功をつかむ。しかし、そんな彼の進む先には大きな波乱が待ち受けていた。

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なぜこの映画をみたくなったか? 予告編でみなが踊っている後ろにゾウの姿があったからです。映画のゾウはCGで少ししか登場してなかったですが、楽しかったです。

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スウェーデンの歌手、ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)、とても美しく印象に残りました。

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グレイテスト・ショーマンの公式サイト




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2018年02月28日

映画「ゴッホ 最期の手紙」、壮大な油絵アニメーション

映画「ゴッホ 最後の手紙」原題:Loving Vincent を観ました。俳優が演じた実写映像をもとに約6万5000枚におよぶゴッホ風油絵が描かれ、アニメーション化された作品です。イギリス・ポーランド合作で2017年制作されました。

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京都で3月4日まで開催されている「ゴッホ展」に行けそうもないので、せめて映画だけでもと明石の映画館まで行きました。この作品は昨年11月から公開されていますが、神戸の上映を見逃しました。

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ゴッホの荒いタッチ、鮮やかな色彩は情熱的で心揺さぶられます。静止画を見て広がるイメージ、ゴッホが何を描きたかったか、どんな心境だったかと不遇な画家に自然と思いを馳せていきます。油絵風のアニメーションは素晴らしいですが、私は一枚づつ見るほうが好みだと思いました。

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レビューの☆の数が多く、評価が高い作品です。

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100人の画家が描いたそうです。本当にすごいことだと思います。

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あらすじ:(映画comより)
「ひまわり」「夜のカフェテラス」などで知られる印象派の巨匠フィンセント・ファン・ゴッホの死の謎を、全編油絵風のアニメーションで描き、解き明かしていく異色のサスペンスドラマ。郵便配達人ジョゼフ・ルーランの息子アルマンは、父の友人で自殺した画家のゴッホが弟テオに宛てた手紙を託される。テオに手紙を渡すためパリへと向かったアルマンは、その過程でなぜゴッホは自殺したのか、その疑問が募っていくが……。

「ゴッホ 最後の手紙」公式サイト



ラベル:美術 映画
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2018年02月16日

浜田省吾の映画、『旅するソングライター Journy of a Songwiter』

浜田省吾の映画『旅するソングライター Journy of a Songwiter』が、2018年2月9日(金)-2月22日(木)2週間限定全国公開中です。
旅するソングライターの公式ページ

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お友達のえみさんが先に観てこられて、とても楽しめると教えてくださいました。高校時代から20代前半に浜田省吾を聞いていて、神戸や姫路のコンサートに行きました。夢を追いかける気持ちや、叶わない思いが曲と重なって自分の気持ちが発散できる、そんな気持ちで一緒に歌っていたように思います。



足つぼマッサージが効いて前半少し寝てしまったのですが、目が覚めてからは感動しっぱなしでした。最近の曲は知らないのですが、昔聴いていた曲はワクワクして一緒に歌いたくなりました。浜省とギターの町支さんの体形、動き、演奏も変わってなくて、昔のコンサートを思い出しました。「このホールがいっぱいになるまで、来つづけるよ」、と空いた席が多い時は言ってました。今はバックコーラスの女性、トランぺッターもいて、巨大ホールでのライブ公演に本当にビックなソングライターになったんだと、とても嬉しく思いました。



浜田省吾 『I am a father (ON THE ROAD 2005-2007 My First Love)』
I am a fatherのPV、時任三郎さんが出演しています。えみさんが教えていただいて、ありがとうございました!

ラベル:音楽
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2018年02月09日

映画 「エゴン・シーレ 死と乙女」

2016年制作の「エゴン・シーレ 死と乙女」現題:Egon Schiele: Tod und Madchen をDVDで観ました。オーストリア・ルクセンブルク合作で、ドイツ語劇です。

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20世紀初頭に活躍し、28歳で早逝した異端の天才画家エゴン・シーレを描いた作品、ということだけでDVDをレンタルしたので、題名の「死と乙女」は気にしませんでした。シーレはチェコ系オーストリア人で、ウィーン分離派、象徴派、表現主義に影響されながらも強烈な個性で、独自の世界を作りあげました。多くのモデルと浮名を流し、スキャンダラスな逸話も多いシーレ、すべては芸術のためだったのでしょうか。

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芸術家を描いた映画は多いですが、この作品は私の好みに合いました。最後に「男と乙女」という絵が「死と乙女」にタイトル変更された経緯に感動しました。モデルのヴァリ・ノイツェル役のファレリエ・ペヒナー、美人でなくですが、青い目が印象的で存在感がありとても良かったです。シーレ役のノア・サーベトラはすごいイケメンで見とれてしまいました。実物のシーレも魅力的な男性だったのだろうと思います。

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「死と乙女」の構図。

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「死と乙女」はウィーンのヴェルヴェレーデ宮殿にあり、ここはクリムト、シーレなどのウィーンで活躍した作家の有名作品があります。

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チェスキー・クルムロフのエゴン・シーレ美術館

シーレは若くで亡くなりましたが、作品を多く残しています。縁があるのか、2005年ロッテルダム、2014年チューリッヒでシーレの特別展を観ました。シーレの母親がチェスキー・クルムロフの出身で、ここにはシーレの美術館がありました。(夫の好みではないので入らなかったことを、今後悔しています)

映画com:エゴン・シーレ 死と乙女
ラベル:ドイツ語 映画
posted by jirokayo at 00:54| Comment(0) | 映画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする