2025年06月16日

神戸王子動物園のアジアゾウ、マックが33歳になりました!(2025年6月13日)

6月13日は神戸王子動物園のアジアゾウ、マックの33歳の誕生日でした。

20250613 1144 mac.jpg
(寝室からでてくるマック)
今年は初めてマックの誕生日のお祝いがあると、公式に告知がありました。
王子動物園公式サイト6/13 「マック」の誕生会
それで平日にもかかわらず、たくさんのお客さんがお祝いに来られました。
11時半から寝室でマックの足のケアがあるので、そちらにまわりました。

20250613 1129 zoo.jpg

マックは間接飼育のため、直接触れられることがありません。足のケアは柵越しに長い棒や、スプレーを使って行われます。



【2025.06.13 ゾウ、マックのガイド ※マック33歳誕生日】
11時半 マックが足のケアのため、寝室に入ってきました。たくさんのお客さんが待っていました。マック33歳の誕生日にゾウ、マックの紹介、ゾウのトレーニングのガイドがありました。映像は写真です。

20250613 1132 ma0c.jpg

マックの前でガイドは行われました。
マックはお部屋に入ってきた時、奥のウッドチップを豪快に浴びていました。

20250613 1132 mac.jpg

マックは1992年6月13日 スイスのKnies Kinderzooで生まれました。
阪神淡路大震災の直後、1995年3月24日に神戸に来た時はまだ2歳9カ月でした。今年で王子に来園して30年です。

20250613 1133 mac.jpg

マックの来園当時の写真です。
小さな台に乗るのが好きだったそうです。

20250613 1137 mac.jpg

ゾウのトレーニングの指示の説明です。

20250613 1138 mac.jpg

ガイドは6分ほどで終わり、足のケアが始まりました。
マックは前足に持病があり、午前中の足のケアの時は獣医さんも見に来られています。
今は前足の外側の爪の上の部分が大きく剝れていて、その治療も14時半、16時前に行われています。



2025.06.13 11:45 マック お昼ごはん】
11時45分 マックが足のケアを終えて、運動場にでてきました。軽いお昼ごはん、枝と笹、竹が置かれていて、マックはお鼻で香ってきました。

20250613 1144 mac2.jpg

マックが枝をかじっているところです。



【2025.06.13 12:06 マック お昼ごはん 寝室】
12時 マックが北側の寝室の中の干し草、青草等を戸口から取って食べていました。

20250613 1155 mac.jpg

マックの隣の寝室は空いて、マックのスペースを広げるために扉を開けて解放しているのですが、慎重なマックはこの部屋になかなか入りません。部屋の中に食べ物が置かれていると、鼻で吸引、息を噴き出し引き寄せて取っています。
暑い日、寒い日、雨の日にお部屋で過ごしてほしいのですが。。



【2025.06.13 12:48 マック 丸太立て】
13時前 日除けの影の中で、マックが丸太を引き上げて立てようとしました。

20250613 1259 mac.jpg

丸太を引き上げた後、マックはタイヤにお鼻を載せていました。
以前、マックはタイヤを牙に載せて振って遊んでいました。昨年、牙の下から出血する少し前からタイヤ遊びをしなくなりました。

20250613 1301 mac.jpg

13時にお水がでて、マックは飲みにきました。
マックのいる北側はタイマーで水が出るように設定されています。

20250613 1305 mac.jpg

マックの前足の外側の状態が気になります。



【2025.06.13 14:02 マック お水】
14時のお水がでて、マックが水飲み場にきました。お鼻を2回濯いだあと、水をためて足元に噴き出しました。マックは右前足の皮の剝れたところに水を少しかけました。その後、お水を飲みました。

20250613 1402 mac.jpg

お鼻に水をためているところです。
14時半からはまた寝室に入り、トレーニングがあります。



【2025.06.13 14:41 マック トレーニング】
オリーブオイルを爪まわりに塗って、乾燥しやすい間接と尻尾にスプレーをして保湿しています。
前足の皮の剝れているところに、消毒薬をつけました。
ケアが終わって、運動場におやつを運びに出た飼育員さんが戻ってこられて、マックは気になることがあったのか柵のところから離れました。扉を開く時にマックは柵のところでステイ(停止)しなければなりません。もどるのに少し時間を取りました。

20250613 1432 mac.jpg

オリーブオイルを塗っているところです。

20250613 1442 mac.jpg

トレーニングが終わると、マックは運動場にでておやつをいただきました。



【2025.06.13 15:30 マック 土浴び】
15時半 マックが土浴びをしていました。

20250613 1529 mac.jpg

頭の上から背中にむかって土を投げました。

20250613 1554 mac.jpg

15時50分すぎ マックは夕方に再び足のケアがありました。
前足の外側を洗った後、剝れている部分に白い消毒薬がかけられました。

この時間はたくさんのお客さんがマックのお祝いを見ようと、集まってきていました。
マックがが一度退室してから、お祝いのセッティングが始まりました。

20250613 1601 zoo.jpg

お祝いのフルーツです!



【2025.06.13 マック お祝いディナー ※マック33歳の誕生日】
16時 マックの誕生日祝が始まりました。パイナップル4つ、小玉スイカ3つがいつものメニューにプラスされました。お部屋に入った時に干し草、カボチャ、パイナップルを取りました。お鼻を上げてから、扉が閉じられてごはんタイムです。マックは自分の右側から順番に食べていき、3つ目のスイカにたどり着くまで20分弱かかりました。スイカはBe Happy 33 と彫られていました。

20250613 1600 mac.jpg

マックがお部屋に入ったところです。
たくさんのお客さんでした。30分も前から待っていたのに、いつの間にかポジションがずれてしまいライブハウスのようでした。広報の方が前にきて撮影されていました。上手く撮れてなくて残念ですが、マックを見守れて良かったです。

20250613 1608 mac.jpg

2つ目のスイカにお鼻が伸びました。

20250613 1617 mac.jpg

33と書かれたスイカが最後に残りました。マックは自分の右側にあるものから食べていきます。



【2025.06.13 16:55-16:58 マック ウッドチップ浴び】
17時前 マックは笹を食べていました。その後、ウッドチップのところへいき豪快に体にかけていました。

20250613 1657 mac.jpg

マックがウッドチップを浴びているところ、閉園前の時間にマックの前にいたのは数人でした。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

20250613 1529 mac2.jpg
(15時半 土浴びをするマック)

マック、33歳おめでとう!
また一年元気で過ごせまうようにと心から願っています。

マックの異母弟、Upaliがいるフランスの動物園のアジアゾウへの取り込みを見て感動しました。
ブログ記事:フランス動物園 Le Pal の飼育員の取り組み アジアゾウの保護 Les soigneurs engagés - Conservation : l'éléphant d'Asie

スクリーンショット 2025-06-16 004711.png
(マックの異母弟、Upali 1994年生まれ)
学ぶことが多い内容でした。同時にマックの足のことが心配になりました。王子のゾウ舎の環境は良いと言えません。この一週間一日3回のケアを見てきました。今できるだけのことをされていると思いました。
ネパールのゾウの厳しい境遇に心が痛みます。動物園は批判をされがちですが、足のケアを欠かさず行ってもらえることは有難いです。
マックが33歳の誕生日を元気に迎えれて、たくさんの方にお祝いしていただいて本当に良かったです。ありがとうございました。

20250613 1524 zuze mac.jpg

マックが大好きなズゼと一緒にこれからも末永く神戸で暮らしていけますように、心から祈っています。

x sc3 20250603 mac HD2.jpg

ラベル:ゾウ
posted by jirokayo at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物園・動物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フランス動物園 Le Pal の飼育員の取り組み アジアゾウの保護 Les soigneurs engagés - Conservation : l'éléphant d'Asie

何か月か前にフランスの動物園 Le Pal のYouTubeを見ました。言っていることがわからなくても映像で想像して見ていたのですが、詳しい内容が知りたくなって、フランス語の先生に解説をお願いしました。抜粋ですが、掲載させていただきます。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

フランスの動物園 Le Palはアカデミープログラムを行い、動物園の取り組みを紹介しています。
15回目はアジアゾウのエンリッチメント、後半はゾウの支援団体NPOを立ち上げた元ゾウの飼育員さんへのインタビューです。


Épisode 15 - Les soigneurs engagés - Conservation : l'éléphant d'Asie

最初にアカデミー参加者は4頭のゾウ見分け方、名前を教えてもらいました。

スクリーンショット 2025-06-16 004759.png

Nina 足に傷あと残っている。数年前に骨折。
Kaveri しわが多い。右耳に切れているところがある。Ninaのお母さん。
Atca 最年長。しわが一番多い。
Upali 牙が長い(王子動物園のMacの異母弟)

スクリーンショット 2025-06-16 004711.png
Upali, 1994年生まれ(王子動物園のMacの異母弟、チューリッヒ動物園のPanangの弟、Farhaの兄)

●ゾウ舎にエンリッチメント
大工用の工具で土の中に細長い穴を開け、ニンジンを入れる。ゾウが鼻を入れて取り出せない穴の大きさで、その穴の中に竹を立てる。ゾウがニンジンを取るのをより難しくして、足で土を擦り工夫をする、時間をかけて食べ物のために費やす野生に近い行動を引き出す。
lePal動物園のゾウがあまりしない「足を擦る」動きが爪のケアになる。

スクリーンショット 2025-06-16 004930.png
穴に入れたニンジン

スクリーンショット 2025-06-16 005002.png
竹を立てる

スクリーンショット 2025-06-16 005038.png

Atcaが最初に部屋に入ってきました。群れのリーダは最年長のAtcaですが、高齢で力が衰えています。(事実上はKavareiがリーダ)

スクリーンショット 2025-06-16 023711.png

ゾウの食べ方に入ってそれぞれにクセがあり、Ninaは低い声を出します。

●前にゾウの飼育員をしていたAurelie Vaquerさんへのインタビュー
ゾウの支援団体NPO Stand Up 4 Elephantsを2014年に立ち上げました。
ゾウを支援する組織がなかった、ネパールでアジアゾウとゾウ使いの支援を行っている。

スクリーンショット 2025-06-16 004641.png

ネパールでは観光産業にゾウが使われ、ゾウ使いは一日中ゾウの世話をしている。
朝9時から夜の17時までゾウは背中に100キロの椅子と観光客を載せて働いている。バスのように車が行き交う道を歩く。仕事が終わって家に戻るとゾウはすぐに鎖の繋がれる。
子ゾウは母ゾウから離され、できる限り怖がらせようとする捕食者からのような扱いに、ゾウは抵抗しなくなり、トラウマを持ち從うようになる。
雌ゾウがより多く観光で働かされる。雄ゾウは寺院に行くが、鎖につながれて沢山の糞の中にいて足が感染症になり、もう働くこと生きることができなくなる。
ゾウの所有者に待遇改善を呼びかけ、学校で話をして子どもたちの啓発活動につなげている。

スクリーンショット 2025-06-16 005752.png

2頭のゾウを救うことができた。将来はもっと広い保護区を作り移動したい。

Stand Up 4 Elephantsの公式サイト
Support SU4E - Stand Up 4 Elephants in Chitwan, Nepal | Join Our Cause

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

2015年Le Palで事故が起きました。
Ninaは後足を骨折、2か所の複雑骨折は世界初だったのですが、懸命の治療でNinaは安楽死を免れました。
3週間おきにギブスの交換を8回した。Ninaの快適さのために出来ることは全て行ったそうです。Ninaは助かり、息子Tom (1歳)の見守りか出来るようになりました。
スクリーンショット 2025-06-16 002431.png

※息子Tomは現在北フランスのZoo de MaubeugeでYoe Ma(王子動物園のズゼの異母弟)と一緒に暮らしています。(欧州では雄ゾウは6歳ごろに母親(群れ)から離され、雄ゾウのグループで暮らします)

※2022年にupali(王子動物園のマックの異母弟)がle Palにきました。Ninaとの間に生まれたJackはヘルペスウイルスのために亡くなりましたが。。希望はあります。

※Nina(1993年生まれ)の兄 ThisiamはスイスのKnies Kinderzoo(王子動物園のマックの実家)で暮らしています。父親のSiamもKnies Kinderzoo(circus)にいました。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

Le Pal の取り組み、職員スタッフの皆さんは素晴らしい働きをされています。マックの異母弟が暮らしているので、訪れたい動物園のひとつとして注目していました。ゾウのエンリッチメントで新しく分かったことがあり、ネパールのアジアゾウの現状を知ることができました。アジアゾウを守るための活動に賛同し、ささやかでも私に出来ることをしたいと思います。テキストを起こして解説いただいた先生に感謝いたします。

ラベル:ゾウ
posted by jirokayo at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物園・動物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月08日

チューリッヒにアジアゾウ、男の子が誕生しました☆王子動物園のマックの甥っ子です(2025年4月20日)

4月20日 未明にチューリッヒ動物園のアジアゾウ、Farha(20歳)が出産、男の子が誕生しました。
チューリッヒ動物園公式サイトElefantenkalb geboren


Elefantenkalb im Zoo Zürich geboren

Farhaは4回目の出産です。前回までお母さんの Ceyla Himaliが出産時一緒で、Fharaを助けていましたが、頼りになるお母さんは昨年亡くなりました。
Farhaのお姉さん、Panang(36歳)が2年前にミュンヘンからチューリッヒに戻ってきました。繁殖計画のためにPanangは6歳でチューリッヒからミュンヘンに移動させられました。Farhaと同じ父 Maxi(王子動物園のマックの父)、 母 Ceyla Himali です。PanangはFarhaにとって16歳上の姉になります。
ブログ記事チューリッヒにアジアゾウ、Panangが戻ってきました☆王子動物園のマックの異母姉妹が揃いました!(2023年11月21日)

Panangはミュンヘンで出産経験がありますが、いずれも短い間の子育てに終わりました。そのから年月が経っているので、Farhaの今回の出産時にPanangは同じ部屋に入らず、Fahraとの触れあい可能な隣の部屋から見ていました。

誕生はあっという間でした。名前はZaliに決まりました。
Zali、ヒンディー語で「瞬間的な出現」を意味するZalakの略称で、あっという間に誕生したことで名づけられました。
Zaliのお父さんはThai(19歳)です。

Zaliは誕生した翌朝から放飼場にでています。その様子をwebカメラで見ることができます。
チューリッヒ動物園Webcams: https://www.zoo.ch/de/zoobesuch/webcams

スクリーンショット 2025-04-30 202158.png
webカメラのスクショ

スクリーンショット 2025-04-30 200837.png
webカメラのスクショ

Zaliの叔母、Panangと折り合いが良いか気になって、何度も見ています。
初めてZaliが近づいてきたとき、Panangは足で蹴りました。軽くですが、3回連続で蹴られました。ZaliはPanangが近づいてくると、母親Farhaの後に隠れるように歩きます。が、Farhaは自然にふるまい、姉と甥っ子を慣れさせようとしているようです。

webカメラを見て驚きます。現地時間の早朝から夜中まで、放飼場にゾウがでているときがありました。あちこちに干し草、枝を仕込んでいて、ゾウが探して食べることを一日中(放飼場にでている間)しています。土浴び、水浴び、お水を飲むことももちろんあります。ゾウ本来の習性のまま過ごせるようにされています。Zaliは合間にFarha授乳してもらい、横になって寝ていますが、Farhaが動く時に起こされます。

チューリッヒ動物園は2022年に3頭の小ゾウをヘルペスウイルスで亡くし、その後2023年のFarhaの男の子は虚弱で誕生後すぐ亡くなりました。哀しいことが続きました。
3年ぶりに赤ちゃん、Zaliはとても元気そうで、Farhaの後もちょこちょこと小走りで歩いています。Farhaは立派に子育てしています。本当に嬉しいです。チューリッヒ動物園の皆様に心からお祝いをお伝えします。おめでとうございます。

関連記事
チューリッヒ動物園のアジアゾウ、神戸のマックの妹たちに会いました☆(2022年10月4日
チューリッヒ動物園のゾウさんたち☆マックの親戚です(2018年1月)


PanangとZaliの初めての同居です。
最初に蹴りましたが、PanangはZaliに関心を持ち徐々に慣れてきているそうです。
ラベル:ゾウ
posted by jirokayo at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物園・動物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月08日

神戸王子動物園のアジアゾウ、ズゼが35歳になりました☆(2025年4月5日)

4月5日 王子動物園のアジアゾウ、ズゼが35歳の誕生日を迎えました。

20250405 zuze x hd3.jpg
(2025年4月4日撮影)

お誕生日の一日はブログ「ズゼちゃん日記」にアップしています。
記事:2025年4月5日(土)ズゼちゃん、35歳のお誕生日おめでとうございます!

2017年7月7日にズゼに初めてあいました。それからズゼの誕生日を8年間見てきました。今年はお天気にも桜にも恵まれて、本当に良いお誕生日でした。

++++++++++++++++++++++++++++++++

切りの良い30歳、35歳にお祝いの記念に簡単なものを作っています。今回も考えました。5年先、10年先。。いつまで出来るかわかりませんが、

20250405 1453 zuze.jpg
(2025年4月5日撮影)

ズゼちゃんにはこれからもずっと元気でいて、たくさん愛されて過ごしてほしいと心から願っています。


posted by jirokayo at 10:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 動物園・動物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月06日

「リガ・神戸」姉妹都市50周年特別展☆王子動物園で開催中です(2024年10月26日〜2025年3月31日)

神戸王子動物園で今月末まで『「リガ・神戸」姉妹都市50周年特別展』が開催されています。
1974年6月18日に神戸市とラトビア共和国のリガ市は姉妹都市になりました。2024年に50周年を迎え、その記念イベントのひとつとして、展示会が開催されています。
王子動物園の公式サイト:10/26〜 「リガ・神戸」姉妹都市50周年特別展

20241026 0942 riga kobe 50 1-1.jpg

展示会の開催日は2024年10月26日でした。ホームページに案内が掲載されていると、前日にお友達から教えていただきました。驚きました。嬉しくて、わくわくしながら当日朝10時前に開催場所の動物科学資料館を訪れました。

20241026 0942 riga kobe 50 2-0.jpg

展示会は7つのセクションがあります。
・「ラトビア共和国とリガ市の紹介」
・「姉妹都市提携50周年」
・「リガ動物園」
・「動物交流の歴史」
・「リガから来た動物たち」
・「つながるいのち」
・その他


20241026 0942 riga kobe 50 2-1.jpg
ラトビア共和国とリガ市の紹介
ラトビアは1991年に旧ソ連から独立しましたが、リガ市と神戸市の姉妹都市提携は続きました。

20241026 0942 riga kobe 50 2-2.jpg

リガ市を代表する建造物、名所の紹介です。

20241026 0942 riga kobe 50 3-1.jpg
姉妹都市提携50周年の年表

20241026 0942 riga kobe 50 3-2.jpg

半世紀間の出来事、イベントが書かれています。

20241026 0942 riga kobe 50 4-1.jpg

リガ動物園の紹介。ビデオが流れています。

20241026 0942 riga kobe 50 4-2.jpg

自然豊かな動物園です。

20241026 0942 riga kobe 50 5-1.jpg
動物交流の歴史

20241026 0942 riga kobe 50 5-2.jpg

リガと神戸、それぞれから動物が送られています。

20241026 0942 riga kobe 50 5-3.jpg

第3次動物交流として、アジアゾウのズゼが1996年に王子に来園していますが、ズゼは阪神淡路大震災で傷ついた神戸の人々を励ますために、リガ市から神戸に寄贈されました。

20241026 0942 riga kobe 50 5-4.jpg

ズゼのリガから神戸までの道のりです。10日かかりました。出発日は1996年8月24日。到着日は1996年9月3日です。

20241026 0942 riga kobe 50 5-5.jpg

ズゼ 6歳が王子に来園した時の様子です。リガ動物園の学芸員(飼育員)、サウエルさんと一緒でした。
ズゼは生後3か月でお母さんのZitaさんが亡くなったため、サウエルさんが母親代わり、中心となって人口哺育で育てられました。

20241026 0942 riga kobe 50 5-15.jpg
リガから来た動物たち

20241026 0942 riga kobe 50 5-12.jpg

シベリアオオヤマネコのアル、ベルの紹介です。第4次動物交流として2016年に来園しました。

20241026 0942 riga kobe 50 5-13.jpg

ベルが運ばれてきた輸送箱です。

20241026 0942 riga kobe 50 5-14.jpg

左がベル、右がアル。2014年生まれ、2歳の時に神戸にきました。

20241026 0942 riga kobe 50 5-11.jpg
ズゼの紹介
愛称の由来は母ゾウから母ゾウである「Zita」から「Z」の文字をもらって「Zuzanna」と名づけられ、愛称が「Zuze」となりました。

20241026 0942 riga kobe 50 5-10.jpg

ズゼが来園した年の写真です。ズゼ(6歳)が前をリガから持ってきた丸太を持って歩き、オスのマック(4歳)が追いかけています。
マックの花嫁候補として、ズゼは神戸にきました。マックはすぐにズゼが気にいったそうです。
神戸市のブログ:王子動物園の「ズゼ」 姉妹都市リガ生まれが神戸にいる理由】

20241026 0942 riga kobe 50 1-4.jpg

ズゼが来園した時、持たせてもらった嫁入り道具。箱の中に入っていた沢山の手紙、絵、玩具、ぬいぐるみ等が今回展示されています! 28年前のものです。

20241026 0942 riga kobe 50 1-5.jpg

遠い国、日本に行くズゼのためにリガの子供たちが描いた、作ったものです。

20241026 0942 riga kobe 50 5-19.jpg

胸がいっぱいになりました。何年か前にお嫁入箱の中身を見せてほしいと動物園にお願いしたのですが、その時は叶いませんでした。

20241026 0942 riga kobe 50 5-18.jpg

丸太が3本 展示されています。
・ズゼが来園当時に使っていたもの
・お嫁入箱に入っていたもの
・2019年にリガ訪問団、リガ動物園からの贈り物

20241119 1616 zoo4.jpg

そして今は4本目の丸太が展示されています。
2024年11月に姉妹都市提携50周年のイベントとして、リガ訪問団が王子を訪れました。
リガ市長が自らズゼに持って来られた贈り物です。
神戸市のブログ:王子動物園のズゼと28年ぶり再会、リガ市長が持参した丸太の正体?

20241119 1616 zoo5.jpg

丸太の側面に文字が書かれています。Google翻訳です。
ズゼ、私たちはあなたをとても愛しています!
私の故郷リガ、ヴィリニュス・キルスィス・リガ市長とリガ動物園チームから温かいご挨拶を申し上げます。
2024年11月6日


20250118120601649.jpg

「ズゼちゃん大好き」
王子動物園元園長の権藤氏が自身の挿絵とともに、ズゼが遠い日本にやってくるまでの日々を物語として描かれました。

202501181206002bd.jpg

今、展示場に置かれていて、どなたでも読んでいただけます。

20241026 0942 riga kobe 50 5-16.jpg

成長したマックとズゼ。2頭はとても仲良しで相性が良いのです。
マックは2歳9か月でスイス、クニーズキンダーツォーから1995年3月、阪神淡路大震災の直後に神戸にきました。

++++++++++++++++++++++++++++

20241026 0942 riga kobe 50 1-3.jpg
つながるいのち

20241026 0942 riga kobe 50 6-1.jpg
ズゼが結希を産むまでの道のり
結希は、母のように育ててくれたプーリーや、市原ぞうの国のスタッフに大切にされ、今年で10歳になり健やかに暮らしています。
今に至るまでを振り返れば、命をつなぐ道のりが平坦でないことがわかります。
ズゼ出産の経過
・初産 2002年1月11日、死産。100kg
・2産目 2004年3月2日、メス、124kg。桃の節句にちなんで「モモ」と命名。国内でアジアゾウ初の出産となり繁殖賞を受賞。 2005年4月25日、1歳で死亡
・3産目 2007年01月21日、オス、154kg。「オウジ」と命名。2012 年4月7日、4歳5か月で死亡
・4産目 2014年6月12日、オス、142kg。「結希」と命名。市原ぞうの国で出産、現在に至る
ズゼは幼いころ母親を亡くし、子育ての方法を知らなかったので、モモとオウジは人工哺育(人間が母親代わりに動物の子を育てること)となりました。 ゾウの人工哺育は、国内初で困難を極めました。


20241026 0942 riga kobe 50 6-3.jpg

モモが産まれた時に繁殖賞をいただきました。

20241026 0942 riga kobe 50 6-2.jpg

産まれた時の結希、実寸大です。

20241026 0942 riga kobe 50 6-7.jpg

現在の結希、10歳になりました。市原ぞうの国提供のお写真です。

20241026 0942 riga kobe 50 1-2.jpg

ラトビアの民族衣装等の展示もされています。

20241026 0942 riga kobe 50 1-6.jpg

リガ動物園のグッズもあります。写真はズゼがリガにいた当時のものです。

20241026 0942 riga kobe 50 6-5.jpg

ビデオコーナーです。
1.ズゼ 来園直後の様子
2.ズゼ 王子動物園での様子
3.アル、ベル 王子動物園での様子

20241026 0942 riga kobe 50 6-4.jpg

写真は1996年9月3日 ズゼが王子に来園した時の映像です。

20241026 0942 riga kobe 50 6-6.jpg

リガの美しい通りの大きな写真で展示会は終わっています。
たくさんの方に見ていただけますように願っています。

++++++++++++++++++++++++++++

よくまとまった濃い内容ので、ブログでは紹介しきれません。ズゼファンの私には本当に嬉しい展示の数々で、本当にありがとうございます。初日10月26日に観に行っているのに、記事にするのが遅すぎです。
2017年にリガを訪れた時、ズゼが神戸にいることを現地ガイドさんに聞きました。遠い国から神戸に来てくれたズゼに一目会いたくて、王子動物園を訪れました。不思議とまた会いたくなるズゼに魅せられてきました。神戸に来て28年経った今もリガで愛され続けているズゼが、神戸にいることを心から感謝いたします。ラトビア、リガのみなさんへの恩返しのひとつになればと、ほぼ毎日ズゼに会いに行っていて、ブログ「ズゼちゃん日記」の更新をしています。



posted by jirokayo at 02:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物園・動物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月22日

ミヤンマーから来たゾウさんたちに会いました☆福岡市動植物園(2024年12月18日)

昨年12月18日に福岡市動植物園を訪れました。ミヤンマーから来園したゾウさん達に会うことを、ずっと楽しみにしていました。

20241218 zoo 1-1.jpg

福岡市動植物園の門です。

20241218 zoo 1-0.jpg
福岡市動植物園の歴史
福岡市はじめての市立動植物園は、昭和天皇御即位記念事業施設として昭和8年8月20日に 「御大典記念・福岡市動植物園」という名称で現在の東公園内に開園しました。
順調な歩みを続けていた動植物園でしたが、太平洋戦争の激化に伴い飼料の入手困難などから、昭和19年5月20日に閉園しました。
戦後、徐々に落ち着きを取り戻した福岡市民の積極的な活動により、昭和28年8月22日に現在の南公園内で開園し、現在に至ります。
平成30年10月、東公園当時の復刻として、南公園に同型の門を設置したものです。
東公園動植物園当時の写真
2024.12.18


20241218 zoo 1-2.jpg

階段を上ると動物園の入り口です。建物の中に入ります。

20241218 zoo 1-5.jpg

チケット売り場の前にゾウの骨格標本が展示されています。

20241218 zoo 1-4.jpg

2024年7月30日に4頭のアジアゾウがミヤンマーから来園しました。

20241218 zoo 1-3.jpg

福岡の動物園がゾウを迎える計画がある、2019年12月にシンポジウム「ボルネオの野生動物のために日本の動物園ができること」に参加した時に知りました。その日から私もずっと福岡にゾウさんが来るのを待っていました。
2022年春の来園を予定していたのですが、新型コロナウイルス、2021年にミヤンマーで発生した軍事クーデターなどの影響で難航し、予定より2年遅れて、2024年7月30日に4頭のアジアゾウが福岡に到着しました。
猛暑の中、遠い道のりを無事で来てくれたことが嬉しくて、すぐにでも会いに行きたい、動物園を応援したい気持ちで一杯になりましたが、一般公開まで待つことにしました。
ところが、9月10日に12歳のメスゾウがヘルペスウイルスを発症し急逝しました。

20241218 zoo 1-8.jpg

お名前が11月に決まりました。
最年長、22歳の母親が「ゆずは」、子ゾウが「わかば」、12歳で9月に急死したゾウさんが「すい」と名付けられました。

20241218 zoo 1-9.jpg

14歳のオスゾウが「あお」です。

20241218 zoo 14-3.jpg

「エレ・ファンクラブ」メンバーを募っています。
1000円の献金で4頭をモデルした缶バッチが一個もらえます。ゾウのエサ代等に使われます。

20241218 zoo 14-5.jpg

福岡市動植物園のサポーターにもなりました。年間パスポートが貰え、2千円以上でサポーターディに参加できる等の特典があります。

20241218 zoo 14-4.jpg

「動植物園だより」の配布も特典のひとつです。132号、133号をいただきました。どちらにもゾウの掲載がありました。

20241218 zoo 2-12.jpg

建物をでて、ゾウさんに会いにいきます。でてすぐがゾウのエリアです。さっきまで雨が降っていて、今も曇っています。

20241218 zoo 2-2.jpg

「施設のくふう」
わかりやすく説明があります。

20241218 zoo 2-10.jpg

丘があります。上にはゾウを一望できる展望デッキがあります。

20241218 zoo 2-11.jpg

説明の右側、オスゾウのエリアです。

20241218 zoo 14-7.jpg

メスゾウのエリアにゆるやかなスロープのような道を通っていきました。

20241218 zoo 3-1.jpg

ゾウ舎側から丘を見たところです。

20241218 zoo 3-2.jpg

丘の上に小さなゾウさんが見えました!わかばちゃんです!



【2024.12.18 10:48 わかば】
10時50分前 わかばちゃんが丘の斜面を下ってきました。

20241218 zoo 3-3.jpg

体を斜面にこすりながら降りていきました。
わかばちゃんは好奇心の強いおてんばさんで、柵をすり抜けて放飼場から脱走して騒動になりました。柵改修の対策が取られました。

20241218 zoo 3-5.jpg

わかばちゃんはオスゾウ、あおくんのところに遊びに来ています。



【2024.12.18 10:43 -10:59 わかば、ゆずは、あお】
11時前 わかばちゃんが雄ゾウ、あおくんのところにいました。鳥のように鳴いてわかばちゃんはあおくんと絡んでいるところに、お母さんのゆずはさんが来ました。

20241218 zoo 3-4.jpg

お母さん、ゆずはさんが様子を見にきたところ、斜面に沿った細い道を歩いてきました。

20241218 zoo 3-6.jpg

ゆずはさん、わかばちゃんが柵を挟んで、あおくんにお鼻を伸ばしていました。
あおくんはゾウ舎に戻っていきました。

20241218 zoo 3-7.jpg

坂道でわかばちゃんが授乳してもらいました。

20241218 zoo 3-8.jpg

メスゾウのエリアに向かおうと坂道を上りますが、わかばちゃんがトイレタイムになりました。

20241218 zoo 4-6.jpg

おあくんが放飼場にでてきました。

20241218 zoo 3-9.jpg

また3頭の絡みあいになりました。

++++++++++++++++++++++++++++

20241218 zoo 2-3.jpg

4頭の紹介です。

20241218 zoo 4-2.jpg
あお(碧)
オス 14歲
●体重:約2.9t
●ミャンマー名 ミン・チー・アウン
●誕生日:2010年1月23日
●特徴 4頭の中では一番穏やかな性格

20241218 zoo 4-26.jpg
ゆずは(柚葉)
メス 22歳
●体重:約2.5t
●ミャンマー名 セイン・モー・サン
●誕生日:2002年2月18日
●特徴:普段は大人しく子供思いのお母さん

20241218 zoo 4-7.jpg
わかば (若葉)
メス 3歳
●体重:約1.2t
●ミャンマー名エー・モー・サン
●誕生日:2021年1月17日
●特徴:元気でおてんば、 好奇心旺盛で遊ぶのが大好き

20241218 zoo 14-6.jpg
すい(翠)
メス 12歲
●ミャンマー名 モー・トウン・ヌエ
●誕生日:2012年2月21日 (2024年9月10日死亡)

++++++++++++++++++++++++++++



【2024.12.18 11:08-11:32 ゆずは わかば お食事タイム】
11時すぎ ゆずはさんが干し草をもらって食べていました。丘からわかばちゃんが降りてきてオモチャ?で遊んだ後、干し草を食べ始めました。

20241218 zoo 4-4.jpg

寄り添って食べていました。

20241218 zoo 2-15.jpg

丘の上に行き、展望デッキからゾウのエリア、ゾウ舎が見えます。ゆずはさんが見えました。

20241218 zoo 3-20.jpg

わかばちゃんが降りていこうとしています。飼育員さんが💩をひとつ取っていました。

20241218 zoo 2-16.jpg

わかばちゃんが向いている方にオスゾウのエリアがあります。

20241218 zoo 2-21.jpg

オスのゾウ舎は丘を下りて反対側にあります。

20241218 zoo 2-19.jpg

広いです。メスゾウとの同居はこちらでしそうです。

20241218 zoo 2-18.jpg

あおくんはお部屋の出入りが自由になっていました。

20241218 zoo 2-7.jpg

ゾウ舎のまわりにイラスト付きのゾウの案内、説明が貼ってあります。

20241218 zoo 2-4.jpg

寒いとき、暑いとき、ゾウがお部屋か放飼場か選べるようにしているそうです。

20241218 zoo 2-13.jpg

歯の説明。

20241218 zoo 2-14.jpg

足の説明。

20241218 zoo 2-5.jpg

どろあそび。みずあそび。

20241218 zoo 2-6.jpg

ねる。
イラスト付きで分かりやすいです。

++++++++++++++++++++++++++++

展望デッキからさがったところから、ゾウ舎をみました。

20241218 zoo 2-23.jpg

メスゾウのエリア、プールが見えました。



【2024.12.18 13:47 わかば ゆずは、丘をのばる】
13時50分前 わかばちゃんが先に丘を登っていき、お母さんのゆずはさんは💩を落としながら、わかばちゃんの後をついて行きました。急な斜面です

20241218 zoo 2-17.jpg

お母さん、ゆずはさんも上りきりました。本当にびっくりしました。

++++++++++++++++++++++++++++

ゾウさん以外の動物も見にいきました。

20241218 zoo 13-1.jpg

浜松市動物園から来園した、アムールトラのヒューイです!
一度浜松で会いました。また会えて嬉しいです!

++++++++++++++++++++++++++++

20241218 zoo 11-4.jpg

オジロワシに会えるのを楽しみにしていました。神戸王子動物園のオジロワシ、サクラさんはここ福岡で生まれました。

20241218 zoo 12-1.jpg

オジロワシの鳥舎は大きいです。山の中腹に立っています。

20241218 zoo 12-2.jpg

2羽のオジロワシさん。
エリザはみさき公園から、あいりは姫路市動物園から来園しています。

20241218 zoo 12-4.jpg

エリザ、1989年4月22日 みさき公園生まれ。

20241218 zoo 12-3.jpg

あいり、2008年3月27日 姫路市動物園生まれ。



【2024.12.18 14:46 エリザ あいり】
14時45分 水に入っているあいり、前に飛んできたエリザです。

++++++++++++++++++++++++++++

鳥舎は並んでいて、オオワシ、コンドルが大きくて立派でした。

20241218 zoo 11-5.jpg

その先にカンガルーがいました。

20241218 zoo 11-1.jpg

袋から赤ちゃんがお顔をだしていました。

20241218 zoo 11-2.jpg

あられ、あかり、ひかり、イヴ、ミント。5頭のメスがいます。紹介が良いのですが

20241218 zoo 11-3.jpg

なんと、内側から「あかり」ちゃんの紹介が破壊されました!

20241218 zoo 11-6.jpg

破壊したカンガルーさんのお名前は? わかりません><

++++++++++++++++++++++++++++

20241218 zoo 14-1.jpg

レストランでお昼ごはんをいただきました。ゾウさんを模ったジビエハンバーグ。

20241218 zoo 14-2.jpg

お友達のデザート。ゾウさんクッキーがのっていました。

++++++++++++++++++++++++++++



【2024.12.18 15:48-16:09 わかば ゆずは、モート側で】
16時前 わかばちゃんはモート側の方に来ていました。お母さん、ゆずはさんが来た時はわかばちゃんはゾウ舎前にいました。

20241218 zoo 4-5.jpg

ゾウ舎前で授乳していました。

20241218 zoo 4-21.jpg

16時すぎ 飼育員さんがモート前に来られていました。
この後、入口側にゾウさんが移動していき、ゾウ舎から飼育員さんが出て来られました。「お部屋に戻る前にトレーニングを行う」、と聞こえたので、放飼場の下の通路を走って入口側に行きました。



【2024.12.18 16:17 ゆずは わかば、トレーニング】
16時15分 ゆずはさんとわかばちゃんはロープ越しにトレーニングを行いました。終わるとお部屋に戻っていきました。

20241218 zoo 4-1.jpg

柵の外からターゲットトレーニングをされていました。

20241218 zoo 4-22.jpg

「さあ、帰ろう!」と言われて、ゆずはさん、わかばちゃんはいそいそとお部屋にもどっていきました。

20241218 zoo 4-23.jpg

がらんとしたメスのゾウエリアを見ていました。今からお掃除にでて来られるはず、どのように💩が集められるか知りたかったのです。急斜面を運搬車や一輪車を使うのは難しいはず。。と考えていたら、飼育員さんたちがポリバケツを持って出て来られました。
「メスはもう部屋に帰ったので見れませんが、オスゾウはまだ外にいるので見れますよ」、と声をかけてくださいました。
その時に2つのことをお尋ねしました。糞の回収と道のことです。糞はバケツで集めて周るそうです。
「オスと同居させる時に通る道は、あの細い道なのですか?」
「そうです。通れます。なんの問題もありませんよ」
あの細い道だけがオスエリアに行く方法なのかと、驚きました。
私がいつも見ている神戸のゾウさんたちは大柄で、とてもあの道を通ることは出来ないと思うからです。あの急斜面を上ることも難しいと思いました。

20241218 zoo 4-24.jpg

16時半前 あおくんは放飼場で干し草を食べていました。

20241218 zoo 2-1.jpg

オスゾウのエリアの際に日除け兼シャワーが設置されています。神戸王子動物園のものと同じ仕組みでも、最新技術が搭載されていると思います。昨年のような厳しい暑さが来ても、福岡で元気に暮らしてもらえますように。寒いとき、暑いとき、お部屋が解放されているので安心です。

20241218 zoo 4-25.jpg

丘陵地を生かしたゾウの放飼場にゆずはさん、わかばちゃんは適していて元気に過ごしています。
9月10日に亡くなったすいさんの冥福をお祈りしました。どんな辛いことも受け入れて前に進むしかないのだと、ゆずはさん、わかばちゃんが急斜面を登るのを見て思いました。また福岡のゾウさんたち、他の動物、鳥さんたちにも会いに来たいです。

20241218 zoo 14-8.jpg

ゾウの骨格標本のまわりにゾウさんへのメッセージが貼られていました。

20241218 zoo 14-9.jpg

みんなゾウさんに会いたくて、長い間待っていました。
放飼場の前でも「ゾウさんに会えて本当にうれしいです」と言われていた地元の方がおられました。本当に良かった。関係者の皆様のひとかたならぬご努力、ご尽力のおかげでありますが、ゆずはさん、わかばちゃん、あおくん、すいさん、日本に来てくれて、本当にありがとう。

福岡市動植物園
福岡市中央区南公園1番1号
公式サイト

ラベル:ゾウ #ゾウ
posted by jirokayo at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物園・動物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月20日

追悼 Nagarrくん☆オランダ、エメン動物園(Wildlands)でズゼの妹と甥っ子に会いました(2024年5月16日)

オランダ、エメン動物園の1歳9か月のアジアゾウ、Nagarrが11月16日に急死しました。
Nagarrくんの追悼に記事をアップさせていただきます。

今年5月にヨーロッパに行きました。オランダは友人を訪れること、動物園でゾウさんに会うことが目的でした。
オランダは日本の九州とほぼ同じ面積ですが、ゾウがいる動物園(サファリも含む)は8園もあります。その中でもロッテルダム Diergaarde BlijdorpはEAZA(ヨーロッパ動物園・水族館協会)のアジアゾウの繁殖管理を担っています。オランダ国内の動物園の環境が整っていること、ゾウの飼育水準は高さを疑う余地がありません。

20240516 1108 zoo1.jpg

ドイツに近いエメン動物園、Wildlandsはオランダ最後の日に訪れました。滞在中のライデンから電車とバスを乗り継いで、約3時間かかりました。

20240516 1109 zoo.jpg

エメン動物園は神戸王子動物園のズゼの親戚がいます。お父さん、Radzaさんがラトビア、リガ動物園から2003年にエメンに移動してきて、2013年に47歳で亡くなるまで、15頭の子どもができました。ほとんど男の子で、エメンからヨーロッパ中の動物園に移動していきました。
唯一残っているのは娘、Swhe Zin(2007年生れ)です。

20240516 1108 zoo2.jpg
(2024年5月16日撮影)
ズゼの異母弟たちの写真が迎えてくれました。

20240516 1117 emmen.jpg

私は6年前、2018年10月にもエメン動物園を訪れました。
(記事:オランダ、エメン動物園にズゼの兄弟がいます☆2018年10月17日
その日はズゼの異母弟4頭と成獣のMekongに会うことができました。雌の群れはSwhe Zinの異父姉のMingalar Oo(1992年生れ)、Ma Yay Yee(1999年生れ)とその小さな子どもたちとSwhe Zinでした。
Swhe Zin(当時11歳)はまだ子どもがなくて、子育て中の異父姉たちと距離があるように見えました。早くSwhe Zinにも母親になってもらいたいと、ずっと願っていました。

20181017 emmen1.jpg
(2018年10月17日撮影)
2018年にエメンを訪れてから、SNS等でゾウの情報を見てきました。
Swhe Zinは雄ゾウ、Mekongに感心を持たなかったそうです。

20181017 emmen2.jpg
Mekong (2018年10月17日撮影)
2020年5月、Mekongはスイス、ラッパースビルのKnies Kinderzooに移動になりました。(なんと神戸王子動物園のマックの出身地です!)

20240516 1205 emmen5.jpg
Timber(2024年5月16日撮影)
交代でエメンにはロッテルダムからTimberが来ました。
2020年6月にTimberSwhe Zinの交配が記録されました。
Snelle eerste dekking van nieuwe olifantenstier gezien in WILDLANDS

olifant-geboren-in-wildlands.jpg
そしてSwhe Zinは2023年1月に男の子を出産しましたNagarrです。
Nagarrが誕生した日のエメン動物園のニュースです。(2023年1月30日)
Olifant geboren in WILDLANDS
Google翻訳の意訳文です。20230131 エメン動物園 ゾウの出産について.pdf

ズゼと似ているSwhe Zinが母親になったこと、ズゼに家族が増えたことが嬉しくて仕方なかったです。異父姉たちに助けてもらって、子育ても順調にいっていました。NagarrがSNSにアップされるのが楽しみでした。

20240516 1123 emmen1.jpg
(2024年5月16日撮影 ゾウの外の放飼場)
そしてまたエメンに来ました! Swhe ZinとNagarrに会えます!

20240516 1123 emmen2.jpg

雌の群れの中に4頭の雄ゾウがいました。6年前赤ちゃんだった Mauk, Manoa(2018年生まれ)は大きくなっています。2021年に生まれたKa Yanは初めてです。3頭の父親はMekongです。

20240516 1128 emmen.jpg

Swhe Zin! Nagarr! 後ろ姿見えました。

20240516 1133 emmen.jpg

人が集まっています。

20240516 1134 emmen.jpg

ゾウの説明をしているようです。



【 7頭のアジアゾウ】
11時20分すぎ ゾウのガイドが行われていました。3頭の雌ゾウ、4頭の若い雄ゾウがいます。3頭の雌ゾウは姉妹です。オランダ語はわかりませんが、ナガール(Nagarr)と言ったのはわかりました。ナガールは1歳4か月で一番小さくて、神戸王子動物園のズゼの異母妹、Swhe Zin(17歳)の初めての子どもです。

20240516 1141 emmen.jpg

Swhe Zinです。大柄は父親のRadzaさんゆずり。ズゼも大きいです。

20240516 1138 emmen.jpg

Nagarrくんです!

20240516 1145 emmen.jpg

Nagarrは叔母さんたちにも可愛がってもらっているようです。



【アジアゾウがプールに 】
12時20分 Nagarrがプールのきわにいて、叔母さんのMa Yay Yeeが見ていました。5月ですが、陽ざしがとても強くて暑くなっていました。Ma Yay Yee(25歳)がプールに前足を入れてバシャバシャ振ってから、プールに入っていきました。Ka Yan(3歳)、Manoa(6歳)、Nagarr(1歳4か月)が続いて水に入っていきました。

20240516 1227 emmen.jpg

気持ち良さそうに水に浸かっていました。



【小ゾウ3頭の土浴び】
12時半 プールの後、Manoa(6歳)、Ka Yan(3歳)、Nagarr(1歳4か月)は土浴びをしました。小さなNagarrは土を吸い込む力が弱いので、体を土にこすりつけていました。終わると、ManoaとKa Yanの後をついていく小さなNagarrは小走りでした。

20240516 1232 emmen.jpg

3頭は従妹どおしです。

20240516 1233 emmen.jpg

お兄ちゃんたちに負けないように頑張るNagarr

20240516 1233 emmen2.jpg

走って追っかけます。

20240516 1235 emmen.jpg

NagarrがSwhe Zinを探しました。砂山に行きます。Nagarrは山の上に上って寝転んでいました。

20240516 1239 emmen.jpg

Swhe Zinも水浴びをしたようで、砂を体にかけていました。
手を振ると、そのタイミングで砂を背中に投げたように見えました。その様子がズゼによく似ていました。



【 7頭のアジアゾウ お食事タイム】
13時40分 干し草が放飼場に投入されました。 7頭が集まってきました。神戸王子動物園のズゼの異母妹、Swhe Zin(17歳)とNagarr(1歳4か月)は一緒にいましたが、Nagarrは叔母さん、Ma Yay Yee(25歳)のところにも行きました。大きな子どもたち、Mauk(6歳)、Manoa(6歳)は干し草を持って離れていきました。群れのリーダーMingalar Oo(32歳)、もう一頭の子どもKa Yan(3歳)は一緒にいました。

20240516 1342 emmen.jpg

Swhe ZinとNagarr親子は最初一緒でした。

20240516 1342  emmen2.jpg

Nagarrは叔母さんところへいきました。

20240516 1345 emmen.jpg

Swhe ZinはNagarrの側にきて、姉妹一緒に食べていました。

20240516 1152 emmen.jpg

雄ゾウのTimberはひとりで室内にいました。

20240516 1207 emmen3.jpg

6年前 雄ゾウ4頭がいたスペースです。だれもいませんでした。
まだ2頭ズゼの異母弟がいるはずなのですが。。姿が見えませんでした。

翌日の動物園のお知らせにアップされました。2頭の雄ゾウが無事にスペインに到着したと。
Jonge mannetjesolifanten uit WILDLANDS verhuizen naar Spaans Dierenpark
googleの意訳文です。
若い雄ゾウがスペイン動物園に移動.pdf

jonge-mannetjesolifanten-uit-wildlands-verhuizen-naar-spaans-dierenpark.jpg

Ein She Min NayoneRaviです。RadzaMa Yay Yeeの息子たちです。
マドリード近郊のサファリにいます。

2018年に会った他の2頭は前年にイタリアのサファリに移動の予定でしたが、不幸が起こりました。
記事:オランダ Wildlands(エメン動物園)のアジアゾウ、ズゼの異母弟 Radza Jr(9歳)の死亡(2023年6月19日)
兄のEinga-Thaはイタリアのサファリに無事到着しました。

20240516 1208 emmen.jpg

ゾウの放飼場は緑に囲まれています。

20240516 1538 emmen.jpg

15時半 もう一度ゾウのエリアにいきました。ちょうどみんな歩いてきました。



【 7頭のアジアゾウ】
15時半 飼育員さんがおやつのプールに投げて、ゾウを引き寄せていました。いまかゾウのガイドが行われます。
神戸王子動物園のズゼの異母妹、Swhe Zinはズゼに似ていて、食いしん坊のようで楽しそうにおやつを取っていました。息子のNagarr(1歳4か月)も近くにきました。

20240516 1541 emmen.jpg

Swhe ZinとNagarr親子。

20240516 1541 emmen0.jpg

Swhe Zinです。ズゼの妹にまた会えて嬉しかったです。

++++++++++++++++++++++++++++

2024年11月16日、Nagarrは急死しました。

olifantenkalf-overleden-in-wildlands.jpg

Olifantenkalf overleden in WILDLANDS
googleの意訳文です。
20241117 Nagarr死亡のお知らせ.pdf

無念さが伝わってきて涙が流れます。
Nagarrの名前はミヤンマーの滝の名、小さなドラゴンの意味です。強い性格のSwhe Zinの子どもということもあったそうです。名前の通り、元気一杯で従妹のお兄ちゃんたちに負けないように動いていました。強くてマイペースな母、Swhe Zinだけでなく、叔母のMingalar Oo、Ma Yay Yeeにもお世話してもらい伸び伸びと生きた1歳9か月だったと思います。Nagarrくん、Swhe Zinをお母さんにしてくれて、ありがとう。Nagarrくんに会えて本当に嬉しかったです。またいつかどこかで会いたいです。


++++++++++++++++++++++++++++
追記
2024年11月21日に3歳のKa Yanもヘルペスウイルスを発症して亡くなりました。
https://www.wildlands.nl/tweede-olifant-overleden-in-wildlands
日本語訳:2頭目のゾウの死亡


ラベル:#ゾウ #ズゼ #Zuze
posted by jirokayo at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物園・動物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月26日

安佐動物公園「ナイト サファリ プレイベント」A☆サバンナゾウ タカくんが目の前に☆(2024年8月3日)

広島、安佐動物公園の「ナイト サファリ プレイベント」は18時から始まります。16時半に動物園を一度でてから、入園口前のベンチで休憩して待っていました。

20240803 1757 zoo.jpg

18時前に園長様から開催のご挨拶がありました。
その後順番に動物園に入場しました。

20240803 1802 zoo.jpg

たくさんのお客さんが入ってすぐの広場にいるのが見えました。

20240803 1803 zoo.jpg

私はお友達と一緒に猛獣舎の方に向かいました。あちこちにナイトサファリのイルミネーション、オブジェがあります。

20240803 1803 zoo2.jpg

18時ではまだ暗くなっていないので残念なのですが、イルミネーションを想像して楽しみます。

20240803 1807 zoo.jpg

七色のシャボン玉がでていました。

20240803 1808 zoo.jpg

コーンも輝くようです。

20240803 1808 zoo2.jpg

ゾウさんです。

20240803 1809 zoo.jpg

猛獣舎までの道のりです。

20240803 1809 zoo2.jpg

広島と言えば!ですね!

20240803 1811 lion2.jpg

ライオンの雌さんたちは15時と変わらない場所にいました。

20240803 1811 lion.jpg

雄ライオンさんはお客さんの側ですが、横になっていました。

20240803 1812 skuchan.jpg

アムールヒョウはなんと!スクちゃんがでていました! 夕方に高齢のチャイムさんと交代したようです。
スクちゃんの写真はうまく撮れませんでしたが、会えて嬉しかったです。

20240803 1816 tukinowaguma.jpg

ツキノワグマさん、2頭が外にでていました。

20240803 1819 rakuda.jpg

フタコブラクダさんにも会えました。

20240803 1822 zoo.jpg

そしてゾウ舎に着きました。大勢の人で賑わっています!

20240803 1822 taka.jpg

なんとサバンナゾウのタカくんが広い放飼場にでています! 昼間はマルミミゾウのメイちゃんが使っているところです。



2024.08.03 18:25-18:31 タカくん (ナイトサファリ プレイベント)@
サバンナゾウのタカくんが前のエリアに出ていました。
18時20分前 タカくんはたくさんのお客さんの前にいました。モートの外側の木にお鼻を伸ばして枝を取っていました。

20240803 1826 taka.jpg

こんなに近くでタカくんに会えるなんて!感激です! ぼんやり頭が一気に正気に戻りました。

20240803 1825 mac.jpg

大勢のお客さんに囲まれていても、タカくんは動じません。むしろ心地良さそうにも見えました。

20240803 1827 ele.jpg

いつもは奥にいるところしか見れないのだから、全方向から見なければと気合が入ります。

20240803 1844 taka.jpg

タカくんは優しい丸い目をしています。

20240803 1847 taka.jpg

後ろ姿です。

20240803 1849 taka.jpg

草をむしっているところ。

20240803 1855 taka2.jpg

石でお腹を擦っていました。

20240803 1831 taka.jpg

土浴びをしているところです。

20240803 1855 takakun.jpg

大きなお耳が開くとかっこ良いです。



2024.08.03 18:52-19:00 タカくん (ナイトサファリ プレイベント)A
19時前 タカくんが体を振って浴びたばかりの土を体に広げていました。タカくんは短い草を撫でるようにして取っていました。



2024.08.03 18:52-19:00 タカくん (ナイトサファリ プレイベント)B
19時前 タカくんは水飲み場の方に行き、また草を気にしながらマルミミゾウの舎の近くまで戻ってきました。土を取ってお顔に吹いているところが、大きな体なのに上品でした。体を細長い石で擦っていました。

20240803 1905 kirin.jpg

ゾウ舎の向かいはキリンがいます。雄キリンさんがでていました。

20240803 1906 mac.jpg

19時すぎ 暗くなってきました。タカくんにお別れを言って、ゾウ舎を離れました。

20240803 1908 sai.jpg

帰り道にクロサイさんたちに会いました。
安佐動物公園のクロサイのファミリーは日本中にいるそうです。

20240803 1911 shop.jpg

ショップに寄りました。

20240803 1910 aruru.jpg

7月29日の「世界トラの日」を記念して、アムールトラのガチャがありました。アルルさん、テンくんの2頭のトラ、6種類の缶バッチがあったそうですが、私はアルルさんでした。2月に会った時、アルルさんは元気そうでしたが
残念ながら、アルルさんは8月7日に亡くなりました。
安佐動物公園のホームページ:アムールトラ「アルル」の死亡について(8/7)

20240803 1933 zoo.jpg

安佐動物公園のバス停から駐車場を撮りました。暗くなっています。神戸に帰るには19時40分ごろのバスに乗らなければなりません。大変名残り惜しかったです。イベントではスタンプラリーが有り、かわいい動物さんのスタンプを押していただきました。プレゼントもいただきました。とても楽しかったです。ナイトサファリのプレインベントを開催いただいて、本当にありがとうございました。

20240803 1904 taka.jpg
(19時すぎ タカくん)
サバンナゾウのタカくんに真近で会えたこと、得に嬉しかったです。
今年1月に姫路セントラルパークで開催されていた「阪明美さんの『始点への帰展』」でタカくんの絵を観たことがきっかけになり、安佐動物公園を訪れました。今回は2回目ですが、目の前で見たタカくんは阪さんが描かれたアフリカゾウそのものでした。大らかさ、あたたかさ、静けさ。。姫路セントラルパークで生きたゾウさんたちの子孫として、これからも健康で幸せに暮らしてほしいと心から願っています。

関連記事
姫路セントラルパーク、アフリカゾウを描いた阪明美さんの遺作展「始点への帰展」☆2024年3月3日まで延長開催中です!
安佐動物公園A サバンナゾウのタカくん、マルミミゾウのメイちゃん、ダイくんに会いました☆(2024年2月16日) 
再訪☆アフリカゾウを描いた阪明美さんの遺作展「始点への帰展」☆2024年3月3日まで延長開催中です!@姫路セントラルパーク



ラベル:#ゾウ
posted by jirokayo at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物園・動物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

安佐動物公園「ナイト サファリ プレイベント」@☆静けさのイベント前(2024年8月3日)

先月 8月3日に広島の安佐動物公園を訪れました。サポーターに案内される「ナイトサファリ プレイベント」に参加するためです。

20240803 1447 zoo1.jpg

安佐動物公園は8月から9月初旬の週末に「ナイトサファリ」が開催されますが、その前週に動物園のサポーター、動物園がご招待される方々がプレイベントに参加できます。

20240803 1447 zoo2.jpg

イベント時間は18時〜20時です。神戸を12時ごろの新幹線に乗り、広島駅で在来線に乗り換えて、横川駅でバスに乗りました。安佐動物公園に14時50分ごろに着きました。

20240803 1447 zoo3.jpg

動物園に入ると人影はありませんでした。とても暑いです。

20240803 1450 zoo.jpg

風邪気味で耳鼻科で処方された薬を飲んでいて、暑さと薬で頭が朦朧としていましたが、猛獣がいるエリアへ向かいました。

20240803 1455 lion.jpg

ライオンが見えました。

20240803 1455 lion2.jpg

2頭の雌がいます。

20240803 1455 lion3.jpg

雄は穴の中です。

20240803 1500 scchan1.jpg

ライオンの広い放飼場の横にアムールヒョウがいます。

20240803 1500 scchan.jpg

昨年、神戸王子動物園から移動になったスクちゃん、今日はお部屋にいます。安佐動物公園は2頭のアムールヒョウがいて、スクちゃんは一日おきに放飼場、外にでることになっています。

20240803 1501 ele.jpg

それからゾウ舎を目指しました。
安佐動物公園はサバンナゾウとマルミミゾウの2種類、3頭のゾウがいます。

20240803 1501 ele2.jpg

マルミミゾウのメイちゃんがモートの前まできて、お鼻を伸ばしていました。

20240803 1510 ele2.jpg

マルミミゾウのメイちゃん。

20240803 1511 ele2.jpg

奥に見えるのがサバンナゾウのタカくんです。手前はメイちゃん。前回訪れた2月より、メイちゃんはお腹まわりが張っているように見えました。

20240803 1511 ele3.jpg

メイちゃんは妊娠が期待されています。
※後日8月20日にメイちゃんの妊娠が発表されました。
安佐動物公園のホームページ:「日本初‼ マルミミゾウの妊娠について(8/21)」

20240803 1512 ele0.jpg

マルミミゾウのダイくんです。
メイちゃんとダイくんは一緒に日本に来ましたが、メイちゃんは安佐動物公園、ダイくんは秋吉台サファリランドと別れてしまいました。

20240803 1512 ele3.jpg

マルミミゾウは希少な種で日本では2頭しか飼育されていません。2022年に繁殖の目的のためにダイくんは安佐動物公園に移動になりました。

20240803 1512 ele.jpg

ダイくんのゾウ舎は新しく作られました。メイちゃんとタカくんのいるゾウ舎の奥側になります。

20240803 1512 ele6.jpg

メイちゃん、タカくんのゾウ舎も窓を開いて風を通していました。



2024.08.03 15:17 タカくん、メイちゃん
15時10分すぎ マルミミゾウのメイちゃんが木陰の中を歩いていました。奥のサバンナゾウのタカくんは細く流れてくる水を吸い取って、体にかけていました。

20240803 1515 ele.jpg

タカくんは姫路セントラルパーク生まれです。
ちょろちょろとしか流れていない水を吸ってお鼻にためていました。

20240803 1515 ele2.jpg

それから体にかけていました。
奥には木陰がありますが、この猛暑の中、体の大きなタカくんは大丈夫なのかと心配になりました。

20240803 1517 ele.jpg

タカくんがお水をためているところです。

20240803 1534 ele.jpg

15時半 奥のダイくんはゾウ舎に入り、トレーニングを受けているようでした。

20240803 1543 ele.jpg

笛の音が聞こえてきました。



2024.08.03 15:30 メイちゃん
15時半 メイちゃんが運動場の際まできて、お客さんにお鼻を伸ばしていました。

20240803 1550 ele.jpg

メイちゃんがかがんでいる後ろ姿、お腹が大きくなっていました。



2024.08.03 15:50-16:04 メイちゃん、タカくん
16時前後 サバンナゾウのタカくんが水を取って体にかけていました。暑い午後でした。手前にいるマルミミゾウのメイちゃんと向かいあってコミュニケーションを取っていました。

20240803 1604 ele.jpg

タカくんとメイちゃんはとても仲が良いです。

20240803 1602 zoo.jpg

サバンナゾウとマルミミゾウの2頭の紹介です。

20240803 1511 kirin.jpg

ゾウ舎の向かい側にキリンさんがいます。女子チームが放飼場にでていました。

20240803 1601 shimauma.jpg

グラントシマウマもうゾウ舎の向かいにいます。整列して歩いていました。



2024.08.03 16:01 グラントシマウマ
16時 シマウマ舎の壁に沿って、6頭が歩いていました。離れたところに2頭いました。安佐動物公園の歌が流れています。

16時半に動物園は閉園です。一旦外にでて、プレナイトサファリイベントの開催を待つことになりました。
次の記事に続きます。。

ラベル:#ゾウ
posted by jirokayo at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物園・動物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月01日

4頭のアジアゾウ、福岡市動物園に無事到着しました☆(2024年7月30日)

7月30日 福岡市動物園にミャンマーから4頭のアジアゾウが到着しました!

20240731 fukuokazoo.png
福岡市動物園の公式サイトより

コロナウイルスの感染拡大、ミャンマー国内の軍事クーデターで2年延期になり、福岡の方々は本当に待っておられました。私も福岡にゾウさんが来る予定と聞いてから5年、ずっと楽しみでした。無事に到着して本当に良かった、嬉しいです。

※毎日新聞の記事
ミャンマーから福岡まで28時間 ゾウ4頭「輸送大作戦」の舞台裏


ラベル:#ゾウ ゾウ
posted by jirokayo at 00:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 動物園・動物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする