2024年11月05日

I Ru 音の写真展 ー写真と音がつなぐラトビアと日本−@神戸 東遊園地で開催中です(2024年11月5日〜11月9日)

神戸市とラトビア共和国・リガ市は姉妹都市提携を結んで今年で50周年になりました。
50周年の記念にリガ市から訪問団が神戸を訪れています。
【神戸市HP:姉妹都市提携50周年記念 リガ市訪問団の来神について

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(三宮 東遊園地)
記念イベントとして、ラトビアから特別展「I Ru 音の写真展 -写真と音がつなぐラトビアと日本-」が東遊園地内のURBAN PICNICで今日11月5日から開催されています。
【神戸市HP: I Ru 音の写真展 ー写真と音がつなぐラトビアと日本−

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(URBAN PICNICの案内)
今日15時から展示会の開催式がリガからの訪問団と共に行われ、16時から展示が公開になりました。

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URBAN PICNICのラウンジに写真の展示が見えました。

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特別展の大きな案内です。

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館内に流れているふたつの合唱曲が流れています。

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ラトビアの「Pūt, vējiņi(風よ、吹け)」、日本の「ふるさと」。
「合唱」というテーマには、ラトビアの人々が「歌う民」として知られ、歴史の困難を乗り越えながら、歌を通じて自らの文化を守り続けてきたという背景があります(神戸市のHPより

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展示の楽しむ方法がチラシの裏に書いてあるのですが、老眼もあって今ひとつ要領がわからず。。

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「写真のQRコードをスマホで読み込むと館内に流れている合唱と一緒に、写真の方の歌を聴くことができる」、スタッフの西洋人男性に英語で教えていただきました。
QRコードを読み込むアプリの精度が悪くてダウンロードしなおしたりして少し手間取りましたが、写真の方の歌声が合唱と重なって聴こえた時は感動しました。スマホの歌声を聴くことで、館内に流れる合唱の美しさがまた際立つように思いました。
(※モデルと合唱はラトビアの合唱団「BALSIS」と日本の合唱団「SCATOLA DI VOCE」)

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ポートレート写真にはラトビアの「伝統的な文様(シンボル)」と日本の「漢字」が映し出されています。

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QRコードをアクセスすると、そのシンボル、漢字に因んだ詩が表示されます。日本語、ラトビア語、英語の3つの言語で読めます。

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リガ市の観光案内、展示会のチラシ、リガのチョコレートがコーナーに置いてありました。今日は開催式があったので特別かもしれません。

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日本語版のリガ市の観光案内をご用意いただいています。

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展示会の案内、リガの観光案内、チョコレートをいただきました。2017年に訪れたリガを思い出します。

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17時半に会場をでました。暗くなっていますが、19時までオープンしています。
体感型の特別展「I Ru 音の写真展 〜写真と音がつなぐラトビアと日本〜」の会期は5日間で短いのですが、また行って美しい合唱を聴きたいと思います。

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帰りに市役所の前を通ると、旗がおろされているところでした。一番山側の旗、ラトビアの国旗はまだ残っていました。

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ラトビアの国旗は赤・白・赤の横ストライプ。日本の国旗と同じ2色です。

明日11月6日(水)リガの訪問団は王子動物園を訪れて、28年前に神戸に寄贈したアジアゾウのズゼに再会される予定です。


I Ru 音の写真展 〜写真と音がつなぐラトビアと日本〜

開催期間
2024年11月5日(火曜)〜11月9日(土曜)
平日:11時〜19時 ※ただし、初日は16時オープン
土曜:9時〜13時
神戸市公式サイト

posted by jirokayo at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ラトビア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月01日

rinoさん、お誕生日おめでとうございます!(2024年11月日)

今日 11月1日はブログのお友達、rinoさんのお誕生日です!
おめでとうございます!

おもしろくて優しく頼れるrinoさん、いつもお世話になって本当にありがとうございます。
また一年の健康で幸せを祈っています!

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(2018年2月17日 東京)
素敵なお誕生日をお過ごしください

posted by jirokayo at 10:59| Comment(15) | TrackBack(0) | Bay City Rollers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月31日

福間洸太朗さん、日本デビュー20周年記念 ピアノリサイタル☆シンフォニーホール(2024年10月19日)

10月19日 シンフォニーホールで開催された、福間洸太朗さんのピアノリサイタル「ーストーリーズー」に行きました。日本デビュー20周年を記念したリサイタルです。

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福間洸太朗 ピアノ・リサイタル ーストーリーズー
【プログラム】
ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 op.53 『英雄』
ショパン:ソナタ 第2番 変ロ短調 op.35 『葬送』
ショパン:ポロネーズ 第7番 変イ長調 op.61 『幻想』  
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲(福間編)、イゾルデの愛の死(リスト編)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(ボルヴィック編)
スメタナ:「わが祖国」より『モルダウ』(福間編)
◎アンコール◎
グノー:アヴェ・マリア(フレミンクス編)
徳山 美奈子:序の舞
シューマン:ノベレッテ 第1番 op.21


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福間さんの演奏を初めて聴いたのは2013年 神戸で、モスクワフィルとショパンのピアノ協奏曲第一番を共演された時です。
それ以来タイミングが合えば福間さんのリサイタルに行き演奏を聴いてきました。パリ国立高等音楽院を卒業、ヨーロッパを基盤に活動されていて5か国語に通じておられること、そこから醸し出される優雅で知的な演奏に毎回聴きいってきました。

今回は日本デビュー20周年を記念してのリサイタル、特別なプログラムが用意されています。前半はショパン。後半はオーケストラの曲をピアノ一台で演奏、ダイナミックに編曲された3曲でした。最後の「モルダウ」は福間さんが自ら編曲されました。福間洸太朗さんのお名前の洸の字は水、きらきらした水を表していて、後半プログラムは水に因んでいるそうです。

リサイタルのタイトル「ストーリーズ」は(SNSに投稿するイメージなのですが)福間さんの20年の歩み、それぞれの曲に対する思いで作ったストーリーであり、聴衆の私たちもそれぞれ曲に持っている思いや出来事、ストーリーなのだと説明されました。
それで私も演奏を聴きながら、自分のストーリーに思いを巡らせていました。

福間さんのショパンは久しぶりで、『葬送』は初めて聴きました。星が見えるような美しい音色に感動、重々しいメロディーは進んでいく行進が遠くなっていくのが見えたようでした。福間さんはパリに留学したての頃に「(この曲は)まだ君には早いかな」と言われたそうですが。。

後半の水をモチーフにされたプログラムも素晴らしかったです。演奏前の曲説明が曲のイメージをより膨らませて、ドラマチックに繊細にと水が波打つところが浮かんできました。

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福間さんがご自身で編曲された「モルダウ」は圧巻でした。2017年のコンサートの時に私も楽譜を購入させていただきました。一小節でも弾けたらなとう気持ちでしたが、未だに楽譜は飾ったままです><
ずっと以前にフルタイムの仕事を辞めた後、ピアノを習っていた時期がありました。初めてのピアノ発表会で弾いたのが「モルダウ」でした。2004年にチェコ、プラハを訪れた時の思い出の曲、憧れの曲でした。努力ができない私は2年足らずでピアノを止めてしまいましたが、福間さんの演奏を聴きながら、そんなことも有ったと思い出しました。
そして家に帰ってから、自分のスマホの着信音が「モルダウ」だったと気がつきました!本当に呆れてしまいます。

コンサートホールから神戸まで帰るのにJR東西線か阪神電車かを迷いましたが、阪神電車に乗りました。つい一週間前もここ福島駅から普通電車に乗りました。そしてその時にはどうしても思い出せなかった光景が突然見えたのです。淀川を渡る時に下水処理場の横に「ラサ」と円形の屋根に書かれた建物、スケートリンクが。1977年にその建物でコンサートがありました。今はラサスケートリンクは無くなり高層マンションが建っています。
福間さんの演奏を聴いて頭が活性化したのでしょうか。47年前の記憶が突然戻りました。

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コンサートの後、福間さんのCD、本を購入した特典でサイン入りのポストカードを福間さんからいただきました。
「(20周年)おめでとうございます!」「いつもありがとうございます!」と言って握手をしていただきました。

実はこの日コンサートに行くかどうか直前まで迷っていました。日課にしていることで大事なことが出来なくなるのが躊躇われたからです。でも10年以上福間さんのコンサートにあちこち行かせていただいて、楽しく人生を豊かにしていただきました。お祝いとお礼に行かせていただこう、と最後はそう思い出かけることにしました。

福間さんの色々なエピソード、素晴らしい演奏を聴かせていただいて、お祝いをお伝えできました。「いつもありがとうございます」と自分の口が動いたことに驚きましたが、それは帰り道で見た奇跡への予感があったのかもしれません。

福間洸太朗さん、日本デビュー20周年おめでとうございます!
これからの益々のご活躍を楽しみにしています!

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2024年10月26日

オーヴェル・シュル・オワーズの音楽祭(2019年)福間洸太朗さんのピアノリサイタルでした☆

今頃ですが、2019年7月3日 フランスの村、オーヴェル・シュル・オワーズを訪れました。LE FESTIVAL D’AUVERS-SUR-OISE、オーヴェル・シュル・オワーズの音楽祭が6月4日〜7月4日まで開催されていました。

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場所はノートルダム教会です。

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ゴッホが1890年に描いた教会です。ゴッホは亡くなる前、71日間をこのオーヴェル・シュル・オワーズで過ごしました。

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音楽祭の出演者が掲げてありました。

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7月3日は日本人ピアニスト、福間洸太朗さんのピアノリサイタルです。

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2003年にこの教会を訪れた時、窓ガラスも割れたままで廃墟のようでした。このように音楽祭が開催されるようになったとは驚きでした。

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ゴッホが描いた教会で福間洸太朗さんのピアノが聴けるなんて、なんて嬉しいのでしょうか。

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コンサートは21時、遅い時間からです。今日は村のホテルに泊まって、明日帰国します。

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グランドピアノ、ステージが美しいです。

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お昼にチケットを買いに行きました。良い席を案内してくれたのですが、風邪をひいていて咳込むと止まらなくなるので、出口に一番近い席にしてもらいました。

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天井が高くて、音が響きそうです。

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早めに行って、教会内の写真を撮りました。

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音楽祭のプログラムです。

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7月3日 福間さんのページです。先日あらためて読みました。
pdf化されています:https://www.festival-auvers.com/old/pdf/FAOB19.pdf

Schubert, Haydn, Fauré, Satie, Weissenberg, Matton
シューベルト、ハイドン、フォーレ、サティ、ワイセンベルク、マトン
の曲を演奏されました。
福間さんは流暢なフランス語でご挨拶、曲紹介をされていました。休憩を挟んで、アンコールの後はスタンディングオベーションでした。
私は咳が出ないようにと気が気ではなかったのですが、福間さんの演奏は美しかったです。

コンサートの帰り道、前を歩いていた男性お二人がコンサートの感想を熱く語っていました。私の能力では理解できませんでしたが、福間さんの演奏を褒めておられたのは分かりました。
音楽知識の浅く、ほとんど観光目当てで来ているようなお客は私だけのように思えました。
が、もう一度オーヴェル・シュル・オワーズに来れた事、美しい麦畑を見て、ゴッホと弟のテオのお墓詣りができた事、美術館も訪れることができて、とても楽しいフランス1日の滞在になりました。この旅はスコットランド、北アイルランド、イングランド、ベルギーと周って、最終日がオーヴェル・シュル・オワーズでした。
福間さんのヨーロッパでのリサイタルにいつか行けたらな、という希望が叶いました。

ホテルまでの帰り道、美しい星空を見ました。もう十分やり切った、もうこれで旅行は終わりのような気がしました。事実2020年のコロナ発症から3年間、ヨーロッパに行くことが出来なくなるのです。

帰国して色々と忙しく最終日のコンサートの事を記事にすることが出来なくて、5年も過ぎてしまいました。




posted by jirokayo at 02:41| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする