2025年03月06日

「リガ・神戸」姉妹都市50周年特別展☆王子動物園で開催中です(2024年10月26日〜2025年3月31日)

神戸王子動物園で今月末まで『「リガ・神戸」姉妹都市50周年特別展』が開催されています。
1974年6月18日に神戸市とラトビア共和国のリガ市は姉妹都市になりました。2024年に50周年を迎え、その記念イベントのひとつとして、展示会が開催されています。
王子動物園の公式サイト:10/26〜 「リガ・神戸」姉妹都市50周年特別展

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展示会の開催日は2024年10月26日でした。ホームページに案内が掲載されていると、前日にお友達から教えていただきました。驚きました。嬉しくて、わくわくしながら当日朝10時前に開催場所の動物科学資料館を訪れました。

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展示会は7つのセクションがあります。
・「ラトビア共和国とリガ市の紹介」
・「姉妹都市提携50周年」
・「リガ動物園」
・「動物交流の歴史」
・「リガから来た動物たち」
・「つながるいのち」
・その他


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ラトビア共和国とリガ市の紹介
ラトビアは1991年に旧ソ連から独立しましたが、リガ市と神戸市の姉妹都市提携は続きました。

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リガ市を代表する建造物、名所の紹介です。

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姉妹都市提携50周年の年表

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半世紀間の出来事、イベントが書かれています。

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リガ動物園の紹介。ビデオが流れています。

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自然豊かな動物園です。

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動物交流の歴史

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リガと神戸、それぞれから動物が送られています。

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第3次動物交流として、アジアゾウのズゼが1996年に王子に来園していますが、ズゼは阪神淡路大震災で傷ついた神戸の人々を励ますために、リガ市から神戸に寄贈されました。

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ズゼのリガから神戸までの道のりです。10日かかりました。出発日は1996年8月24日。到着日は1996年9月3日です。

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ズゼ 6歳が王子に来園した時の様子です。リガ動物園の学芸員(飼育員)、サウエルさんと一緒でした。
ズゼは生後3か月でお母さんのZitaさんが亡くなったため、サウエルさんが母親代わり、中心となって人口哺育で育てられました。

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リガから来た動物たち

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シベリアオオヤマネコのアル、ベルの紹介です。第4次動物交流として2016年に来園しました。

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ベルが運ばれてきた輸送箱です。

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左がベル、右がアル。2014年生まれ、2歳の時に神戸にきました。

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ズゼの紹介
愛称の由来は母ゾウから母ゾウである「Zita」から「Z」の文字をもらって「Zuzanna」と名づけられ、愛称が「Zuze」となりました。

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ズゼが来園した年の写真です。ズゼ(6歳)が前をリガから持ってきた丸太を持って歩き、オスのマック(4歳)が追いかけています。
マックの花嫁候補として、ズゼは神戸にきました。マックはすぐにズゼが気にいったそうです。
神戸市のブログ:王子動物園の「ズゼ」 姉妹都市リガ生まれが神戸にいる理由】

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ズゼが来園した時、持たせてもらった嫁入り道具。箱の中に入っていた沢山の手紙、絵、玩具、ぬいぐるみ等が今回展示されています! 28年前のものです。

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遠い国、日本に行くズゼのためにリガの子供たちが描いた、作ったものです。

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胸がいっぱいになりました。何年か前にお嫁入箱の中身を見せてほしいと動物園にお願いしたのですが、その時は叶いませんでした。

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丸太が3本 展示されています。
・ズゼが来園当時に使っていたもの
・お嫁入箱に入っていたもの
・2019年にリガ訪問団、リガ動物園からの贈り物

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そして今は4本目の丸太が展示されています。
2024年11月に姉妹都市提携50周年のイベントとして、リガ訪問団が王子を訪れました。
リガ市長が自らズゼに持って来られた贈り物です。
神戸市のブログ:王子動物園のズゼと28年ぶり再会、リガ市長が持参した丸太の正体?

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丸太の側面に文字が書かれています。Google翻訳です。
ズゼ、私たちはあなたをとても愛しています!
私の故郷リガ、ヴィリニュス・キルスィス・リガ市長とリガ動物園チームから温かいご挨拶を申し上げます。
2024年11月6日


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「ズゼちゃん大好き」
王子動物園元園長の権藤氏が自身の挿絵とともに、ズゼが遠い日本にやってくるまでの日々を物語として描かれました。

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今、展示場に置かれていて、どなたでも読んでいただけます。

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成長したマックとズゼ。2頭はとても仲良しで相性が良いのです。
マックは2歳9か月でスイス、クニーズキンダーツォーから1995年3月、阪神淡路大震災の直後に神戸にきました。

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つながるいのち

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ズゼが結希を産むまでの道のり
結希は、母のように育ててくれたプーリーや、市原ぞうの国のスタッフに大切にされ、今年で10歳になり健やかに暮らしています。
今に至るまでを振り返れば、命をつなぐ道のりが平坦でないことがわかります。
ズゼ出産の経過
・初産 2002年1月11日、死産。100kg
・2産目 2004年3月2日、メス、124kg。桃の節句にちなんで「モモ」と命名。国内でアジアゾウ初の出産となり繁殖賞を受賞。 2005年4月25日、1歳で死亡
・3産目 2007年01月21日、オス、154kg。「オウジ」と命名。2012 年4月7日、4歳5か月で死亡
・4産目 2014年6月12日、オス、142kg。「結希」と命名。市原ぞうの国で出産、現在に至る
ズゼは幼いころ母親を亡くし、子育ての方法を知らなかったので、モモとオウジは人工哺育(人間が母親代わりに動物の子を育てること)となりました。 ゾウの人工哺育は、国内初で困難を極めました。


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モモが産まれた時に繁殖賞をいただきました。

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産まれた時の結希、実寸大です。

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現在の結希、10歳になりました。市原ぞうの国提供のお写真です。

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ラトビアの民族衣装等の展示もされています。

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リガ動物園のグッズもあります。写真はズゼがリガにいた当時のものです。

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ビデオコーナーです。
1.ズゼ 来園直後の様子
2.ズゼ 王子動物園での様子
3.アル、ベル 王子動物園での様子

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写真は1996年9月3日 ズゼが王子に来園した時の映像です。

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リガの美しい通りの大きな写真で展示会は終わっています。
たくさんの方に見ていただけますように願っています。

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よくまとまった濃い内容ので、ブログでは紹介しきれません。ズゼファンの私には本当に嬉しい展示の数々で、本当にありがとうございます。初日10月26日に観に行っているのに、記事にするのが遅すぎです。
2017年にリガを訪れた時、ズゼが神戸にいることを現地ガイドさんに聞きました。遠い国から神戸に来てくれたズゼに一目会いたくて、王子動物園を訪れました。不思議とまた会いたくなるズゼに魅せられてきました。神戸に来て28年経った今もリガで愛され続けているズゼが、神戸にいることを心から感謝いたします。ラトビア、リガのみなさんへの恩返しのひとつになればと、ほぼ毎日ズゼに会いに行っていて、ブログ「ズゼちゃん日記」の更新をしています。



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2025年02月22日

ミヤンマーから来たゾウさんたちに会いました☆福岡市動植物園(2024年12月18日)

昨年12月18日に福岡市動植物園を訪れました。ミヤンマーから来園したゾウさん達に会うことを、ずっと楽しみにしていました。

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福岡市動植物園の門です。

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福岡市動植物園の歴史
福岡市はじめての市立動植物園は、昭和天皇御即位記念事業施設として昭和8年8月20日に 「御大典記念・福岡市動植物園」という名称で現在の東公園内に開園しました。
順調な歩みを続けていた動植物園でしたが、太平洋戦争の激化に伴い飼料の入手困難などから、昭和19年5月20日に閉園しました。
戦後、徐々に落ち着きを取り戻した福岡市民の積極的な活動により、昭和28年8月22日に現在の南公園内で開園し、現在に至ります。
平成30年10月、東公園当時の復刻として、南公園に同型の門を設置したものです。
東公園動植物園当時の写真
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階段を上ると動物園の入り口です。建物の中に入ります。

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チケット売り場の前にゾウの骨格標本が展示されています。

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2024年7月30日に4頭のアジアゾウがミヤンマーから来園しました。

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福岡の動物園がゾウを迎える計画がある、2019年12月にシンポジウム「ボルネオの野生動物のために日本の動物園ができること」に参加した時に知りました。その日から私もずっと福岡にゾウさんが来るのを待っていました。
2022年春の来園を予定していたのですが、新型コロナウイルス、2021年にミヤンマーで発生した軍事クーデターなどの影響で難航し、予定より2年遅れて、2024年7月30日に4頭のアジアゾウが福岡に到着しました。
猛暑の中、遠い道のりを無事で来てくれたことが嬉しくて、すぐにでも会いに行きたい、動物園を応援したい気持ちで一杯になりましたが、一般公開まで待つことにしました。
ところが、9月10日に12歳のメスゾウがヘルペスウイルスを発症し急逝しました。

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お名前が11月に決まりました。
最年長、22歳の母親が「ゆずは」、子ゾウが「わかば」、12歳で9月に急死したゾウさんが「すい」と名付けられました。

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14歳のオスゾウが「あお」です。

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「エレ・ファンクラブ」メンバーを募っています。
1000円の献金で4頭をモデルした缶バッチが一個もらえます。ゾウのエサ代等に使われます。

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福岡市動植物園のサポーターにもなりました。年間パスポートが貰え、2千円以上でサポーターディに参加できる等の特典があります。

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「動植物園だより」の配布も特典のひとつです。132号、133号をいただきました。どちらにもゾウの掲載がありました。

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建物をでて、ゾウさんに会いにいきます。でてすぐがゾウのエリアです。さっきまで雨が降っていて、今も曇っています。

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「施設のくふう」
わかりやすく説明があります。

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丘があります。上にはゾウを一望できる展望デッキがあります。

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説明の右側、オスゾウのエリアです。

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メスゾウのエリアにゆるやかなスロープのような道を通っていきました。

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ゾウ舎側から丘を見たところです。

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丘の上に小さなゾウさんが見えました!わかばちゃんです!



【2024.12.18 10:48 わかば】
10時50分前 わかばちゃんが丘の斜面を下ってきました。

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体を斜面にこすりながら降りていきました。
わかばちゃんは好奇心の強いおてんばさんで、柵をすり抜けて放飼場から脱走して騒動になりました。柵改修の対策が取られました。

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わかばちゃんはオスゾウ、あおくんのところに遊びに来ています。



【2024.12.18 10:43 -10:59 わかば、ゆずは、あお】
11時前 わかばちゃんが雄ゾウ、あおくんのところにいました。鳥のように鳴いてわかばちゃんはあおくんと絡んでいるところに、お母さんのゆずはさんが来ました。

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お母さん、ゆずはさんが様子を見にきたところ、斜面に沿った細い道を歩いてきました。

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ゆずはさん、わかばちゃんが柵を挟んで、あおくんにお鼻を伸ばしていました。
あおくんはゾウ舎に戻っていきました。

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坂道でわかばちゃんが授乳してもらいました。

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メスゾウのエリアに向かおうと坂道を上りますが、わかばちゃんがトイレタイムになりました。

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おあくんが放飼場にでてきました。

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また3頭の絡みあいになりました。

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4頭の紹介です。

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あお(碧)
オス 14歲
●体重:約2.9t
●ミャンマー名 ミン・チー・アウン
●誕生日:2010年1月23日
●特徴 4頭の中では一番穏やかな性格

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ゆずは(柚葉)
メス 22歳
●体重:約2.5t
●ミャンマー名 セイン・モー・サン
●誕生日:2002年2月18日
●特徴:普段は大人しく子供思いのお母さん

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わかば (若葉)
メス 3歳
●体重:約1.2t
●ミャンマー名エー・モー・サン
●誕生日:2021年1月17日
●特徴:元気でおてんば、 好奇心旺盛で遊ぶのが大好き

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すい(翠)
メス 12歲
●ミャンマー名 モー・トウン・ヌエ
●誕生日:2012年2月21日 (2024年9月10日死亡)

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【2024.12.18 11:08-11:32 ゆずは わかば お食事タイム】
11時すぎ ゆずはさんが干し草をもらって食べていました。丘からわかばちゃんが降りてきてオモチャ?で遊んだ後、干し草を食べ始めました。

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寄り添って食べていました。

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丘の上に行き、展望デッキからゾウのエリア、ゾウ舎が見えます。ゆずはさんが見えました。

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わかばちゃんが降りていこうとしています。飼育員さんが💩をひとつ取っていました。

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わかばちゃんが向いている方にオスゾウのエリアがあります。

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オスのゾウ舎は丘を下りて反対側にあります。

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広いです。メスゾウとの同居はこちらでしそうです。

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あおくんはお部屋の出入りが自由になっていました。

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ゾウ舎のまわりにイラスト付きのゾウの案内、説明が貼ってあります。

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寒いとき、暑いとき、ゾウがお部屋か放飼場か選べるようにしているそうです。

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歯の説明。

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足の説明。

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どろあそび。みずあそび。

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ねる。
イラスト付きで分かりやすいです。

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展望デッキからさがったところから、ゾウ舎をみました。

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メスゾウのエリア、プールが見えました。



【2024.12.18 13:47 わかば ゆずは、丘をのばる】
13時50分前 わかばちゃんが先に丘を登っていき、お母さんのゆずはさんは💩を落としながら、わかばちゃんの後をついて行きました。急な斜面です

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お母さん、ゆずはさんも上りきりました。本当にびっくりしました。

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ゾウさん以外の動物も見にいきました。

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浜松市動物園から来園した、アムールトラのヒューイです!
一度浜松で会いました。また会えて嬉しいです!

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オジロワシに会えるのを楽しみにしていました。神戸王子動物園のオジロワシ、サクラさんはここ福岡で生まれました。

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オジロワシの鳥舎は大きいです。山の中腹に立っています。

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2羽のオジロワシさん。
エリザはみさき公園から、あいりは姫路市動物園から来園しています。

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エリザ、1989年4月22日 みさき公園生まれ。

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あいり、2008年3月27日 姫路市動物園生まれ。



【2024.12.18 14:46 エリザ あいり】
14時45分 水に入っているあいり、前に飛んできたエリザです。

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鳥舎は並んでいて、オオワシ、コンドルが大きくて立派でした。

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その先にカンガルーがいました。

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袋から赤ちゃんがお顔をだしていました。

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あられ、あかり、ひかり、イヴ、ミント。5頭のメスがいます。紹介が良いのですが

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なんと、内側から「あかり」ちゃんの紹介が破壊されました!

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破壊したカンガルーさんのお名前は? わかりません><

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レストランでお昼ごはんをいただきました。ゾウさんを模ったジビエハンバーグ。

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お友達のデザート。ゾウさんクッキーがのっていました。

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【2024.12.18 15:48-16:09 わかば ゆずは、モート側で】
16時前 わかばちゃんはモート側の方に来ていました。お母さん、ゆずはさんが来た時はわかばちゃんはゾウ舎前にいました。

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ゾウ舎前で授乳していました。

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16時すぎ 飼育員さんがモート前に来られていました。
この後、入口側にゾウさんが移動していき、ゾウ舎から飼育員さんが出て来られました。「お部屋に戻る前にトレーニングを行う」、と聞こえたので、放飼場の下の通路を走って入口側に行きました。



【2024.12.18 16:17 ゆずは わかば、トレーニング】
16時15分 ゆずはさんとわかばちゃんはロープ越しにトレーニングを行いました。終わるとお部屋に戻っていきました。

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柵の外からターゲットトレーニングをされていました。

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「さあ、帰ろう!」と言われて、ゆずはさん、わかばちゃんはいそいそとお部屋にもどっていきました。

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がらんとしたメスのゾウエリアを見ていました。今からお掃除にでて来られるはず、どのように💩が集められるか知りたかったのです。急斜面を運搬車や一輪車を使うのは難しいはず。。と考えていたら、飼育員さんたちがポリバケツを持って出て来られました。
「メスはもう部屋に帰ったので見れませんが、オスゾウはまだ外にいるので見れますよ」、と声をかけてくださいました。
その時に2つのことをお尋ねしました。糞の回収と道のことです。糞はバケツで集めて周るそうです。
「オスと同居させる時に通る道は、あの細い道なのですか?」
「そうです。通れます。なんの問題もありませんよ」
あの細い道だけがオスエリアに行く方法なのかと、驚きました。
私がいつも見ている神戸のゾウさんたちは大柄で、とてもあの道を通ることは出来ないと思うからです。あの急斜面を上ることも難しいと思いました。

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16時半前 あおくんは放飼場で干し草を食べていました。

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オスゾウのエリアの際に日除け兼シャワーが設置されています。神戸王子動物園のものと同じ仕組みでも、最新技術が搭載されていると思います。昨年のような厳しい暑さが来ても、福岡で元気に暮らしてもらえますように。寒いとき、暑いとき、お部屋が解放されているので安心です。

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丘陵地を生かしたゾウの放飼場にゆずはさん、わかばちゃんは適していて元気に過ごしています。
9月10日に亡くなったすいさんの冥福をお祈りしました。どんな辛いことも受け入れて前に進むしかないのだと、ゆずはさん、わかばちゃんが急斜面を登るのを見て思いました。また福岡のゾウさんたち、他の動物、鳥さんたちにも会いに来たいです。

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ゾウの骨格標本のまわりにゾウさんへのメッセージが貼られていました。

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みんなゾウさんに会いたくて、長い間待っていました。
放飼場の前でも「ゾウさんに会えて本当にうれしいです」と言われていた地元の方がおられました。本当に良かった。関係者の皆様のひとかたならぬご努力、ご尽力のおかげでありますが、ゆずはさん、わかばちゃん、あおくん、すいさん、日本に来てくれて、本当にありがとう。

福岡市動植物園
福岡市中央区南公園1番1号
公式サイト

ラベル:ゾウ #ゾウ
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2024年11月20日

追悼 Nagarrくん☆オランダ、エメン動物園(Wildlands)でズゼの妹と甥っ子に会いました(2024年5月16日)

オランダ、エメン動物園の1歳9か月のアジアゾウ、Nagarrが11月16日に急死しました。
Nagarrくんの追悼に記事をアップさせていただきます。

今年5月にヨーロッパに行きました。オランダは友人を訪れること、動物園でゾウさんに会うことが目的でした。
オランダは日本の九州とほぼ同じ面積ですが、ゾウがいる動物園(サファリも含む)は8園もあります。その中でもロッテルダム Diergaarde BlijdorpはEAZA(ヨーロッパ動物園・水族館協会)のアジアゾウの繁殖管理を担っています。オランダ国内の動物園の環境が整っていること、ゾウの飼育水準は高さを疑う余地がありません。

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ドイツに近いエメン動物園、Wildlandsはオランダ最後の日に訪れました。滞在中のライデンから電車とバスを乗り継いで、約3時間かかりました。

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エメン動物園は神戸王子動物園のズゼの親戚がいます。お父さん、Radzaさんがラトビア、リガ動物園から2003年にエメンに移動してきて、2013年に47歳で亡くなるまで、15頭の子どもができました。ほとんど男の子で、エメンからヨーロッパ中の動物園に移動していきました。
唯一残っているのは娘、Swhe Zin(2007年生れ)です。

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(2024年5月16日撮影)
ズゼの異母弟たちの写真が迎えてくれました。

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私は6年前、2018年10月にもエメン動物園を訪れました。
(記事:オランダ、エメン動物園にズゼの兄弟がいます☆2018年10月17日
その日はズゼの異母弟4頭と成獣のMekongに会うことができました。雌の群れはSwhe Zinの異父姉のMingalar Oo(1992年生れ)、Ma Yay Yee(1999年生れ)とその小さな子どもたちとSwhe Zinでした。
Swhe Zin(当時11歳)はまだ子どもがなくて、子育て中の異父姉たちと距離があるように見えました。早くSwhe Zinにも母親になってもらいたいと、ずっと願っていました。

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(2018年10月17日撮影)
2018年にエメンを訪れてから、SNS等でゾウの情報を見てきました。
Swhe Zinは雄ゾウ、Mekongに感心を持たなかったそうです。

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Mekong (2018年10月17日撮影)
2020年5月、Mekongはスイス、ラッパースビルのKnies Kinderzooに移動になりました。(なんと神戸王子動物園のマックの出身地です!)

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Timber(2024年5月16日撮影)
交代でエメンにはロッテルダムからTimberが来ました。
2020年6月にTimberSwhe Zinの交配が記録されました。
Snelle eerste dekking van nieuwe olifantenstier gezien in WILDLANDS

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そしてSwhe Zinは2023年1月に男の子を出産しましたNagarrです。
Nagarrが誕生した日のエメン動物園のニュースです。(2023年1月30日)
Olifant geboren in WILDLANDS
Google翻訳の意訳文です。20230131 エメン動物園 ゾウの出産について.pdf

ズゼと似ているSwhe Zinが母親になったこと、ズゼに家族が増えたことが嬉しくて仕方なかったです。異父姉たちに助けてもらって、子育ても順調にいっていました。NagarrがSNSにアップされるのが楽しみでした。

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(2024年5月16日撮影 ゾウの外の放飼場)
そしてまたエメンに来ました! Swhe ZinとNagarrに会えます!

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雌の群れの中に4頭の雄ゾウがいました。6年前赤ちゃんだった Mauk, Manoa(2018年生まれ)は大きくなっています。2021年に生まれたKa Yanは初めてです。3頭の父親はMekongです。

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Swhe Zin! Nagarr! 後ろ姿見えました。

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人が集まっています。

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ゾウの説明をしているようです。



【 7頭のアジアゾウ】
11時20分すぎ ゾウのガイドが行われていました。3頭の雌ゾウ、4頭の若い雄ゾウがいます。3頭の雌ゾウは姉妹です。オランダ語はわかりませんが、ナガール(Nagarr)と言ったのはわかりました。ナガールは1歳4か月で一番小さくて、神戸王子動物園のズゼの異母妹、Swhe Zin(17歳)の初めての子どもです。

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Swhe Zinです。大柄は父親のRadzaさんゆずり。ズゼも大きいです。

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Nagarrくんです!

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Nagarrは叔母さんたちにも可愛がってもらっているようです。



【アジアゾウがプールに 】
12時20分 Nagarrがプールのきわにいて、叔母さんのMa Yay Yeeが見ていました。5月ですが、陽ざしがとても強くて暑くなっていました。Ma Yay Yee(25歳)がプールに前足を入れてバシャバシャ振ってから、プールに入っていきました。Ka Yan(3歳)、Manoa(6歳)、Nagarr(1歳4か月)が続いて水に入っていきました。

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気持ち良さそうに水に浸かっていました。



【小ゾウ3頭の土浴び】
12時半 プールの後、Manoa(6歳)、Ka Yan(3歳)、Nagarr(1歳4か月)は土浴びをしました。小さなNagarrは土を吸い込む力が弱いので、体を土にこすりつけていました。終わると、ManoaとKa Yanの後をついていく小さなNagarrは小走りでした。

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3頭は従妹どおしです。

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お兄ちゃんたちに負けないように頑張るNagarr

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走って追っかけます。

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NagarrがSwhe Zinを探しました。砂山に行きます。Nagarrは山の上に上って寝転んでいました。

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Swhe Zinも水浴びをしたようで、砂を体にかけていました。
手を振ると、そのタイミングで砂を背中に投げたように見えました。その様子がズゼによく似ていました。



【 7頭のアジアゾウ お食事タイム】
13時40分 干し草が放飼場に投入されました。 7頭が集まってきました。神戸王子動物園のズゼの異母妹、Swhe Zin(17歳)とNagarr(1歳4か月)は一緒にいましたが、Nagarrは叔母さん、Ma Yay Yee(25歳)のところにも行きました。大きな子どもたち、Mauk(6歳)、Manoa(6歳)は干し草を持って離れていきました。群れのリーダーMingalar Oo(32歳)、もう一頭の子どもKa Yan(3歳)は一緒にいました。

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Swhe ZinとNagarr親子は最初一緒でした。

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Nagarrは叔母さんところへいきました。

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Swhe ZinはNagarrの側にきて、姉妹一緒に食べていました。

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雄ゾウのTimberはひとりで室内にいました。

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6年前 雄ゾウ4頭がいたスペースです。だれもいませんでした。
まだ2頭ズゼの異母弟がいるはずなのですが。。姿が見えませんでした。

翌日の動物園のお知らせにアップされました。2頭の雄ゾウが無事にスペインに到着したと。
Jonge mannetjesolifanten uit WILDLANDS verhuizen naar Spaans Dierenpark
googleの意訳文です。
若い雄ゾウがスペイン動物園に移動.pdf

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Ein She Min NayoneRaviです。RadzaMa Yay Yeeの息子たちです。
マドリード近郊のサファリにいます。

2018年に会った他の2頭は前年にイタリアのサファリに移動の予定でしたが、不幸が起こりました。
記事:オランダ Wildlands(エメン動物園)のアジアゾウ、ズゼの異母弟 Radza Jr(9歳)の死亡(2023年6月19日)
兄のEinga-Thaはイタリアのサファリに無事到着しました。

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ゾウの放飼場は緑に囲まれています。

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15時半 もう一度ゾウのエリアにいきました。ちょうどみんな歩いてきました。



【 7頭のアジアゾウ】
15時半 飼育員さんがおやつのプールに投げて、ゾウを引き寄せていました。いまかゾウのガイドが行われます。
神戸王子動物園のズゼの異母妹、Swhe Zinはズゼに似ていて、食いしん坊のようで楽しそうにおやつを取っていました。息子のNagarr(1歳4か月)も近くにきました。

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Swhe ZinとNagarr親子。

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Swhe Zinです。ズゼの妹にまた会えて嬉しかったです。

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2024年11月16日、Nagarrは急死しました。

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Olifantenkalf overleden in WILDLANDS
googleの意訳文です。
20241117 Nagarr死亡のお知らせ.pdf

無念さが伝わってきて涙が流れます。
Nagarrの名前はミヤンマーの滝の名、小さなドラゴンの意味です。強い性格のSwhe Zinの子どもということもあったそうです。名前の通り、元気一杯で従妹のお兄ちゃんたちに負けないように動いていました。強くてマイペースな母、Swhe Zinだけでなく、叔母のMingalar Oo、Ma Yay Yeeにもお世話してもらい伸び伸びと生きた1歳9か月だったと思います。Nagarrくん、Swhe Zinをお母さんにしてくれて、ありがとう。Nagarrくんに会えて本当に嬉しかったです。またいつかどこかで会いたいです。


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追記
2024年11月21日に3歳のKa Yanもヘルペスウイルスを発症して亡くなりました。
https://www.wildlands.nl/tweede-olifant-overleden-in-wildlands
日本語訳:2頭目のゾウの死亡


ラベル:#ゾウ #ズゼ #Zuze
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2024年09月26日

安佐動物公園「ナイト サファリ プレイベント」A☆サバンナゾウ タカくんが目の前に☆(2024年8月3日)

広島、安佐動物公園の「ナイト サファリ プレイベント」は18時から始まります。16時半に動物園を一度でてから、入園口前のベンチで休憩して待っていました。

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18時前に園長様から開催のご挨拶がありました。
その後順番に動物園に入場しました。

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たくさんのお客さんが入ってすぐの広場にいるのが見えました。

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私はお友達と一緒に猛獣舎の方に向かいました。あちこちにナイトサファリのイルミネーション、オブジェがあります。

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18時ではまだ暗くなっていないので残念なのですが、イルミネーションを想像して楽しみます。

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七色のシャボン玉がでていました。

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コーンも輝くようです。

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ゾウさんです。

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猛獣舎までの道のりです。

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広島と言えば!ですね!

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ライオンの雌さんたちは15時と変わらない場所にいました。

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雄ライオンさんはお客さんの側ですが、横になっていました。

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アムールヒョウはなんと!スクちゃんがでていました! 夕方に高齢のチャイムさんと交代したようです。
スクちゃんの写真はうまく撮れませんでしたが、会えて嬉しかったです。

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ツキノワグマさん、2頭が外にでていました。

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フタコブラクダさんにも会えました。

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そしてゾウ舎に着きました。大勢の人で賑わっています!

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なんとサバンナゾウのタカくんが広い放飼場にでています! 昼間はマルミミゾウのメイちゃんが使っているところです。



2024.08.03 18:25-18:31 タカくん (ナイトサファリ プレイベント)@
サバンナゾウのタカくんが前のエリアに出ていました。
18時20分前 タカくんはたくさんのお客さんの前にいました。モートの外側の木にお鼻を伸ばして枝を取っていました。

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こんなに近くでタカくんに会えるなんて!感激です! ぼんやり頭が一気に正気に戻りました。

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大勢のお客さんに囲まれていても、タカくんは動じません。むしろ心地良さそうにも見えました。

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いつもは奥にいるところしか見れないのだから、全方向から見なければと気合が入ります。

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タカくんは優しい丸い目をしています。

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後ろ姿です。

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草をむしっているところ。

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石でお腹を擦っていました。

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土浴びをしているところです。

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大きなお耳が開くとかっこ良いです。



2024.08.03 18:52-19:00 タカくん (ナイトサファリ プレイベント)A
19時前 タカくんが体を振って浴びたばかりの土を体に広げていました。タカくんは短い草を撫でるようにして取っていました。



2024.08.03 18:52-19:00 タカくん (ナイトサファリ プレイベント)B
19時前 タカくんは水飲み場の方に行き、また草を気にしながらマルミミゾウの舎の近くまで戻ってきました。土を取ってお顔に吹いているところが、大きな体なのに上品でした。体を細長い石で擦っていました。

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ゾウ舎の向かいはキリンがいます。雄キリンさんがでていました。

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19時すぎ 暗くなってきました。タカくんにお別れを言って、ゾウ舎を離れました。

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帰り道にクロサイさんたちに会いました。
安佐動物公園のクロサイのファミリーは日本中にいるそうです。

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ショップに寄りました。

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7月29日の「世界トラの日」を記念して、アムールトラのガチャがありました。アルルさん、テンくんの2頭のトラ、6種類の缶バッチがあったそうですが、私はアルルさんでした。2月に会った時、アルルさんは元気そうでしたが
残念ながら、アルルさんは8月7日に亡くなりました。
安佐動物公園のホームページ:アムールトラ「アルル」の死亡について(8/7)

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安佐動物公園のバス停から駐車場を撮りました。暗くなっています。神戸に帰るには19時40分ごろのバスに乗らなければなりません。大変名残り惜しかったです。イベントではスタンプラリーが有り、かわいい動物さんのスタンプを押していただきました。プレゼントもいただきました。とても楽しかったです。ナイトサファリのプレインベントを開催いただいて、本当にありがとうございました。

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(19時すぎ タカくん)
サバンナゾウのタカくんに真近で会えたこと、得に嬉しかったです。
今年1月に姫路セントラルパークで開催されていた「阪明美さんの『始点への帰展』」でタカくんの絵を観たことがきっかけになり、安佐動物公園を訪れました。今回は2回目ですが、目の前で見たタカくんは阪さんが描かれたアフリカゾウそのものでした。大らかさ、あたたかさ、静けさ。。姫路セントラルパークで生きたゾウさんたちの子孫として、これからも健康で幸せに暮らしてほしいと心から願っています。

関連記事
姫路セントラルパーク、アフリカゾウを描いた阪明美さんの遺作展「始点への帰展」☆2024年3月3日まで延長開催中です!
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再訪☆アフリカゾウを描いた阪明美さんの遺作展「始点への帰展」☆2024年3月3日まで延長開催中です!@姫路セントラルパーク



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安佐動物公園「ナイト サファリ プレイベント」@☆静けさのイベント前(2024年8月3日)

先月 8月3日に広島の安佐動物公園を訪れました。サポーターに案内される「ナイトサファリ プレイベント」に参加するためです。

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安佐動物公園は8月から9月初旬の週末に「ナイトサファリ」が開催されますが、その前週に動物園のサポーター、動物園がご招待される方々がプレイベントに参加できます。

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イベント時間は18時〜20時です。神戸を12時ごろの新幹線に乗り、広島駅で在来線に乗り換えて、横川駅でバスに乗りました。安佐動物公園に14時50分ごろに着きました。

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動物園に入ると人影はありませんでした。とても暑いです。

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風邪気味で耳鼻科で処方された薬を飲んでいて、暑さと薬で頭が朦朧としていましたが、猛獣がいるエリアへ向かいました。

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ライオンが見えました。

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2頭の雌がいます。

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雄は穴の中です。

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ライオンの広い放飼場の横にアムールヒョウがいます。

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昨年、神戸王子動物園から移動になったスクちゃん、今日はお部屋にいます。安佐動物公園は2頭のアムールヒョウがいて、スクちゃんは一日おきに放飼場、外にでることになっています。

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それからゾウ舎を目指しました。
安佐動物公園はサバンナゾウとマルミミゾウの2種類、3頭のゾウがいます。

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マルミミゾウのメイちゃんがモートの前まできて、お鼻を伸ばしていました。

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マルミミゾウのメイちゃん。

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奥に見えるのがサバンナゾウのタカくんです。手前はメイちゃん。前回訪れた2月より、メイちゃんはお腹まわりが張っているように見えました。

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メイちゃんは妊娠が期待されています。
※後日8月20日にメイちゃんの妊娠が発表されました。
安佐動物公園のホームページ:「日本初‼ マルミミゾウの妊娠について(8/21)」

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マルミミゾウのダイくんです。
メイちゃんとダイくんは一緒に日本に来ましたが、メイちゃんは安佐動物公園、ダイくんは秋吉台サファリランドと別れてしまいました。

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マルミミゾウは希少な種で日本では2頭しか飼育されていません。2022年に繁殖の目的のためにダイくんは安佐動物公園に移動になりました。

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ダイくんのゾウ舎は新しく作られました。メイちゃんとタカくんのいるゾウ舎の奥側になります。

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メイちゃん、タカくんのゾウ舎も窓を開いて風を通していました。



2024.08.03 15:17 タカくん、メイちゃん
15時10分すぎ マルミミゾウのメイちゃんが木陰の中を歩いていました。奥のサバンナゾウのタカくんは細く流れてくる水を吸い取って、体にかけていました。

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タカくんは姫路セントラルパーク生まれです。
ちょろちょろとしか流れていない水を吸ってお鼻にためていました。

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それから体にかけていました。
奥には木陰がありますが、この猛暑の中、体の大きなタカくんは大丈夫なのかと心配になりました。

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タカくんがお水をためているところです。

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15時半 奥のダイくんはゾウ舎に入り、トレーニングを受けているようでした。

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笛の音が聞こえてきました。



2024.08.03 15:30 メイちゃん
15時半 メイちゃんが運動場の際まできて、お客さんにお鼻を伸ばしていました。

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メイちゃんがかがんでいる後ろ姿、お腹が大きくなっていました。



2024.08.03 15:50-16:04 メイちゃん、タカくん
16時前後 サバンナゾウのタカくんが水を取って体にかけていました。暑い午後でした。手前にいるマルミミゾウのメイちゃんと向かいあってコミュニケーションを取っていました。

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タカくんとメイちゃんはとても仲が良いです。

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サバンナゾウとマルミミゾウの2頭の紹介です。

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ゾウ舎の向かい側にキリンさんがいます。女子チームが放飼場にでていました。

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グラントシマウマもうゾウ舎の向かいにいます。整列して歩いていました。



2024.08.03 16:01 グラントシマウマ
16時 シマウマ舎の壁に沿って、6頭が歩いていました。離れたところに2頭いました。安佐動物公園の歌が流れています。

16時半に動物園は閉園です。一旦外にでて、プレナイトサファリイベントの開催を待つことになりました。
次の記事に続きます。。

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2024年08月01日

4頭のアジアゾウ、福岡市動物園に無事到着しました☆(2024年7月30日)

7月30日 福岡市動物園にミャンマーから4頭のアジアゾウが到着しました!

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福岡市動物園の公式サイトより

コロナウイルスの感染拡大、ミャンマー国内の軍事クーデターで2年延期になり、福岡の方々は本当に待っておられました。私も福岡にゾウさんが来る予定と聞いてから5年、ずっと楽しみでした。無事に到着して本当に良かった、嬉しいです。

※毎日新聞の記事
ミャンマーから福岡まで28時間 ゾウ4頭「輸送大作戦」の舞台裏


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2024年06月20日

古都 プラハの壮大な動物園、9頭のアジアゾウに会いました☆(2022年10月17日)

もう2年近く前になりますが、2022年10月にヨーロッパ旅行した時の最後の滞在地はチェコ、プラハでした。歴史と芸術が詰まっている美しい街、3度目の滞在の目的は航空博物館と動物園でした。

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NHKのシリーズ『探検!世界の動物園の舞台裏』で「チェコ・プラハ動物園」が2022年3月18日に放送されました。
番組ホームぺージ :https://www.nhk.jp/p/ts/G924KV43WQ/episode/te/47Y7L4JMW2/
イラストがチェコ出身のアールヌーボーの画家、ミュシャのタッチで描かれていています。
この番組を見て、ぜひプラハ動物園を訪れたいと思いました。
番組通り、素晴らしい動物園でした。とても紹介しきれないので、得にアジアゾウのことを記事に残したいと思います。

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プラハ中心部のホテルから市電とバスを乗り継いで、10時半すぎに動物園に着きました。晴れて暖かい朝でした。

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お客さんの数が表示されています。もう、955です。

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ヨーロッパの木々はとても高いです。この先にアシカ(オタリア)のプールがあります。

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朝は逆光でした。広いプールに4頭のアシカがいました。

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夕方に再度行くと横になって寝ていました。

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2002年にプラハの街は歴史上最悪の洪水に見舞われました。動物園の大部分も水に沈み、134の動物が死亡しました。アシカのガストンはブルタバ川に流されてドイツ、エルベ川で発見されましたが、すぐに亡くなりました。アジアゾウは興奮した雄のKadiraを水の中から助けることができませんでした。2度とこのような悲劇が起こらないように対策が取られています。アシカはケージに入る訓練をして、いつでも移動できる備えをしています。すぐに避難することが難しい大型動物は高台に移動しました。アジアゾウ、カバ、キリン、ゴリラ等です。

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園内マップです。

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低いエリアも広くて、たくさんの種類の動物、鳥がいました。トラはマレートラ、スマトラトラ、高台に上る途中にアムールトラがいて、3種類を見ることができました。放飼場は生息地に近い環境にしてありました。

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丘の斜面にも放飼場になっています。

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坂道は少しきついですが、上るにつれて景色も良くなってきました。

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高台までの途中のレストランでお昼休憩しました。

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ボルシチです。99チェココルナ(約700円)。
プラハは大観光地で、旧市街地のお店のスタッフは事務的な感じでになるのですが、こちらのスタッフは笑顔で親切でした。スープも美味しかったです^^

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高台のエリアは広くて驚きました。ゴリラ、キリン、シマウマ等の放飼場を通っていくと、アジアゾウのエリアです。

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アジアゾウの放飼場は3つあるようで、このエリアはスタッフが掃除をしていました。

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さっきまでここにゾウさんたちがいたようです。

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遠くに柵があり、ゾウさんの姿が見えました。

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ガネーシャ、インドのゾウの神様です。

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景色は美しいのですが、ゾウさんの姿が見えません。

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いました!

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ゾウさんの紹介です。7頭、年配のGulabとShanti。母親世代のJanitaとTamara。成獣した雄 Ankhor。男の子 Maxmilián、Rudolf (Rudi)。

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2020年 コロナで休園していた時に生まれた2頭。Lakuna、Amalee。

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Gulab (63歳)Shanti(46歳)(と思います)

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Janita (18歳)Shanti(46歳)

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LakunaAmaleeです。
※Amaleeは2023年1月にヘルペスウイルス発症のため亡くなりました。

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奥に3つめの放飼場があります。雄ゾウが向こうにいて

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お互いに柵のところまで行き来していました。

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Amalee(と思います)

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Tamaraが子供たちを見ていました。

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Tamara (17歳)、特徴があるので分かりやすいです。

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雄のグループは細長く木陰に覆われた放飼場にいました。

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手前にAnkhor(39歳)Maxmilián(6歳)がいます。
後ろにRudolf (Rudi)(6歳)です。

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AnkhorとMaxmilián。
Maxmiliánのお父さんはMekongで、マックの実家 クニーズキンダー動物園のKamonの異母兄になります。

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Rudolf はAnkhorの息子です。
※2024年4月にイタリア、Safaripark Pombiaに移動になりました。ここには2023年にオランダ、エメン動物園から移動になったズゼの異母弟 Einga-Thaがいます。


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Ankhorは「探検!世界の動物園の舞台裏」でトレーニングを披露していました。賢くて協力的だと飼育員さんが言っていました。「芸をさせているのではない。ゾウの命を守るために必要なんだ。ピックアップは何か危険物が投げ込まれたりした時にゾウに取ってもらえる。病気の時に薬を飲ますこともできる」

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Ankhor、お尻に☆型があります。

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前を向いている方に雌のグループがいます。
MaxmiliánはJanita、RudolfがTamaraがお母さんです。

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雌のグループは陽の当たるところにいて、穏やかで平和でした。

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お水を飲んでいるところ、美しいです。

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『Gulab』、最年長1959年生まれのゾウさんと同じ名前のレストラン。ゾウのエリアの近くにありました。

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Gulabさんは今年で65歳。元気で過ごしておられますように。

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同じ高台にあるカバのプールです。ついさっきまでガイドをしていました。

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高台からの下っていくとホッキョクグマの放飼場を通ります。

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TomBerta、2頭のホッキョクグマがいます。

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どちらかわかりませんでした。

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帰り道から見えました。紅葉がきれいでした。

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退園口そばのショップに売られていました。

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ゾウさんの💩肥料です。美味しいイチゴができるようです^^

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2022年10月の幸せな動物園の日をプラハで過ごしましたが、2023年にヘルペスウイルスでAmaleeが亡くなっていたことを最近まで知りませんでした。Amaleeちゃん、会えて本当に嬉しかったです。どうか安らかに。。
Rudolfが4月にイタリアに出発することはFaceBookの投稿で知りました。飼育員さんたちのお別れの様子が心に残りました。ズゼの弟 Einga-Thaと仲よくしていますように。
(※Einga-Thaと一緒に移動するはずだった Radza JRが急死したため、Einga-Thaはひとりでイタリアにいきました。)

プラハ動物園を訪れることができて本当に良かったです。遅すぎですが、Amaleeちゃん、Rudolfくん、長寿のGulabさんに敬意をこめて記事を残したいと思いました。皆に会えたことに感謝して、プラハ動物園のゾウさんたちの健康と幸せを心から祈っています。


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動画です。

2022.10.17 プラハ動物園、アジアゾウ@



2022.10.17 プラハ動物園、アジアゾウ 雄ゾウたちA



2022.10.17 プラハ動物園 アジアゾウB



2022.10.17 プラハ動物園 ホッキョクグマ

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2024年06月14日

神戸王子動物園のアジアゾウ、マックが32歳になりました!(2024年6月13日)

昨日 6月13日は神戸王子動物園のアジアゾウ、マックの32歳の誕生日でした。11時前に動物園にいきました。

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王子動物園の入り口からすぐのところにゾウ舎はあります。朝は曇っていたのに、この時間はよく晴れていて、暑くなっていました。
南側、手前にいるのが雌のズゼです。シャワーがでる木の側、円形の傘でできる影の中にいました。

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マックは北側にいます。運動場は柵で仕切られていて、マックとズゼの同居中の時は扉が開いて南北に行き来できます。
北側にはシェード、日除けがあり、大きなマックがぴったり入るような影ができて、その中にマックはいました。

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11時になり、水飲み場の水がでました。タイマーで毎時0分、14時20分、15時40分にお水が5分間流れるよいうになっています。
マックがこちらを見ました。



2024.06.13 11:04 マック お水
11時のお水がでて、マックが水飲み場に来ました。32歳の誕生日、おめでとうと声をかけました。
動物園の常連の方々がマックのお祝いに来られていました。
11時半になると、寝室でマックの足のケアが始まるので、皆さんと一緒に見にいきました。



2024.06.13 11:30 マック 足のケア
前足の外側の爪の部分にヤスリをかけて、水で洗い、消毒スプレーを爪の根本全体にしています。
ケアが終わって運動場に戻る時にすぐに出なかったので、バナナが投げられました。



2024.06.13 11:37-11:53 マック お昼ごはん
11時半すぎ トレーニングが終わってマックが寝室からでてきて、お昼ごはんです。日除けの陰の中に枝、笹、干し草等セットされています。晴れて気温が上がってきていました。

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マックが枝を食べるところです。

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南側のズゼにもお昼が運ばれていました。写真はその前にシャワーを出したところです。

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ズゼはマックより2つ年上、34歳ですが、丸くてかわいらしいゾウさんです。

マックとズゼがお昼中なので、私も動物園の外に食事に行きました。
13時前に戻ってきました。



2024.06.13 13:05 マック 水浴び(32歳誕生日)
13時のお水が出る10分ぐらい前から、マックは水飲み場前で待っていました。12時のお水はお昼ごはん中で、飲んでいませんでした。マックはまず右の顔方向に水をかけました。水を飲みながら、体に水を浴びています。

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マックが体に水をかけているところです。

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水浴びが終わったところ、体が結構濡れていました。

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午後は静かな時間が流れました。ゾウの運動場の西側は木々があり、座るところもあって過ごしやすいです。

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マックは柵の間からお鼻を伸ばして、ズゼが残した枝の葉々を取っていました。
14時半になると、マックは午後のトレーニングがあります。



2024.06.13 14:30 マック トレーニング
オリーブオイルを爪まわりに塗って、関節と尻尾等にスプレーして保湿しています。前足が終わるとおやつで誘って移動させ、後足のケアになります。



2024.06.13 14:38-14:54 マック おやつ
14時半すぎ トレーニングが終わって、マックが寝室からでてきました。おやつセットが置かれていました。小さなペレットもたくさんまかれています。

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マックは根気よくプチおやつを拾って食べます^^

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15時前、ズゼのトレーニングが終わってから、マックのお誕生日祝の用意が始まりました。

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大きなお花も置かれました。

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16時前、マックが寝室に戻る前に氷が運ばれました。『32』の文字が氷の中に描かれています。長方形の氷のプレートはジュースで固めてあるようです。

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『32』の氷が割れてしまいました! 『3』『2』になりました。『マ』『ッ』『ク』と彫られたリンゴが飾られました!

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小さく丸くくり抜いたスイカの玉とサトウキビジュースが氷の器に入りました! マックの大好きなバナナ、房付きが両サイドに。パイナップル。ゾウさんが描かれたスイカも来ました。

16時なって、先にズゼが寝室に戻りました。

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次にマックがお部屋に入ってきました!

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ラング(お鼻をあげる)をして、扉が閉じられ鍵がかかってからディナータイムです。



2024.06.13 マック 32歳お祝い
32歳の誕生日を迎えたマックはスペシャルディナーをいただきました。スイカ、パイナップル、氷の器にサトウキビジュースにスイカの玉が浮かんでいました。隣のズゼにもおすそ分けがあり、ズゼは一番にスイカを食べていました。マックは馴染みのものから取っていました。氷の器を引っ張って干し草の上にジュースをしみ込ませていました。

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先月 5月にヨーロッパ、4か国を訪れました。それぞれの国に目的はあったのですが、オランダとデンマークはマックの血縁、異母弟 Fahimとその子どもたちに会うことができました。
初めにオランダのロッテルダム、Blijdorp動物園に行きました。ヨーロッパ動物園・水族館協会(European Association of Zoos and Aquaria)EAZAでアジアゾウの繁殖管理を任されています。素晴らしい環境の動物園です。

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Blijdorp動物園、Maxi(1歳7ヶ月)
Fahimの長男、マックの甥っ子になります。
(※マックのお父さんMaxi(2020年没)はチューリッヒ動物園にいて、お母さんClaudyさん(2016年没)が妊活のために、ラッパーズヒルのクニーズキンダー動物園からチューリッヒに来園していました。マックはラッパーズヒルで生まれたので、チューリッヒで暮らしたことはありません。)
2022年春にチューリッヒ動物園は不幸が続き Umesh(2歳)、Maxiの娘のOmysha(8歳)と孫のRuwani(5歳)がヘルペスウイルスのため亡くなりました。同年の10月にロッテルダムでMaxiの息子、Fahimに男の子が生まれ、おじいちゃんと同じ名Maxiをいただきました。

Fahimは2021年12月にデンマーク、コペンハーゲン動物園に移動しました。今年 2024年2月に娘が生まれました。2頭目の子どもです。

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コペンハーゲン動物園、Chin(3か月)、お母さん Maha Kumariと
Fahimを探しますが、見つかりませんでした。女子たちとChinが放飼場にでてきて、しばらくしてからFahimが登場しました。

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なんと、Fahim(2005年生まれ)はマックによく似ています
長い牙がありません!これはカットされたものでなく、自然に短いのだと、女性スタッフに教えていただきました。「牙は短くても、彼は間違いなく立派な雄ゾウです!」

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頭の大きさ、体の幅、お顔ももちろん、マックを思い出し感激でした。
FahimはIndiの息子、Chandraの弟、故Omyshaの兄、故Umeshの異父兄です。2017年にチューリッヒ動物園で購入したDVDは幼いころのFahimとFahra(Maxiの娘)の特集でした。立派に成長したFahimに会えて、とても嬉しかったです。

マックにはもう一頭、異母弟 Upali(1994年生まれ)がいて、現在はフランスで暮らしています。 Upaliも3歳の時にチューリッヒを離れて、何園かを移動して14頭の子どもが出来ましたが、生存しているのは約半数です。

ヨーロッパでは雄ゾウは群れから離れて暮らすことになります。以前は母親から3歳頃に離され、現在は見解が変わり7歳頃となっているそうです。

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1992年6月13日生まれのマック。2歳9か月で1995年3月、阪神淡路大震災の直後に神戸に来ました。約30年も王子動物園で暮らしています。弟たちとは違う道です。多くの雌との出会いはないですが、マックが大好きなズゼが側にいます。神戸で、日本でたくさんの方々から愛されて、これからも長く元気でいてくれることを日々祈っています。
32歳のお誕生日は素晴らしいご馳走を用意していただきました。ありがとうございました。
マック、おめでとうございます!これから末永くよろしくお願いします!


ラベル:#ゾウ ゾウ
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2024年05月07日

チェコ、ズーリン動物園でアフリカゾウ、天使 Zyqarriにも会いました☆(2022年10月15日)

2022年10月、チェコのブラチスラバ動物園を訪れた後、ズーリンに移動しました。市街中心部から約10km離れたところに、プラハ動物園に続いて来園者が多い「Zoo ZLIN」があります。

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入園口の門の半円形の瓦が可愛い、ズーリン地方の様式とのことです。

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ハロウィーンのカボチャが飾ってありました。

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園内は相当広そうです。ゾウのエリアは2つあります。

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アフリカゾウを推しのようで、大きな看板がありました。3頭の雌ゾウと昨年生まれた雄の子どもです。

実はこの日、私は体調を崩していて、動物園に到着する時間が予定よりも大幅に遅れていました。動物園を諦めて直接プラハまで移動することを考えましたが、ゾウさんだけは見ておきたいとZoo ZLINに出向きました。

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入園口は2つあるようです。動物のいるところまで少し歩きました。

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敷地の中にレシュナ城があります。
ゾウのエリアに行くまで、アシカ、カワウソ、鳥類、ジャガーを見ました。

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丘の斜面がサルの放飼場になっていて、その下にゾウの姿が見えました。

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特徴のある屋根の建物がゾウ舎でした。

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中に入ると生暖かくて、独特の香りがしました。アフリカゾウの説明です。

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ゾウさんたちは外にでています。階段を下りて、ゾウ舎の外にでました。

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いました! 3頭の雌と子ゾウさんです!

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ズーリン動物園のゾウの歴史は2003年に南アフリカから来園した3頭の雌ゾウから始まりました。
Kali (1994年生まれ)
Zola (1995年生まれ)
Ulu (1996年生まれ)


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2021年6月6日にKaliが男の子を出産しました。人工授精です。Zyqarri と名付けられました。アフリカで「天使」の意味です。

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Zyqarri、可愛いです。

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Kaliママだけではなく、ZolaとUluにも甘えていました。

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気分が良くなくて座り込んでいたので、夫が撮影を頑張ってくれました。私もゾウさん好きのお友達に見せてあげたいと、スマホを持って放飼場のロープのところまでいきました。すると、ゾウさんたちが動きだしました。



2022.10.15 チェコ、ズーリン @ (Zoo ZLIN)
雌が3頭、雄の子ゾウ(1歳)が近くまで来てくれました。
びっくり仰天しましたが、ゾウさんに真近で会えたことがとても嬉しく、気力がでてきました。

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土浴びをしているところです。

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ママの役交代にきました。



2022.10.15 チェコ、ズーリン A (Zoo ZLIN)
土浴びをしているシーンもあります。

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上の道から見下ろすようになり、ゾウ舎の入り口も見えます。

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そろそろごはんの時間なのか、みんな集まっていました。

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Kali, Zola, Uluは一歳づつ違いますが、体の大きさにも違いがあります。

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見分けが今ひとつつかないのですが><


2022.10.15 チェコ、ズーリン B ゾウ舎 (Zoo ZLIN)
雌が3頭、雄の子ゾウ(1歳) ゾウ舎で食事中のところです。

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真ん中にKariとZyqarriがいます。

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たぶん奥の入り口近くがZolaで

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手前にUlu だと思うのですが。。

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ゾウさんがお部屋で食事中に、女性飼育員さんがひとりで💩を集めていました。

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動物園のマップではゾウのエリアが2つあります。今まで見ていたのが㉔のエリアです。広い方はどこかというと

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道に交差する通路があります。

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案内があります。13:00-15:30の間、この通路をゾウが使う。

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人が通れるように柵が畳まれていますが、時間がくれば柵が広げられてゾウさんの道ができ、広いエリアへと通じていきます。

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新しいエリアは先なのですが、とても広そうです。新しいゾウ舎ももうすぐできるそうです。
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2024年5月の今、もう既にズーリン動物園の新しいゾウ舎は完成しています。
公式サイト:Sloni si již užívají nový pavilon v Karibuni
広いゾウ舎の中に4頭が集まっている写真が印象的です。
近代的な施設で特別に内部のガイドツアーを行っているそうです。見てみたいです><

2023年9月 雄ゾウのJackが来園しました。
公式サイト:Samce Jacka už uvidíte ve výběhu
Kali, Zola, Uluとの繁殖が期待されます。

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もうこの旧のエリアは使われていないかもしれません。広いエリアで過ごしていても、Kali, Zola, Ulu, Zyqarriの4頭は仲良く集まっているのではないかと想像します。また機会ができて、みなに会える日が来ますようにと願っています。

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素晴らしい環境のZoo ZLIN、ズーリン動物園を訪れることができて本当に良かったです。ガイドの邦子さん、ドライバーのサラさんにお世話になりました。ありがとうございました。

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帰りは汽車の乗り物に乗って退園口までいきました。

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夫が撮影した放飼場での動画です。



2022.10.15 チェコ、ズーリン C (Zoo ZLIN)



2022.10.15 チェコ、ズーリン D (Zoo ZLIN)

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※追記
ヨーロッパでのアフリカゾウの人工授精について
プロジェクト‘Frozen Dumbo’が遂行されていて、アフリカで繁殖力が高い雄ゾウを探し、精子の採取し冷凍して欧州(フランス、Beauval動物園)に運んでいます。
Project ‘Frozen Dumbo’ helps boost dwindling African elephant populations

私の知っている人口受精のケース
・シェーンブルン動物園、 Ighwa (2013年生まれ)、Kibali( 2019年生まれ)
Ighwaは人工授精で初めて誕生しました。
Kibaliは2021年7月に2歳の誕生日直前に亡くなりました。心臓発作が原因と考えられています。
関連記事:シェーンブルン動物園のアフリカゾウたちに会いました☆(2022年10月10日)

・オランダ、アウエハンツ動物園 (Ouwehands Dierenpark) 、 Binti(2018年生まれ)
母親Dunaが出産後2日目にBintiを攻撃しました。Bintiは重症を負い、安楽死させられました。
関連記事:オランダ、アウエハンツ動物園 (Ouwehands Dierenpark) アフリカゾウ編
DunaはTuskerと自然交配し、2021年8月に男の子、Bintiを出産して順調に育てています。

・チェコ、ズーリン動物園 Zolaの女の子(2018年 死産)、Zyqarri(2021年生まれ)
3頭の雌ゾウ、Kali, Zola,Uluは訓練を受け、その中で一番協力的だったZolaに2016年に人工授精が行われました。2018年7月に生まれた女の子は死産でした。(Zolaは2024年2月にジャックとの交配が確認されています)
記事https://elefanten.fandom.com/wiki/Zola
一番年長のKaliがZ2021年6月にZyqarriを出産しました。
関連記事:チェコ、ズーリン動物園でアフリカゾウ、天使 Zyqarriにも会いました☆(2022年10月15日)

posted by jirokayo at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物園・動物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月06日

チェコ、オストラバ動物園に北アイルランド、ベルファスト生まれのゾウさんに会いに行きました☆(2022年10月13日)

2022年10月に3年ぶりにヨーロッパに行きました。ウィーンからスロバキアのガイドの邦子さんに同行してもらい、スロバキアとチェコの幾つかの街を周りました。チェコにぜひ訪れたい動物園がありました。オストラバ、ポーランド近くに位置する街です。

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(2022年10月13日、オストラバ動物園)

※オストラバ動物園を訪れたかった理由は少し長くなります。
2018年10月にオランダから大阪に帰る便で、映画を観ました。
【詳細:映画 「Zoo」☆ベルファスト動物園のゾウを救った物語

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第二次世界大戦の時、北アイルランド、ベルファスト動物園も政府の命令で猛獣たちは殺処分になりました。その時に飼育員さんが子ゾウを連れて帰りかくまって、子ゾウは殺処分を免れました。その事実をもとにこの映画『ZOO』が作られました。日本未公開の作品ですが、偶然にも飛行機の中で観てとても感動し、ベルファスト動物園に行ってみたいと思いました。

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(2019年6月26日、ベルファスト動物園)

翌年2019年6月にベルファスト動物園を訪れることができました。

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(2019年6月26日、ベルファスト動物園)
ここには2頭の年輩アジアゾウがいました。サーカスや動物園で働き、いじめ等の後遺症が残っているゾウさんたちでした。ベルファスト郊外の切り立った山の斜面にあり、海が見えて自然豊かな環境の動物園です。

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(2019年6月26日、ベルファスト動物園)
ゾウさんたちの放飼場も広く、土が一杯あり、エンリッチメントも工夫されていました。若いゾウさんはいませんでしたが、幸せに過ごしている2頭のゾウさんに会えて、とても嬉しかったです。

北アイルランドの旅行から戻り、Twitterでベルファスト動物園をフォローし始めました。そこでベルファスト動物園で生まれた、アジアゾウが繁殖プログラムのためにチェコのオストラバに移動していたことを知ったのです。

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(2022年10月13日、オストラバ動物園)
2008年4月、母Johti(Jody、1968年生まれ)子Vishesh(1997年生まれ)が一緒にオストラバに移動しました。

ベルファスト動物園はヨーロッパの繁殖管理、EAZA(the European Association of Zoos and Aquaria )に加盟しています。
※EAZAに加盟している動物園のゾウの飼育、役割分担
@繁殖可能な雌ゾウのグループ、成熟した雄ゾウ
A若い雄ゾウのグループ
B年配雌ゾウのグループ

ベルファスト動物園はJohti(40歳)とVishesh(11歳)の若い親子を転出し、翌年2009年に年輩のゾウを3頭受け入れました。直接ゾウを誕生させることはなくても、ヨーロッパのアジアゾウの繁殖計画をベルファスト動物園も担っています。
いつかベルファスト生まれのゾウ、Visheshとその母Johtiに会いにチェコに行くことが私の目標、願いになりました。
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そうして2022年10月、コロナで海外旅行の日本への入国処置が緩和されてすぐに願いは叶いました。

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オストラバ動物園はとても広いです。広く乗り物に乗りたかったのですが、行きは乗せていない、帰りに乗るように言われました。

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長い道のりを歩いていきました。

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飼育されている動物はたくさんいて、とても周りきれそうにありません。
が、ライオン、ヒョウ、カバは見ることができました。

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ゾウ舎を探しました。

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ゾウの絵がありました。

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ここか!と建物の中に入りました。

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全5頭がゾウ舎の中にいて、ごはん中でした。

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ゾウ舎の中は3つに区切られています。

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大きな部屋はロープで区切られていて、それぞれに2頭がいました。

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ゾウの紹介です。

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Johti(1968年生まれ)
Vishesh(1997年 ベルファスト生まれ)
Rashmi(2011年 オストラバ生まれ)
Chandru(2017年 オストラバ生まれ)
Maxim(1998年 ロッテルダム生まれ)


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(2022年10月13日、左 娘Vishesh、右 母Johti)
北アイルランド、ベルファストからきた親子です!
母Johtiと娘Visheshはそれぞれの子どもと一緒でした。
こどもたちの父親はCalvin (Chanda) 、2009年5月にライプツィヒからオストラバに移動してきました。

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Johtiは娘、Rashmiを2011年生まれ。Johtiは43歳で出産しました。

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Johti
写真は2年前、54歳の時、若々しいです。

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Rashmi
11歳の時、丸くふくよかです。

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(VisheshとChandru)
1997年ベルファスト生まれのVisheshは息子、Chandru(2017年生まれ)と一緒にいました。
Visheshは2011年(Sethi)、2014年(Sumitra)を生みましたが、どちらもヘルペスウイルスで幼いうちに亡くなりました。

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Vishesh
お母さんのJohtiと良く似ています。25歳の時です。

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Chandru
5歳の時です。Visheshの3頭目の子どもです。上の2頭は亡くなりました。
Chandruの父親のCalvinは2015年10月に死亡していますので、ChandruはCalvinの忘れ形見になります。

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区切られたところに、若い雄ゾウがいます。Maxim、1998年にロッテルダムで生まれました

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Maxim
24歳の時です。お顔が大きくて迫力があります。



2022.10.13 チェコ、オストラバ動物園 アジアゾウ(5 elephants in Ostrava Zoo)
15時前後 5頭のアジアゾウがゾウ舎にいる様子です。

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ガイドの邦子さんが飼育員さんに尋ねてくれました。
「ゾウさんは外に出ないのか?」「 15時に外に出るよ」
という事で、外にでて待っていました。

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放飼場の見学するには上から見下ろすような構造になっています。まわりに草木がたくさんあり、ベンチもいくつもありました。

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放飼場の前にある案内です。

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オストラバ動物園の歴代のゾウの紹介です。

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私は放飼場の見晴らしの場所でベンチに座って、お友達にメールをしました。JohtiとVishesh親子に会えたことが嬉しくてたまりませんでした。
そしてその間に雄ゾウのMaximとChandruが放飼場にでていました!全然気が付きませんでした。幸い夫が撮影してくれていましたが、夫がいることも気が付かない、草や木がいっぱいで座っていると見通しが良くありませんでした。



2022.10.13 チェコ、オストラバ動物園 アジアゾウ(2 elephants in Ostrava Zoo)
15時 2頭の雄のアジアゾウが放飼場にでてきました。
Maxim(1998年 ロッテルダム生まれ)
Chandru(2017年 オストラバ生まれ)

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Maxim

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Chandru
Chandruは今年7月で7歳になります。2か月前にオストラバ動物園のゾウ舎にコンテナがトレーラーで降ろされました。若い雄ゾウは群れからでて行く時期がきます。Chandruはコンテナに入る練習を繰り返してして、移動に備えます。
EAZAのアジアゾウの繁殖計画の概要を読みました。若い雄ゾウ(数頭)は成熟した雄ゾウ(一頭)と一緒に暮らします。そこで成熟した雄ゾウから色々学ぶそうです。

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Chandru
オストラバ動物園もVisheshの3子目、可愛い雄ゾウ、Chandruを旅立たせる時がきました。
ベルファスト動物園から繁殖のために移動してきた親子は子孫を残し、繁殖に貢献しています。Chandruも後を繋いでいくでしょう。
どうかChandruの移動が無事に行われますように。

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Johti
Vishesh、RashmiとMaximの繁殖が順調に進むこと、高齢になったJohtiがすっと元気でいてくれることも心から願います。

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2022年10月の動物園を訪れたことを今ごろになって記事にして、遅すぎるのですが、次の旅行までにどうしてもまとめておきたいと思いました。次は雄ゾウばかりがいる動物園にも行く予定です。ヨーロッパ全体でアジアゾウの繁殖を管理しているところを実際に見たいと思います。

ラベル:#ゾウ
posted by jirokayo at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物園・動物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする