2018年10月09日

堤 剛&仲道郁代 デュオ・リサイタル@兵庫県立芸術文化センター(2018年10月8日)

10月8日 「堤 剛&仲道郁代 デュオ・リサイタル」が兵庫県立芸術文化センターで催されました。

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チェロ: 堤 剛
ピアノ: 仲道郁代

プログラム
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第4番
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ
シューマン:アダージョとアレグロ op.70 
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第3番
アンコール
ショパン:チェロ・ソナタ 第3楽章


堤剛氏は古典から現代音楽まで幅広いレパートリーを誇り、常に音楽の新しい地平を開拓し続ける日本クラシック界の重鎮。仲道郁代さんは2017年にデビュー30周年を迎えられ、リサイタルやメディアを通してピアノの魅力を伝え続けて来られました。お二人は今年の3月に初共演され、これが3度目のリサイタルになるそうです。「たくさんの方に来ていただいて、ありがとうございます。連休の最終日がつまらないものにならないように、頑張りました」、と堤氏は最後に挨拶されました。「堤先生と演奏していて音楽をやっていて幸せだな、と思う瞬間が何度もありました。本当に感謝しております」、と仲道さんが言われました。

ピアノとチェロのデュオコンサートは初めてでした。チェロの低く深い響き、ピアノの豊かな音色が前に出たり下がったり、どちらかが伴奏になったり、輪唱のように続いていくパート、お互いを生かし合う素晴らしい演奏だと思いました。ベートヴェン、ショスタコーヴィチ、シューマン、ショパン、それぞれの作曲家の特色がよく出ているプログラムで、とても楽しめました。ありがとうございました。


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2018年09月18日

「アムラン ショパンピアノ協奏曲1番&2番」-シンフォニーホール(2018年9月14日)

シャルル・リシャール=アルマン氏と大阪交響楽団の「ショパンピアノ協奏曲1番&2番」、9月14日 シンフォニーホールに聴きに行きました。

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[指揮]佐藤俊太郎
[ピアノ]シャルル・リシャール=アムラン
[管弦楽]大阪交響楽団
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 へ短調 op.21
アンコール
ショパン:ノクターン20番 遺作


前半に協奏曲 第2月番が演奏されました。1829年の秋、ショパンが19歳の時に完成し、第1番より先に作られました。初恋の人への恋心が描かれ、ロマンティックな情念と創意にあふれた作品。アムラン氏は「ハートブレイキングな印象があり、とても美しい」と語っています。
後半の協奏曲 第1番は壮大なオーケストラの序奏に、ピアノが甘美で華やかな旋律を奏でます。1830年の秋、ショパンの告別演奏会でショパン自身のピアノで初演されました。愛する人への想いを打ち明けることなく、一か月後にショパンは祖国ポーランドを離れました。

アムラン氏の手元がよく見える、2階の最前列の中央で美しく切ないショパンを聴き入っていました。アムラン氏は2015年のショパン国際ピアノ・コンクールで第2位と同時にクリスチャン・ツィメルマン賞(ベスト・ソナタ賞)を受賞し、一躍世界の楽壇に登場。リリースしたアルバムは世界中から高い評価を受けていて、日本には今回が6度目の来日になります。今年1月、5月、この9月と私も3度、聴かせていただきました。1月にコンサート後にアムラン氏とレストランで偶然お会いすることができ、その気さくで優しいお人柄に感動しました。奏でる音は内面から出るのだと、納得しました。素晴らしい演奏を何度でも聴きたいです。次も関西で公演がありますように。。


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2018年08月25日

対談コンサート〜モーツァルト、旅、そして神戸〜, 池内紀x久元祐子(2018年8月23日)

8月23日 「対談コンサート〜モーツァルト、旅、そして神戸〜, 池内紀x久元祐子」が神戸文化ホールで催されました。

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ドイツ文学者・エッセイストの池内紀先生とピアニストの久元祐子氏が対談し、その後ウィーンのピアノ、ベーゼンドルファー Model280VCでモーツアルトのソナタが演奏されました。
演奏曲
モーツアルト:ピアノ・ソナタニ長調 KV311、イ短調 KV310
アンコール:トルコ行進曲


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池内紀先生

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久元祐子さん

神戸文化ホールはベーゼンドルファー The Concert Grand Model280VCを日本で初めて購入しました。ベーゼンドルファー は1828年にウィーンで創業され、長い歴史と伝統を持つピアノメーカーで、このModel280VCは「歌う音」と評されるピアノです。久元氏は日本で唯一のベーゼンドルファー・アーティストです。

池内先生が久元さんとの出会いのエピソード、素晴らしい実力と器の持ち主であることを紹介されました。池内先生はパソコン、テレビ、スマホなしのライフスタイルを貫いていて、情報に追われることはない、必要な情報は自然とわかるようになっている、と言われていたのが印象に残りました。
池内先生はコンサートやお芝居などの上演案内、ウィーンの情報誌をまねて、「月間プレイガイド」という雑誌を作られたそうです。当時情報誌にお金を出す人は少なくて全く売れなかったそうですが、日本の情報誌の草分けでありました。
モーツアルトの話があり、お母さんが亡くなった時の手紙のエピソード、父親に妻の死を知らすのに3通の手紙を間隔をあけて送り、父親のショックを和らげたそうです。モーツァルトも優しいですが、語る両名のお人柄が良くて心が和みました。

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会場で池内先生の本と久元さんのCDが販売されていて、コンサート後にサイン会がありました。

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ドイツ語学習者には憧れの池内先生の本です。

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久元さんのベーゼンドルファー Model280VCで弾かれたライブ、モーツアルトとショパンの作品が収録されています。
久元さんはご主人は現神戸市長です。

台風接近で電車が止まることを心配してのコンサートでしたが、たくさんの方が残られて、お二人から心のこもったサインをいただいていました。

ラベル:音楽 ドイツ語
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2018年05月19日

西城秀樹さん、ご冥福をお祈りいたします。

西城秀樹さんが亡くなった、と昨日お友達から聞きました。残念です。
明るく華やかなルックスと歌声が素敵でした。2009年3月1日に兵庫県明石市で「アロージャズ・オーケストラ with 秀樹」が催され、母と一緒に行きました。ブログ記事です。ジャズが好きの母のお伴で行ったのですが、アロージャズと西城秀樹さんのコラボ、とても良いコンサートで感激したことを覚えています。母はこの4か月後に胆管癌と診断され、それから一年足らずで亡くなりました。西城秀樹さんと聞くと、母との楽しんだこのコンサートを思い出していました。長年エンターテイナーとして頑張ってこられた秀樹さんに敬意と感謝を心からお伝えしたいです。ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

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ラベル:音楽
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2018年05月15日

シャルル・リシャール=アムラン 大阪リサイタル(2018年5月12日)

シャルル・リシャール=アムラン氏の大阪リサイタルが5月12日、シンフォニーホールで開催されました。

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オール・ショパンプログラム
ノクターン 第20番 嬰ハ短調 「遺作」
即興曲 第1番 変イ長調 op.29
即興曲 第2番 嬰ヘ長調 op.36
即興曲 第3番 変ト長調 op.51
幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66 
エチュード ハ短調「革命」op.10-12
ポロネーズ 第6番 変イ長調「英雄」 op.53
バラード 第1番 ト短調 op.23
バラード 第2番 ヘ長調 op.38
バラード 第3番 変イ長調 op.47
バラード 第4番 ヘ短調 op.52
【アンコール】
ショパン:練習曲 作品10第3番ホ長調「別れの曲」
バッハ:チェンバロ協奏曲5番 「アリオーソ」
アルノ・ババジョニアン:「エレジー」

リシャール=アムラン氏は2015年、ショパン国際コンクールで2位の実力者。今回が5度目の来日で、大阪を皮切りに広島、山口、佐賀、神奈川、新潟、東京、埼玉で9公演を行います。ショパンを含めた3つのプログラム構成で、大阪は「オール・ショパン」プログラムでした。
私は2階席の中央左よりの席で、リシャール=アムラン氏の手元と様子がよく見えました。繊細であたたかい音色、響きは人柄から引き出されているのだと思いました。ブラボー! と言う声が何度も聞こえました。
アンコール曲のバッハを聴いている時、教会の中でパイプオルガンが鳴り響くような、清らかな荘厳さを感じました。美しかったです。

今年1月6日に兵庫県立芸術文化センターで「ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 〜ショパンと新世界〜」で、リシャール=アムラン氏がソリストでした。コンサート後、ホールの近くのレストランで偶然リシャール=アムラン氏にお会いしました。(ブログ記事)その時に5月のリサイタルの予定を聞いたので、絶対行きたいと思いました。クラシック音楽の見識も十分にない私に訪れた幸運に感謝したい、そんなお礼の気持ちもあり、リサイタルに行けるよう旅行の日程を調整しました。

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プログラムとCDを買ったのですが、サイン会は長蛇の列でした。シャルルさん(ファーストネームで厚かましくて、すいません)は少しお疲れの様子に見えたので、サインをいただくかどうか迷いました。が、結局列の最後の方に並びました。サインは流れ作業的でゆっくりお話しは無理でしたが、小さなプレゼントをお渡ししたら握手を2回してくださいました。あわたたしかったですが、みなさん感動を英語やフランス語で伝えておられました。すばらしい演奏、本当にありがとうございました

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ラベル:ピアノ 音楽
posted by jirokayo at 03:44| Comment(0) | コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする