[管弦楽]スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
[指揮]レオシュ・スワロフスキー
[チェロ]宮田大
プログラム
スメタナ:連作交響詩『わが祖国』より 「モルダウ」
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 「新世界より」 op.95
アンコール
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番より「プレリュードより」
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 第15番
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団は1949年にブラチスラヴァに設立された、スロヴァキア最初の国立オーケストラです。チェコの伝説的な名指揮者、ヴァーツラフ・ターリッヒが初代主席指揮者を勤め、短期間で第一級水準に育成しました。今では全欧、全米、日本への演奏活動が頻繁におこなっていて、卓越したアンサンブルと力強い演奏、民族的な色彩感で高い評価を得ているそうです。
今回のスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の日本ツアーは7月4日から始まり、長野、栃木、東京、愛知、大阪で6公演が行われ大阪は最後でした。シンフォニーホールは舞台と客席が近く、素晴らしい響きの中で100名からなる管弦楽の演奏を聴きました。指揮者のレオシュ・スワロフスキー氏はチェコ出身、体全体で熱く指揮する姿、奏者をたたえる様子などから、スメタナ、ドヴォルザークプログラムに誇りを持ち大切にされているのだと感じました。。私が今まで聞いた演奏より若干ゆっくりのテンポと重さがあり、ひとつひとつの音、旋律が丁寧に耳に入ってきました。
宮田大さんの演奏は繊細で美しく、チェロの魅力に引き込まれました。アンコールのバッハ、いつまでも聞いていたかったです。
ラベル:音楽