ポーランド在住ピアニスト、トマシュ・ベトカさんと横山起朗さんのコンサートが、神戸塩屋の旧グッゲンハイム邸で4月7日に催されました。

この公演に来るきっかけになったのは、旧グッゲンハイム邸についての書籍をお友達のmiyaさんが紹介してくれたことと、ポーランド在住のピアニストの演奏が聴けるということでした。

あちこちに傷のあるグランドピアノ。

ポーランドはショパンの母国。音楽はとても盛んで質が高いと思っているのですが、期待どおりお二人の演奏は素晴らしかったです。グッゲンハイム邸の建築の効果なのか、演奏家の技量なのか、最初の一音を聴きその美しさに驚きました。

演奏曲はそれぞれのアルバム曲から選ばれたもので、演奏前に説明がありました。横山さんは普段は英語、ポーランド語で曲説明をしているので、今日はとても話しやすいと言われてました。
横山さんのお友達の江田ヤマトさんが、バイオリンで参加し合計3曲、アンサンブルの演奏も聴かせていただきました。

トマシュ・ベトカさんは控えめで穏やかな感じの良い方です。演奏を聴きながら、数年前のポーランド旅行のことがいろいろと思い浮かんできました。“ジンクエン”、ポーランド語のありがとう、を思い出しました。ポーランドの人たちは押しつけがましくなく、さりげなく親切な人が多かったです。

横山さんは宮崎出身で、言葉のアクセントがなかなか抜けないと言いながら曲説明されました。コンサート後「今日はどうもありがとうございました」、と気さくに丁寧に声をかけていただいて恐縮しました。が、すぐに厚かましくなり、ベトカさんとのツーショットを撮らせていただきました。(お話ししているところ割り込んで、すいませんでした!)

音楽の専門知識も良い耳もない私ですが、演奏者の人柄が美しい音を作るのはわかります。パソコン漬けの日々に癒しをいただきました。素敵な演奏、ありがとうございました。
この“Cherry Blossom Japan Tour 2017”は神戸が皮切りに、全国9か所で行われます。多くの方に聴いていただけますように!お二人の演奏はツアーのホームページで聴けます。
Cherry Blossom Japan Tour 2017
詳細:
http://www.suku2089.com/4/7.金 神戸 旧グッゲンハイム邸
4/8.土 奈良 sonihouse
4/15.土 東京 sonorium
4/16.日 金沢 shirasagi/白鷺美術
4/18.火 盛岡 岩手県公会堂21号室
4/19.水 秋田 "studio"
4/20.木 静岡 淡島ホテル
4/22.土 宮崎 Salle Mandjar
4/25.火 福岡 Benir Cafe
posted by jirokayo at 01:11|
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コンサート
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