光テレビ、イマジカBSで放送していた「1944 独ソ・エストニア戦線」原題:1944 を観ました。2015年にエストニア、フィンランドの共同制作で、エストニア本国で大ヒットを記録した作品です。

エストニアのタリンで夫とガイドさんがこの映画の話をしていたのですが、私はまだ観ていなかったので分かりませんでした。戦争映画を観終わると悲惨な戦いの場面ばかりが記憶に残るのですが、この作品そうではなかったです。エストニアという小国がドイツ側とソ連側に分かれて戦う、祖国のためでなく、敵に同じエストニア人がいる。。登場人物の心の葛藤、何を選択するかが印象に残りました。「
自由の名の下に戦い、苦しんだ全ての人に捧ぐ」、とエンド・ロールにありました。この映画はエストニア、同じように苦しんだ近郊国の歴史と思いが分かる、とても良い映画だと思います。

戦闘シーンはCGではなく、本物の武器洗車を使っていてリアルで迫力があります。
あらすじ(AMAZON DVDサイトから)
同胞(エストニア人同士)が殺し合う、最も過酷な戦場―
ドイツ武装親衛隊に属する、エストニア人のカール・タミクの両親と妹は、ソ連赤軍によって極寒のシベリアに追放された。1940年から始まったソ連による弾圧は、多くのエストニア人が悪評高きナチス・ドイツに身を寄せるきっかけとなり、カールもその中の一人となっていた。
一方、カールと同じエストニア人のユーリ・ヨギはソ連赤軍の上級軍曹であり、彼は1939年、兵役によりソ連のエストニア国防軍に召喚されていた。上官からの信頼も厚い彼は、ソ連に忠実に任務をこなす毎日を送っていた。
そんな中、同じエストニア人であるカールとヨギは敵同士に分かれる形で、戦場で遭遇する。それはエストニアの独立が不可能な時代に起きた悲劇の戦いであった。

カールの姉、アイノ・タミクにユーリーが手紙を持っていくシーン。
posted by jirokayo at 21:37|
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